あなたは今、オーディションを受けることに対して非常に緊張している状況ではないでしょうか?ただ、この記事を読みに来ていただいた方の状況も人によって様々で、

  1. 初めてオーディションというものに応募する状況。
  2. あと数日後にオーディションが始まるという状況。
  3. 今日がオーディション会場に向かう日という状況。
  4. 今まさに二次審査で面接を受ける直前という状況。

…など、ざっくり分けて上記の4パターンになると思いますが、一般的に考えれば4に近付くほど緊張も大きくなることでしょう。オーディションを初めて受けるという方はもちろんのこと、これまである程度受けてきたという経験者であっても、いざオーディション当日ともなれば緊張してしまうものです。

そこで今回、この記事ではオーディションを受ける上で緊張しない方法をメインテーマとしながらも、そもそも人は何故緊張するのか、『緊張』の正体がどこからくるのかについて触れながら、様々な角度から解決方法を紹介したいと思います。そもそも根本的に『緊張』というものの正体を知らなければ、いつまでも緊張の呪縛から解き放たれることはありません。

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オーディションで緊張しない4つの方法【精神編】

オーディション 緊張しない方法

とはいえ、今まさにオーディションが始まる直前という方は、すぐにでも緊張状態をほぐしたいため、震える手で”即効性のある緊張しない方法”をスマホで探していらっしゃることと思います。なので、前説はこのくらいにして置き、まずはオーディションで緊張しない方法について【精神編】をお送りしたいと思います。

オーディションで緊張しない方法を紹介しているサイトは数あれど、どれもやり方が抽象的だったりして、「もう少し具体的に説明してほしい!」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?特に切羽詰まった状況の方にとっては、正直今その場でリラックスするために深呼吸をしたところで、極度に緊張した状態なんてすぐに治る状況じゃないと思います。そのため、まずは下記のポイントを意識してください。

  1. 緊張はやる気や集中力が増すための味方。
  2. 得体のしれない何かに怯える必要は無い。
  3. あえて自分は求められていないと思ってみる。
  4. 余計なプライドは捨ててみる。

いかがでしょうか。「深呼吸しよう」でも「自分のスキルに自信を持とう」でも「緊張しているのは自分だけじゃない」といった内容でないことに少し驚いたのではないでしょうか?確かにリラックスすることや自分の実力に自信を持つことは大切ですし、それらは緊張しない方法として決して間違ってはいません。ですが、そんなありきたりな方法ならどこのサイトでも紹介されています。

1人1人の状況や背景を想像しながら緊張しない方法を紹介しようと思えばキリがありません。ただ、人が本気で緊張する状況というのは、基本的にその緊張する物事がもうすぐ行われるという状況なのではないかと思います。なので、即効性が必要という状況の方は、まず上記4つを意識してみて下さい。それでは詳しく1つずつ解説していきます。

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緊張しない方法①【緊張は自分の味方だと思うべし!】

オーディション 緊張しない方法

あなたは緊張することが何か悪いものであるかのように思ってはいませんか?いいえ、適度の緊張はむしろ人のやる気や集中力を増すというメリットがあるのです。なので、まずは緊張している自分自身を褒めてあげても良いのではないでしょうか?例えば、自分だけが極度に緊張している一方で、緊張の様子も全く無くヘラヘラしている他人を見ると「あなたたちは気楽で良いよね~」と思いませんか?

でもあなたが思ったその気持ちって、どこか人を見下しているような感じにも思えませんか?確かにそう思えるほどあなたは本気で練習したり勉強してきたのかもしれません。ですが、もし必死になって頑張ってきたあなたが選ばれず、ヘラヘラしていた友達が合格した場合、「緊張して本来の実力が発揮できなかった・・・」「緊張してしまうからいけないんだ・・・」と自分を責めてしまうのではないですか?

