芸能事務所のオーディションは、一般的に30秒または1分程度の自己PRを求められることが多いようです。30秒と聞くと、短いと思いますが、テレビCMの一本の長さは実は15秒が殆ど。15秒でしっかり内容が伝わってきますよね。その倍の持ち時間があると考えると、内容の濃い自己PRが可能だと思えませんか?

実際に30秒の自己PRで活躍している先輩たちがいるのが今の芸能界です。ちゃんと準備をして、悔いのないオーディションを受けたいものですね。受けの良いオーディションは、事務所ごと(仕事ごと)について、考える必要もあります。どのようにして特技をアピールするかも、コツがあります。次のセクションにて内容を掘り下げていきたいと思います。

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30秒の自己PRで披露する特技は一つで良い

オーディション 面接 自己PR 30秒 1分

まずは、30秒の自己PRについて考えてみたいと思います。自己PRで最も聞かれる可能性が高いのが特技ですが、言い換えると個性です。オーディションは外面だけでなく、あなたの“内側”も見ていることになりますね。

30秒と短いので、特技をあれこれと並べてしまっては、何の結果も生み出せません。一つの特技に絞ってその特技に興味関心を持ってもらうことが重要なのです。その場で披露できる特技が無い場合はどうすれば良いでしょうか?答えとしては日常生活で行っている事をまとめるだけで十分特技になります。

例えば、読書が趣味の場合、「図書館には週末必ず通って、10冊は本を借りてきて読んでいます」「好きなジャンルは推理小説ばかりです」と、具体的に踏み込むだけで、他人とは違うあなたの個性を出すことが出来ます。

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その場で披露できる特技がある場合は、クオリティーを高めておきましょう。レベルの低い特技だと、かえってマイナス評価になってしまうこともあります。

もし自信が無いようであれば、先述の通り言葉で表せられる特技に切り替える必要があります。また、楽器の自己PRも評判は良いのですが、準備に時間がかかったりすることが多いので、事務所によってはNGだというところもあります。

楽器を持ち込むと考えているのであれば、事務局に問い合わせをしてから持ち込むようにしましょう。当たり前ですが、自分を格好良く見せようとして、嘘の特技を盛り込むのは絶対に止めましょう。事務所の信頼を失いますし、すぐにボロがでてしまい、将来的に仕事を失う可能性が高いです。

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履歴書には経歴(芸歴)はきちんと書いておく

オーディション 面接 自己PR 30秒 1分

事務所に出す書類は、自分の言葉できちんと書きましたか?意外と、書類を親や友人に託している人がいるのです。面接官はしっかりとあなたの経歴書を読んでくれています。

その流れを汲んで、祖語(そご)の無い自己PRをすることが重要です。もし新たにアピールしたい特技が出来た場合には3秒ほどで流れを変えましょう。「今日は○○について説明します」だけで大丈夫でしょう。

ウケの良い自己PRは沢山ありますが、例えば歌やダンス、外国語や一発ギャグなどは比較的ウケが良いようです。芸人を目指している場合は笑ってもらえるようなものを目指し、タレントやモデルを目指している場合には、審査員の意表を突くような魅力的な特技でアピールしましょう。

事務所に所属してからも、仕事のオーディションがあることが多いので、将来のことを考えて、自己PRはきちんとマスターしておきたいところです。

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30秒の自己PRで審査員に個性を印象付けるために

オーディション 面接 自己PR 30秒 1分

見た目とのギャップを狙う意外性のある特技なども有効です。男性が趣味は「裁縫です」「ティータイムです」と自己PRすれば、審査員も「何故?(笑)」と食いついてくれるかもしれません。

その他には、30秒の自己PRの中に起承転結(一部省いても良い)を盛り込んで簡潔にアピールする方法がありますが、これは実際に少し難易度が高いので、紙に書いたり、または口に出して練習しておく必要があります。

ただし、起承転結を盛り込んでも、簡潔にアピールする必要があります。好きな漫画について解説するのも特技になりますが、作品のアピールになってしまわないように注意しましょう。

主役はあなたで、好きな漫画のフレーズを一つ暗記して、演じるようにキメ台詞をいってみるというのも有効な手段です。

オーディション 面接 自己PR 30秒 1分

自己PRで審査員は、あなたが芸能界で活躍できる能力を持っているか、今までの経験が芸能界で通じるか、個性や人柄はどうか、といった3点を中心に知りたいと思っているのです。

事務所によって、活躍してもらいたい芸能人像というのは異なりますので、あらかじめ、どのような芸能人が事務所に所属しているのかインターネットなどで構いませんので調べましょう。

今までの経験については、今後どのように生かされるのかの将来像を描くことになりますので、こちらも、所属事務所の芸能人のブログなどをチェックしてみると良いと思います。

