オーディションに受かる人は、審査員の印象に残るくらいの自己PRをしているというイメージがありませんか?確かに、オーディションではいかに審査員の印象に残るかが勝負になるといっても過言ではないですし、審査員のウケが悪ければ落ちてしまうのも仕方ありませんよね。

さて、そこであなたが考えたのは”オーディションの場でライバルより印象に残るにはどうすれば良いのか”ですよね?でも、実は審査員の印象に残る方法というのは、いつの時代もいたってシンプルなのです。そこで今回は、オーディションで審査員の印象に残る人の共通点は、実はとてもシンプルだったということをテーマに、審査員の印象に残るためには何をすれば良いのか、1つずつ解説します。

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オーディションで審査員の印象に残る人の共通点

オーディション 印象に残る

いつの時代もオーディションで審査員の印象の残る人の共通点はいたってシンプルで、それは”審査員が欲しいと思った人”です。もう少し具体的に言えば、事務所の色とマッチした人が応募してくれば、必然的に審査員の印象に残るでしょうし、当然オーディションにも受かるのです。

ただ、こんな適当な説明で「あ~なるほどね(笑)」とすぐに納得できるなんて人はいないかもしれません。…ですが、本当にこのくらいシンプルなことなのです。あなたは審査員から見て欲しいと思えるくらいに魅力がある人なんですか?

「審査員の印象に残る人」とか「魅力がある人」とか、どれも抽象的で具体的じゃないからモヤモヤするかもしれません。ですが、この一言にどれだけの意味が詰まっているのか、それをしっかり理解できている人だけがオーディションに受かるのです。

でもこの言葉って、時には都合の良い言葉にしか聞こえないこともありますよね?オーディションに落選する度に「キラリの光る人が合格するもんなんだよ(笑)」なんて言われても、そう簡単に納得できないですよね。なので、次の項目から具体的に説明していきますので、この記事を最後まで読んで、オーディションで印象に残る人の共通点を学んでください。

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オーディションの一次審査に受かる人は一瞬にして決まる

事務所側が欲しいと思った人がオーディションに合格できるわけですから、その勝負は本当に一瞬にして決まります。一次審査(書類審査)でいえば、応募者のバストアップ写真と全身写真を見て合格するかしないかが決まります。

印象に残る応募者の写真を見て合格かどうか決めた後、志望動機や自己PRを見て二次審査で実際に会いたい人か決めます。写真はその人の雰囲気が事務所の色に合っているかを見ることが多いですが、一方で志望動機や自己PRは、その人の内面を判断する材料になるのです。

審査員のような人を見極めるプロからすれば、履歴書に書かれた志望動機と自己PRの内容と文章の書き方で、その人が一体どのような性格をしているのか、どれほど本気でオーディションに応募してきたのか、大体分かるものなのです。

『下手な鉄砲も数打ちゃ当たる』ということわざがありますよね?とにかく、落選することは気にしないで、何度もオーディションを受けまくるという精神は大切なことです。ただ、その意味をはき違えて、一次審査で用意する写真や履歴書を適当にしてしまう人は絶対にオーディションに合格できません。

オーディションの二次審査は疑惑が確信に変わった人が受かる

そもそもオーディションでは、一次審査の段階で事務所の持つ雰囲気とマッチングした人が合格します。とはいえ、所詮一次審査で確認できるのは、応募者の写真と文章だけなので、実際に会ってみないと分からないことだって沢山あります。

何故なら、オーディション用の写真なんて自分が一番魅力的に写っているものだけを選んでいるだけですし、志望動機や自己PRだって、何度も書き直して一番完璧に書けたものだけを用意するはずですよね?

それってもちろん一次審査を合格するために必要なことですが、二次審査の面接で実際に応募者と会ってみると、写真と雰囲気が違っていたなんてことは珍しくありません。つまり審査員からすれば、写真に写っていた人物と実際に会った人物のギャップが悪い意味に働けば、当然二次審査で落とすのです。

そしてもう1つ。例え見た目が合格だったとしても、会話のやりとりが微妙だったり、履歴書で書いていたはずの志望動機や自己PRに関しての内容について話が広がらなければ、当然審査員のウケも悪いので落とされます。ちなみにその審査員の気持ちを代弁するなら、「君は一体何のためにこのオーディションを受けたの?」でしょう。

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オーディションで審査員の印象に残る人は礼儀とマナーがある

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さて、ここまでは審査員側に立って説明してきましたので、この項目からはあなた側に立って疑問を解決していきたいと思います。まずオーディションで審査員の印象に残るためにすべきことですが、あなたは最低限の礼儀やマナーを持ってオーディションに応募していますか?