ですが、緊張していたあなたが悪いなんてことは全くありません。人は適度に緊張があるからやる気も出るし、集中力も増すのです。ただ、あなたが今、不安な気持ちになっているのであれば、それは緊張というよりも自分に自信が無いからなのかもしれませんよ?自信が無いということは、”誰にも負けない自信が持てるほど自分は頑張ってこなかった”ということを暗に認めてしまうことになります。

”ズキッ”っときた方もいるかもしれませんが、ネガティブに考える必要はありません。人は不安があるから大きく行動ができるので、「まだ自信が持てるほど自分は練習も勉強もしてこなかった」に思うなら、あなたはまだまだ成長できる段階にいるということです。そう意味では、少し楽な気持ちでオーディションに臨んでみようと思えませんか?大丈夫!緊張はあなたの味方なんですよ!

何度もオーディションに落選している方の場合


緊張しないためにあえて気楽な気持ちでオーディションに挑戦してきたという方もいると思います。ですが、落選ばかり経験し、徐々にオーディションを受けるたびに緊張するようになった方もいることでしょう。経験していくということは、つまりその事について詳しくなっていくということでもありますから、その中で自分の立場というものを知った時、大きな”緊張モンスター”が現れてしまうのかもしれませんね。

ですがその緊張モンスターも、自分の味方だと思って良いと思いますよ?緊張するということは、それだけ自分が本気になって頑張ってきたという証でもあるのですから、まずは頑張ってきた自分を素直に認めてあげ、後はその頑張ってきたスキルを審査員にぶつけてやるくらいの気持ちで良いのです。オーディションの合格・不合格を今さら考えたところでどうしようもありません。

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緊張しない方法②【得体のしれない何かに怯えないこと!】

オーディション 緊張しない方法

ここでいう”得体のしれない何か”とは、もちろん”緊張によって生まれる対象”のことです。これだとまだ曖昧ですね。つまりオーディション会場の雰囲気や審査員という物理的な存在だったり、「このオーディションに絶対合格しなくちゃ!」という精神的な焦りの存在ことをいいます。緊張する対象は人によって違いますが、緊張しない方法が知りたい方は、今この得体のしれない存在に対して不安になっているのではないですか?

大丈夫です。審査員を何か大きな存在だと考えたり、オーディションに絶対に合格しなくてはいけないという気持ちは、取り合えず今は考えなくて良いです。それを考え始めたところであなたに何ができるのですか?色んな感情が一気に押し寄せてしんどくなるだけなので、まずは「僕はただオーディションを受けに来ただけ」と考えるだけで良いのです。

「それでも緊張するものは緊張する」という方、あなたは得体の知れない何かに恐れているだけなのです。あなたがそれを生み出してしまったのは、あなたが本気で頑張ってきたことが相手に評価されるかどうかという心配や不安、もしくは落選した時のことを無駄に考えるからです。もっと簡単に言えば、あなたは気持ちの面ですでに負けているだけなんです。

「(結果を出さなきゃ・・・)」とか「(僕が合格なんてできるのかな・・・)」とか、今更考えても意味がありません。合格を決めるのはあなたではなく審査員です。自分がやってきたことを後悔せずに披露できるかできないか、それだけなんです。むしろ、逆に”得体の知れない相手”を飲み込んでやりましょうよ。「緊張する対象は野菜だと思え」という言葉と同じく、身近なものだと考えれば緊張も軽減されるはずですよ。

緊張するのはあなたが責任感の強い真面目な方である証


実は緊張する人というのは、相手の事を優先的に考えたり、周囲からの評価に敏感になってしまうような、「常に100%の結果を与え続けなくちゃ!」という責任感の強い真面目な人です。それゆえに、100%の力が発揮できるか分からないような環境に飛び込むと、大きな緊張状態となり、不安になったり心配したりしてしまうのです。

責任感の強い真面目な方は確かに人として素晴らしいですが、オーディションの時くらいはもっと楽に考えて、「30%くらい発揮できれば上出来かな!」くらいの気持ちで大丈夫です。気楽にオーディションに臨むくらいの気持ちでいた方が、時に100%以上のポテンシャルが発揮される場合もあるのですから。オーディションはあなたの思う通りに進んではいきません。だったらたまには流れに身を任せてみるのも良いんじゃないでしょうか?

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緊張しない方法③【あえて自分は求められていないと思ってみる】

オーディション 緊張しない方法

オーディションを受ける時、あなたは「審査員が求めるものには絶対に応えなくちゃいけない」と思っていませんか?でも、一度それを考え始めて、結局それで審査員の求めるものが何か分かったのですか?恐らく大半の方は分からないでしょうし、審査員が必要だと思う人材は審査員にしか分かりません。つまり簡単に言うと、勝手に自分のハードルを高くするのはもう止めましょうということです。

そうやってハードルを上げていくから緊張してしまうので、「自分のスキルや考え方を審査員に伝えに行くだけ」と思うだけで良いのです。審査員が何を考えているか、事務所がどういった人材を求めているかなど、それを考えるのは家にいる時や暇な時にでもリサーチすれば良いのです。そして、自分がある程度デキる人材だと考えないようにすることも1つの手です。

つまり、あえて相手は自分のことを求めていないと考えてみるということ。これはネガティブに捉えるということではなく、あくまで緊張を解きほぐすための考え方になります。相手から何かを求められていると思うと、途端にあれこれ考えてしまい、結局自分のペースが乱れてポテンシャルが発揮できなかったというパターンは非常に多いです。

なので、オーディションの時くらいはもっと気楽に考えて、「まぁ私が必要な人材だったら合格するよね~」くらいの気持ちで臨めば良いんです。審査員の気持ちなど知ったこっちゃありませんし、自分の頑張ってきた成果を披露するだけに集中すれば良いのです。

自意識過剰になる必要は無い場合もある


オーディションを受ける時はナルシストになるくらいで丁度良い場合もありますが、緊張してしまう方に関しては、逆にそこまで自意識過剰になる必要はありません。あなたが考えているほど、審査員はあなたに何も期待していませんし、何かをやってもらおうとは思っていません。だから先にあれこれ考えず、自分がこれまでやってきた成果を審査員に見せるだけで良いのです。

審査員の土俵にあなたが上がる必要もありませんし、単純に自分の存在を精一杯アピールすれば良いんです。変な小細工を考えても審査員には見抜かれてしまうので、腹を括って「やるだけやって後はどうにでもなれ!」の精神で大丈夫です。落選したからといってあなたの人生が終わるわけでは無いんですから、フッと肩の力を抜きましょう。

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緊張しない方法④【余計なプライドは捨てよう】

オーディション 緊張しない方法

プロの世界ではもちろん自分にプライドを持って活動されている方は多いですが、そのプライドは必要なプライドであって、成功する方は不必要なプライドは全て捨てています。緊張している今のあなたは否定するかもしれませんが、緊張する人というのは、自分に対して変なプライドを持っている方が多いです。

つまり緊張しやすい方というのは、自分が傷付くことを恐れるので、オーディションを受ける前から落選することだったり、自分の実力がどう評価されるか、それらをとても恐れているのです。そういう意味では、「諦めずに数十回数百回オーディションを受けるべし!」と説明する方が多いのも分かります。

何故ならオーディションに落選し続けば、否が応でも現実を知ることになり、場数を踏んでいくことで徐々に必要の無いプライドを捨ててオーディションに臨むようになるからです。改めて説明すると、時にプライドは自分の自信にもなりますが、反対に緊張する種にしかならない無駄なプライドだってあるということです。

自分がこれまで培ってきたスキルに相当な自信があるのであれば、プライドを持ってオーディションに臨めば良いですが、そのプライドが仇となって緊張へと繋がるなら、もういっそのこと開き直ってみましょう。あなたの実力がどれくらいなのか分かりませんが、上には上がいるので、結局一番大切なのは、スキル以上にあなたという個性がどれほど魅力的なのかということです。

強張った顔や身体をムニムニしたりパンパン叩いてみよう


ところで、あなたは今強張った顔をしていませんか?少しお堅い説明をしてきたので、あなたも神妙な面持ちでこの記事を読んでいらっしゃるかもしれませんから、一度ここで「ふぅ・・・」と一呼吸おいてみましょう。顔が強張っていれば身体も同時に緊張状態になっていると思いますので、自分の顔をムニムニ触ってみたり、パンパンと軽く叩いてみましょう。