例えば、当サイトでもよく「オーディションをキャンセルしたいです!どうすればいいですか?」といった問い合わせが届きますが、そもそも当サイトはオーディションに合格するための対策方法を紹介しているサイトであって、オーディションを行う企業ではありません。

上記のような人が一定数いるという現実、つまり、当サイトが何のためのサイトかも理解できず、オーディションのキャンセル方法も聞く始末…。本気で夢を掴むためにオーディションに応募する人からすれば「あんた舐めてるだろ?」と言われても仕方ありません。

自分の都合だけしか考えないような人は、オーディションを受けても合格しませんし、「まぁそもそも別に本気で受けようと思ったオーディションじゃなかったし(笑)」と思うような人も要注意です。そう考えることが癖になってしまうと、自然と発言・仕草・態度にも表れるので、それに気付いた審査員からの印象は最悪でしょう。

審査員に対する言葉遣いは守れるか

「最近の若い子は・・・」とまでは言いませんが、最近は敬語で話すことができない人も多いです。一番厄介なのは、自分では敬語だと思っていることが、実は全く敬語ではないパターンです。

芸能界を始めとして、エンターテイメントの業界は人と人が繋がり、信用と信頼がものを言う世界です。そして縦社会でもあるので、目上の人や先輩に対する言葉遣いには細心の注意を払う必要があります。そしてその言葉遣いを見るのも審査員の役目なのです。

時間を守って遅刻はしないか

オーディションの面接が始まる時間を守っているか、もしくは遅刻しなかったか、これらも審査員はしっかり見ています。そもそも遅刻するような人が審査員の印象に残るわけがありませんし、遅刻した時点で落選確実です。

遅刻するという事は、自己管理が全くできておらず、約束を守ることもできない人だというレッテルが貼られるのです。エンターテイメントの業界は、たった1人の遅刻が何十人何百人という人に迷惑を掛けます。責任感を持たない人にチャンスは与えられません。

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オーディションに合格することが目的になっていないか

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オーディションを受ける上で、合格を目指すことは当然のだと思っていませんか?いいえ、それよりも大切なのは、あなたが一体何を目指しているのか、そして何になりたいのか、これが大切なんです。

その目的が明確にあれば、あなたがどんなオーディションを受けても、ブレずに審査員に志望動機や自己PRをしっかり伝えることができます。オーディションで印象に残る人の共通点は、自分が一体何をしたいのかがハッキリ伝える人なのです。

オーディションの合格を目的としている人は、審査員から「何故あなたはこのオーディションを受けたの?」と質問されても、「いや…その…」と言葉が詰まることが多く、自信を持った発言ができません。もしくは「○○さんのようになりたいから」とか「俳優になりたいから」など、ありきたりなことしか言えないパターンに陥りがちです。

審査員の印象に残る人は、もっと具体的かつ明確に自分の気持ちを伝えることができるので、芯が一切ブレません。なので、何回もオーディションを受けていると、いずれ自分の考えや目標に共感してくれる審査員と出会うことができ、オーディションにも受かるのです。

自分の個性をアピールできないオーディションを選んでも意味は無い

一番やってはいけないのは、「取り合えずどんな芸能事務所でも良いから入りたい!」からといって、そこまで興味も無かったオーディションにも片っ端から応募するという行動です。オーディション経験を積むためには良いかもしれませんが、だからといってやみくもに何でも応募することだけは避けましょう。

そして、合格したいからといって、自分の本来持っている個性を無くしてまでオーディションを受けることもオススメしません。どうせなら、自分の個性を受け入れてくれそうな事務所を探して、その事務所のオーディションを受ける方が、あなたの熱い気持ちも審査員に伝わりますし、印象にも残ることでしょう。

オーディションや事務所の雰囲気に自分から合わせるよりも、自分の雰囲気に合った事務所やオーディションを選ぶことの方が大切なのです。例えると、ゲーム関係の会社に就職したいなら、自分が入りたいと思ったゲーム会社へ就職活動をすれば良いわけです。

「とにかく会社に入らないと・・・!」という焦りで自分の好きでもない会社に入っても、結局やりたいことができないので、本来自分が持っている強みが全く生かせませんよね?