ドラマとか映画でもあるじゃないですか?面接前や不安になっているシーンの時に、主人公が顔を振ったり叩いたりして「よしっ!マイナスに考えても仕方ないっ!」といって前を向くシーンが。まさしくあの感じで良いので、オーディション後の事なんて忘れて、とにかく今すべきことだけを考えましょう。そのために顔や身体に刺激を与えることも有効的ですよ。

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緊張の正体は『ノルアドレナリン』

オーディション 緊張しない方法

少し専門知識的な分野に寄り道するので、読んでて面白く無いかもしれませんが、実は緊張の元になっているのは『ノルアドレナリン』と呼ばれるもので、自分の前に重要な事態が起きれば、その事態に対処するためにこのノルアドレナリンが分泌されるようになっています。そしてこの物質が分泌されることで、交感神経が活発になるのです。

活動系の神経である交感神経が活発になると、呼吸が促進されたり、筋肉が固くなったり、あるいは汗が出てくるといった状態になります。つまり緊張というものは、この交感神経の動きによって起こるものなのですが、人によって大小分かれるので、緊張してしまうことによって起きる具合の変化も人によって個人差があります。

緊張になりやすい方は、この記事で何度も説明しましたが、いわゆる”私的自己意識”が高い人で、つまりは自分について考えるタイプに多いようです。例えば友達の影響をモロに受けるタイプだったり、自分に対する友達からの一言一言が気になってしまったりと、主体的よりも受動的になりやすい方が当てはまるかもしれませんね。

友達になりたいのに、「自分が話しかけて相手は迷惑じゃないかな」と、先にあれこれ考えて自分から積極的に話にいけない方も同じです。ただ、オーディションの場は友達を作る状況とは別なので、いつまで待っていても審査員から合格のきっかけを与えられることはありません。なら答えは1つで、自分から主体的に考えること、そしてそう考えることで緊張も少しずつ和らいでいくはずです。

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オーディションで緊張しない7つの方法【一般編】

オーディション 緊張しない方法

さて、ここまではオーディションで緊張しない方法として、精神的な部分にフォーカスした内容を紹介してきましたが、「何のことやら全然分からんかったわ!」という方に向けて、ここからは一般的に効果的だとされている方法もいくつか紹介しておきたいと思います。

人によって緊張度合いが違いますので、全員に当てはまる方法ではない場合もありますが、例え緊張度合いは違っても、結局同じ『緊張』であることに変わらないので、そこまで問題ないかと思われます。とはいえ、これから紹介する方法が必ずしもピタッとすぐ緊張が解けるというわけではなく、あくまで緊張が解けるきっかけの1つであることは理解しておきましょう。

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その①【自分が緊張していることを素直に認める】

緊張している時は、何故だか自分が緊張していることを隠そうとする方が多いですが、隠せば隠すほど自分の中でハードルが上がって余計に緊張してしまいます。なら、もういっそのこと自分が緊張していることを素直に認めて、審査員にも「すごく緊張しています!」と笑顔で公言しても良いかもしれませんし、むしろ好感を持たれるかもしれません。

それに、相手に対して自分が緊張していることを伝えてしまったので、自分の中で1つハードルが低くなり、その後はリラックスして面接に臨めるかもしれませんよ?よく言うじゃないですか、”異性に告白する前までは緊張するけど、一度気持ちを伝えてしまえばスッと緊張が解けて話せた”みたいなことを。あれと似ているかもしれませんね。

その②【審査員とマンツーマンで話していると考える】

オーディションともなれば、1対1ではなく複数の審査員を相手に話さなければいけない場合だったり、こちらも数人のライバルと共にグループ面接を行うケースも珍しくありませんよね。その環境では、その場にいる複数のライバルの存在や、複数の審査員の存在はいないものと思うと良いでしょう。自分の発言を他のライバルも聞いているという意識も捨てましょう。

あなたは別に聖徳太子なんかじゃないですし、審査員も一気に質問してくるわけじゃないのですから、もし審査員から質問された場合、その審査員と1対1で話していると思うことで緊張も緩和されます。その他の存在は視野に入れなくて良いので、目の前の複数の審査員から質問されたら、その質問してきた審査員とは個室で話していると思いましょう。