オーディションの一次審査で審査員の印象に残る人がしていること

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オーディションの一次審査では、審査員にとってあなたの第一印象が決まるものと思って良いでしょう。一次審査では、いかにして写真と文章で審査員にインパクトを与えるかを重視するようにします。

ここで注意したいのは、インパクトを重視するがあまり、オーディションを受ける上で相応しくないことをしてしまうこと。写真でいえば、とにかく目立つことだけを考えた服装や髪型にしたり、女性ならメイクもガッツリしているなどです。

志望動機や自己PRなら、明らかに嘘だと分かる内容だったり、話を大きく盛っていたり…。これらは全部審査員に見抜かれてしまいますので、避けておいた方が無難です。

審査員からすれば、良くも悪くもありのままのあなたが見たいので、嘘で塗り固められた自分をアピールしても合格することはできません。

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一次審査で印象に残る写真の例

実際のところ、オーディション用の写真で審査員の印象に残るかは、その事務所側にとってあなたが好みのタイプだったかどうかで決まります。なので、最低限オーディションのルールに沿ったバストアップ写真と全身写真が用意できていれば、後は運に身を任せるしかありません。

なので、そういう意味でも、自分の雰囲気と似ているタレントやアーティスト所属している事務所のオーディションを受けた方が良い場合もあります。モデル事務所なら自分のスタイルがアピールできる格好を、芸能事務所ならそこに所属しているタレントを公式HPで見れば、どういう雰囲気の人が所属しているか簡単に分かります。

つまり、オーディション用の写真を撮る前には、まず事務所に所属している人の髪型や服装を真似てみるのもオススメです。今やYouTuberを始めとした人気クリエイター達の影響を受けて、奇抜な髪色や服装にする人も多くなりましたが、残念ながらオーディションでは通用しません。

バストアップ写真においては、あなたの顔の雰囲気や表情を見たいので、前髪を上げておでこを見せるのも効果的ですし、髪が長い人は、かき分けるようにして、顔の骨格を見せるようにすると良いでしょう。全身写真はあなたのスタイルを見たいので、足をクロスさせる程度のポージングくらいに留めておきましょう。狙いすぎるポージングは受け入れられません。詳しくは下記の記事で。

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一次審査で印象に残る自己PRの例

審査員にとっては、個性があって意外性もある、そんなインパクトを持った自己PRが印象に残るのです。1つの例として、裁縫が得意な男性ってそれだけで意外性がありませんか?でもこれだけではまだ意外性だけで終わってしまいます。インパクトを与えるには、その裁縫の実力がどれほどなのかということ。

例えば裁縫で人形を作ったとか、その人形の作品が何かで選ばれて賞をとったとか、実績を含めながら自分の特技をアピールすることで、審査員の印象も強く残るでしょう。とはいえ、何でも意外性のあるスキルをチョイスする必要はありません。

あなたがもしサッカーが得意なのであれば、それもれっきとした自己PRの1つですし、大会での優勝実績があるなら、更に大きな自己PRの1つとなります。ただ、他のライバルと差を付けたいのであれば、そのサッカーの技術が”サッカー以外のどの場面で発揮されたか”というエピソードを書くのも意外性のアピールとして面白いと思いますよ。

今の時代に沿った趣味があるのも面白いと思います。例えば、今AIが注目されている現代ですから、もしプログラミングができるなら、それも大きな自己PRになります。もちろんプログラミングができるだけでなく、そのスキルで過去にどんな作品を生み出したのか、その実績を書くことで、審査員の印象に残る自己PRが出来上がるのです。詳しくは下記の記事を参考にしましょう。

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オーディションの二次審査で審査員の印象に残る人がしていること

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一次審査では、せいぜい写真と文章でしかアピールすることができませんでした。しかし二次審査では、実際に審査員を前にしてあなたが将来成し遂げたい夢や目標をアピールできるので、これほどチャンスだと思える事はありませんよね。

ただ、オーディションによって1人に与えられる時間は違いますので、15秒なら15秒、30秒なら30秒と、その限られた時間の中で最大限にアピールしましょう。1分以上の面接形式なら、落ち着いて審査員に質問されたことに対して具体的に伝えてあげましょう。