その③【面接が始まったら一言目は大きな声を出す】

これには少なくとも2つの効果があり、一言目に大きな声を出して話を始めることで、自分の心も大きくなり、自分の緊張をそらすことができるのが1つ目の効果。2つ目は、審査員からしてみれば、声が小さい人よりも声が大きい人の方が好感を持つことが多いからというもの。「声が小さいことも個性です」と、自分の保身のために言い訳せず、一言目だけで良いので、まずは大きな声で話してください。

大きな声を出すことで自分の心も大きくなって堂々と振る舞えますし、堂々と振舞えれば審査員にあなたの自信も伝わります。プラスのサイクルを生み出すことが可能なため、そのために最初の第一声だけ大きくすれば良いのです。とても簡単なこととは思いませんか?最初だけ開き直って大きな声を出せば良いだけなんですから。

その④【成功する人に失敗しない人はいない】

これまでオーディションで合格できなかった人なんていくらでもいますし、あなたの憧れの方も決してシンデレラストーリーを歩んできたわけではありません。あなたと同じく、オーディションで緊張することなんていくらでもあったでしょうし、そもそも不合格になった経験なんて数十回以上あります。

数十回どころか、人によっては数百回もオーディションで落ちた方もいるのですから。そういう方もいると思えば緊張も解けていきませんか?今大活躍している芸能人だって、指名が無い限りどこからともなく仕事が来るわけではなく、ドラマならドラマ、映画なら映画と、出演するためにはオーディションを受けなければいけませんし、あなたも知っている役者もそのオーディションで今でも落選していますよ?

その⑤【完璧主義者な自分からサヨナラする】

先述でも少し出てきましたが、完璧主義というのは、正直なところ全然必要ないものになります。そもそも何事も完璧に成し遂げることなんてできませんし、これは特に1つの道を極めた方ほど話すことが多いです。何事も計算しながら、そして細かすぎる部分にまで目が届くので、場合によってはプラスに働くこともありますが、主体的に動く必要がある業界では不必要です。

あなたの完璧なんて審査員も求めてないですし、審査員も完璧な存在じゃありませんから、まずは行動してから考えようという気持ちに切り替えましょう。後の問題は後で考えれば良いですし、オーディションに落選すればそれだけ自分の欠点に気が付きやすくなるのですから、あとはその欠点をコツコツ改善していけば良いだけなのです。

その⑥【頑張った後のご褒美を考えてみよう】

オーディションが始まる前に緊張してても仕方ありませんので、そういった時はオーディションに合格した後に自分にどんなご褒美をあげるか考えてみるのも良いかもしれません。緊張している今のあなたは少し視野が狭くなっていると思うので、ゲームのことでもお菓子のことでも友達と遊びに行くことでも何でも良いので、自分へのご褒美を考えてください。

そうすると、そのご褒美のために自分の持っている以上の実力が発揮されることもありますし、緊張が無くなったことによって声も体もいつも以上に調子が良くなることもあります。ただし、何でもかんでも頑張った自分にご褒美を与える癖が付いてしまうのも考えものですので、適度にしてください。

その⑦【緊張しているのは自分だけじゃない】

ありきたりな方法ですが、集団心理的なものを利用するため、緊張しているのは決して自分だけじゃないと考えましょう。この世の中に緊張しない人なんて存在せず、誰しもが本気になったことに対して、やはり相応の緊張はしてしまうものです。

周囲を見てみて、一見緊張していないように見える人がいたとしても、もしかすればその人は他のオーディションが本命であったりすることもあります。その人も本命のオーディションを前にすれば大きく緊張するわけですから、周囲の人が緊張していないように見えても気にしないようにしましょう。

やはり実践&イメージトレーニングは大事

オーディション 緊張しない方法

さて、ここまでは今緊張している状態のあなたに向けた解決方法を紹介しましたが、やはりオーディションを受けるにあたっては、事前に実践&イメージトレーニングしておく重要性を見過ごすわけにはいきません。演技の練習、歌の練習、コントの練習、ダンスの練習、楽器の練習など、どの練習も一通り終えたら、その成果を人に見てもらいましょう。

自分の家族はもちろんのこと、友達にみてもらったり、親戚にみてもらったり、とにかく第三者に自分のスキルを披露する経験を積むことで、いざ審査員を前に立っても緊張することは少なくなるはずです。練習した成果を知り合いに見てもらう程度で恥ずかしいなら、審査員にみてもらうなんて口から心臓が出てくるレベルではありません。

まずは、多数の人前で披露する事に緊張感を感じなくなるまでひたすら練習あるのみです。ポイントとして、全くの素人の人に見てもらうよりも、自分と同じものが好きだったり、またはある程度自分と同じ経験がある方に見てもらうと、緊張度合いも違うでしょう。もちろんそれだけ耐性も付くのでオススメです。

家族や友人に実践トレーニングに協力してもらった後も、自分の中でイメージトレーニングをするようになると良いでしょう。審査員から何を質問されるか、質問に対してどう答えるかなど、事前に復習しておくと、本番であれこれ不安になることも無くなりますし、「ここまでしてダメなら次だ次!」くらいに思っておけば良いんです。学校のテストみたいなものです。

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緊張を克服するためにスクールに通うのも1つの手


緊張しない自分になるためには、事前にその環境に慣れておくことが大切です。自分と同じ夢を志した仲間と共に、一緒にスキルを高め合い、時には厳しい目で審査してもらうなど、そういった経験がオーディションの場で最大のパフォーマンスを発揮できることに繋がるものです。今では動画でもSNSでも、ネット上には沢山の情報を簡単に入手することができます。

その中で、独学で勉強していく人も少なくありませんが、知識を得ることと実践経験を積むことはまた別です。やはり実際に経験することで知識を得るよりも早く上達しますし、自分が頭で思い描くイメージと同じようにいくかは、やはり実際にその場に立ってみないと分からないものです。

今あなたがスクールまたは養成所に通っていないのであれば、経験を積むために通い始めることもオススメします。当サイトではこれまで養成所として『テアトルアカデミー』を紹介してきました。歌手、俳優・女優、モデル、芸人などをはじめとして、テアトルアカデミーではあなたが目指す夢と同じ夢を持った仲間がいるので、お互いにスキルを伸ばしあえることができます。

プロの講師はもちろんですが、同じ世代の友達や先輩と交流を深めながら、オーディションで緊張しないような実践練習も行えます。今回は緊張に関してフォーカスしていますが、養成所の本来の目的は、実践経験とスキル向上なので、自分の実力にまだ自信が無い方は、一度養成所に通ってみるという選択肢を入れても良いのではないでしょうか?テアトルアカデミーに関しては下記のカテゴリーページから参考にしてみて下さい。

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オーディションで緊張しない方法は楽しむ気持ちが大切!

オーディション 緊張しない方法

というわけで今回は、オーディションで緊張しない方法について、そして『緊張』というものがどこからくるのか紹介してきました。オーディションに限らず、どんな場面でも、挑戦する人が本気であれば本気であるほど緊張してしまうものです。緊張しない人なんてこの世に一人もいませんが、経験を積むことである程度緊張しないようにはなれます。

この記事では緊張しない方法をいくつかに渡って紹介しましたが、最終的にはオーディションを楽しもうという気持ちがあれば、それが一番の緊張しない最善の方法なのかもしれませんね。楽しむ気持ちを持つことで、オーディションを受けることのワクワク感や自分の実力を試せるワクワク感が、変な緊張から解き放ってくれるはずですから。

何よりも後悔するのは、『緊張』というたった1つのものが原因で、オーディションを楽しむことができず、その結果、自分の最大限のパフォーマンスが発揮できなくて、緊張が解けた後に後悔するというパターンです。こうなれば悔やんでも悔やみきれないですよね。

オーディションにも種類がありますし、今まさに期間限定のオーディションを受けている方もいらっしゃることでしょう。そんな貴重なオーディションに緊張するなんて勿体ないですから、とにかく今自分が受けられることに感謝しながら、そのオーディションを全力で楽しんでください。あなたが楽しんでる姿は審査員にもしっかり伝わりますし、思わぬスカウトにも繋がるかもしれませんよ♪

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