服装や髪型に関して気になってしまう人も多いですが、自分に似合っていれば何でも構わない場合が多いです。ただ、あまり見た目で目立とうとしなくて良いので、服装も無地かつ無難なものにし、髪型も表情や骨格が分かりやすいものにしましょう。

印象に残るか残らないかは、あなたの見た目だけで決まるわけではありません。審査員はあなたとの会話のやりとり、言葉遣い、仕草、話している時の表情、態度など、様々なところから総合的に審査しているということを忘れないでください。

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二次審査の場で印象に残る自己PRと志望動機の伝え方

勘違いしている人も多いですが、一次審査で用意した履歴書に書いた志望動機や自己PRをそのまま伝えても、審査員の印象には残りません。だからといって、難しく考えることはありませんし、とてもシンプルであることが、次の説明で分かるはずです。

履歴書に書く志望動機や自己PRは、いかに短文にまとめて、そして審査員にアピールできるかが課題になるはずです。つまり、あなたはもっとアピールしたかったものがあったのに、文字数の制限で細かく伝えたいことが伝えられなかったのではありませんか?

二次審査では、あなたが伝えきれなかったアピールポイントをもっと深くまで説明することができる場なのです。ここで注意点ですが、履歴書にはサッカーについて自己PRしたのにの関わらず、二次審査で「実は水泳もできるんです!」といった別の特技をアピールすることは避けましょう。1つの分野について徹底的に自己PRして下さい。

志望動機に関しては、何故このオーディションを受けたのか、あなたは将来何をしたいのか、自分の持っているスキルで事務所にどのように貢献できるのか、これらを明確に伝えましょう。詳しくは下記の記事で分かりやすく解説しているので、参考にしてください。

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二次審査の場で印象に残る特技や課題を披露するために

二次審査によっては面接だけでなく、与えられた課題(演技や歌など)を披露しなければいけない場合もあるでしょうし、自分の特技を披露しなければいけないこともあります。

与えられた課題を披露しなければならない時、多くの人が披露するほどのスキルが無いと自信を無くします。…が、そこまで心配になる必要はなく、むしろ根拠の無い自信を持つくらいで丁度良いはずですよ。

審査員が見ているのは演技力でも歌唱力でも無く、あなたが課題に取り組んできた姿勢なのですから。別にこれは綺麗事ではなく、本当に審査員は必死になって課題に食らいついたんだと分かる人の努力は見逃しません。…が、もちろん姿勢や熱意だけで合格するわけでもありません。

まだ右も左も分からない素人に、演技力や歌唱力なんて求めていません。本当に審査員が求めているのは、オーディションに合格した後も向上心を持って努力できるか、本当にこれだけなのです。「自分には無理なんだ・・・」とか「自分はセンスが無いんだ・・・」とか、最初から諦めて何も行動に起こせない人なんて、それこそ必要ありません。

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オーディション会場で審査員以外のスタッフからも好感を得る重要性

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審査員だけに良い顔をして、オーディション会場のスタッフには態度が悪い人も意外といます。あなたは気にしていないかもしれませんが、実はそんなあなたの態度の悪さを見て審査しているケースもあるのです。

オーディションによっては、応募者と関わりのあった受付のスタッフなどに「印象に残る人はいませんでしたか?」と聞く審査員だっています。遠足は準備をする段階から家に帰ってくるまでが遠足なのです。

それと同じで、オーディションも準備をして会場に向かい、その会場を後にして家に帰るまでがオーディションであることを強く意識してください。

常に緊張感と人から見られているという意識を持って、誰とでも分け隔てなく接し、誰からも好感を得られる人になりましょう。オーディションに不合格になっても、その会場で別の話が舞い込んでくる可能性も0ではありませんし、スカウトされたなんて稀なケースも存在しますから。

会場の控え室もオーディションの場である

これはある程度オーディションを受けて慣れてきた人に多いのですが、他のオーディション参加者の人と「緊張するね~!」とか「○○ちゃんは何を目指しているの~?」とかベラベラ余計な事を喋っている人がいます。

ですが、この光景も見ている人は見ています。もちろんオーディションを前にして、このようにベラベラ緊張感無く話すような人は、結果的に審査員からの印象も悪くなり、当然オーディションにも合格できません。

他人の事を気にしている暇があったら、どんな自己PRをしようか考えたり、披露する特技や課題のイメージトレーニングをするなど、他にも色々することがあるはずです。

控え室は、いわば本番を前にして集中力を高めることができる最後の砦だと思ってください。ここで集中できるかできないかで、オーディションの合否も大きく関わってくるでしょう。

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オーディションで印象に残る方法は、実はとてもシンプルだった件

オーディション 印象に残る

オーディションで審査員の印象に残る方法を探している人は、結局”オーディションの合格率””受かる方法”を探すような人達と一緒です。もちろんそれは悪いことではありませんが、残念なことにオーディションには受かる方法も合格する方法もありません。

オーディションに受かる人というのは、ただひたすら自分の魅力やスキルを伸ばして、礼儀やマナーを持っていて、自分がやりたいと思ったことだけに全力で取り組んでいるだけなのです。オーディションによって自分のキャラクターを変えることはほぼありません。

「オーディションに受かるのは運だ」と結論付けるわけではありません。ただ、オーディションに受かる人は、その時にたまたま事務所が求めていたキャラクターだったというだけの話なのです。あなたがオーディションに落ちても、それは別にあなたのせいではなく、たまたまその事務所が必要としていたキャラクターではなかっただけです。

なので、あなたがすべきことは非常にシンプルで、自分のスタイルを貫き通して、最低限の人間力を身に付け、多くのオーディションに挑戦するだけです。10回でも20回でも受けて合格できなければ、100回でも200回でも受ければ良いのです。そうすれば、いずれあなたを求めている事務所に出会えるはずです。

どうしてもオーディションに合格できないなら・・・


ここまで長々と解説してきましたが、「理屈では分かったけど、早くオーディションに合格したい!」と考える人もいると思います。そのような人は、自分だけの魅力に気付かせてくれたり、自分のスキルを伸ばしてくれるスクールまたは養成所などに通うことが確実と言えるでしょう。

例えば当サイトでは、芸能界を目指す方に『テアトルアカデミー』という養成所をオススメしてきました。赤ちゃんモデルを抱える芸能事務所のイメージを持つ人もいると思いますが、俳優・女優や、モデル、アイドル、芸人、ダンサー、声優など、プロの講師によって様々な分野のレッスンを受けることが可能なのです。

養成所の強みはこれだけではなく、オーディションで審査員の印象に残るためにはどんなアピールをすれば良いかを初め、オーディションに合格するための対策をしっかり学ぶことができます。なので、それだけでも世の中のライバル達から一歩リードすることができます。

なお、テアトルアカデミーは芸能事務所としても機能していますし、中にはスターダストプロモーションやオスカープロモーションなどの大手芸能事務所に移籍された人も数多く存在します。オーディションも無料で受けられますし、チャンスを掴むための入り口としてもオススメします。テアトルアカデミーに関しては、下記のカテゴリーページから気になる記事を読んでみると良いでしょう。

『関連カテゴリー』

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オーディションで印象に残るには当たり前のことを続けよう!

オーディション 印象に残る

オーディションで印象に残るには、あなたの内面から滲み出る思いを審査員に伝えられるかが鍵になります。この記事でも何度かお伝えしましたが、オーディションに受かる人の共通点はいつもシンプルで、本当は誰にでもできることのはずなのに、大半の人は途中で諦めてしまうのです。

それは、ただひたすら自分だけを信じて努力を惜しまないことと、何度オーディションに落ちても決して諦めないことの2つだけです。ライバルと自分を比較しても意味がありませんし、あなたにはあなたしかない魅力が絶対にあります。絶対です。自信を持ってください。

ここまでお伝えしたのに、まだ「そんなもの無いよ(笑)」と思っているのなら、自分で自分が信じられないなら、そんな人はこれからも逃げ続ける人生を歩めばいいです。べつにオーディションを受けることが全てではありませんし、別のワクワクする道が見つかったのなら、そっちに全力で取り組めば良いだけなのです。

逆に「私は絶対に諦めない!」とあなたが思っているのなら、自分が納得できるまでひたすら挑戦し続けてください。オーディションには50回も100回も受ける覚悟を持ちましょう。たった数回オーディションに落ちた程度で凹んでる場合じゃありませんよ!さぁ一緒に頑張りましょう!

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