最後に、あなたの個性を知りたいと思っていますので、自分がどんな人間なのか、一番理解しやすい点をアピールしましょう。所属事務所にそぐわない点はアピールしてもあまり意味がないと思ってください。

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きっかけをすべてチャンスにする

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事務所の方針にそぐわない個性のアピールはあまり意味がないと述べましたが、あまり自分の好みではない事務所も、味方につけてしまったら活躍できたというケースは多く存在します。

リサーチしたうえで、この事務所は自分には合わないとオーディションを受ける前から蹴ってしまうのではなく、初めのうちはどんな仕事でも柔軟に取り組む姿勢を見せましょう。

何も実績が無いうちに事務所選びをしているようでは、せっかくのチャンスを無駄にしてしまうかもしれません。芸能界ではハングリー精神が重要なのです。

事務所側も、所属したタレントを育てたいと思っていますので、どんなきっかけであれ、チャンスにしてしまうことが重要です。

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自己PRに1分以上の時間が与えられたときは?

オーディション 面接 自己PR 30秒 1分

審査員は、自己PRを通してあなたの個性や人柄を中心として、今までの経験などをなるべく短時間で知りたいと思っています。事務所と契約を交わしたら、あなたに賃金が事務所から支払われますので、この点は普通の就職の面接に通じる部分があります。

一般的な会社に入社する時も、できる限り審査員に良い印象を持ってもらうために徹底的にリサーチします。芸能界はイメージすることが難しい部分もありますが、一つ一つの仕事を丁寧にこなしてくれる、真面目な人柄も大切にしています。

何故なら現場に遅刻するような人柄では話にならないからです。1分の尺がある場合は、30秒の自己PRとは違って、質疑応答が入る場合が多いですので、芸能事務所のリサーチに従って自己分析を同時に行い、自己PRをします。

憧れの芸能人像について、そして同じ事務所の先輩を例に出して具体的に語れるようにしましょう。そして、これからも努力をしていくという姿勢を示しましょう。

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これから努力をしていくアピールについて述べましたが、ここはかなり重要で、芸能界で活躍するためには、日々努力が必要となる魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界です。

油断していると、あっという間に新人に仕事を取られたり、活躍できたのは一時だけだった・・・ということになりかねません。

一分の尺があれば、この人はどのぐらい活躍できるのか、すぐに判断が下りてしまうのです。テレビのバラエティでひな壇に上がっているorゲストの芸能人のみなさんを想像してください。

一時間の番組でも、話をしているのは一瞬です。そしてその一瞬で個性が光るものなのです。事務所側も、出来るだけ長く活躍してもらいと思っていますので、あなたのバイタリティーは重要になるのです。

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コミュニケーション能力を養う

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芸能生活にあたって、コミュニケーション能力を養うことは極めて重要です。審査員とコミュニケーションを取ることは大前提ですが、晴れて芸能人になった際には、カメラの向こう側の視聴者をグッと引き寄せてあなたの世界に入ってもらうことが必要になってきます。

そのためには審査員の問いに対し、予想を超える良いリアクションが必要になってきます。審査員はあなたの話す内容、ニュアンス、そして姿勢など全て見ています。なるべくあなたの人柄、個性が出るようにアピールしましょう。好感が持てる笑顔の練習も大切です。

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事務所のニーズをリサーチする

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オーディションの審査員は、あなたがその事務所が求める人物像とマッチングしているかどうかを見ています。ですので、先ほど述べた所属事務所のタレントについてインターネットなどで調べておくのは非常に重要なのです。「まさにこの人物を待っていた!」となれば、即採用となります。

要はオーディションで求められることというのは、あなたがアピールすることと、事務所のニーズの共通点を模索することなのです。

オーディションはお見合いのような『マッチング』だと考えてみると想像しやすいでしょう。つまり、オーディション一つ一つごとに、自己PRの文言は変える必要があるのです。

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この手間を惜しんではいけません。普段一緒にいる友人とも、話す話題は毎回別ではありませんか?悩みを相談できる友人、ただ集まってワイワイ騒ぐ友達、色々な付き合い方があるわけです。

事務所で具体的に言うと、清楚な感じが良いのか、体型は痩せていても太っていても良いのか、バラエティ向きの事務所なのか、モデルや俳優・女優向けの事務所なのか、できるだけ細かく把握する必要があります。

ですので、なるべく多くの情報をあらかじめ仕入れておく必要があるのです。情報も常に新しいものをチェックしましょう。また、今、勢いのある事務所と、そうでない事務所とでは、採用のスタンスが変わることも理解しておく必要があります。

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自分の魅力を列挙する

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事務所側の理想とされる人物像が思い浮かんだのであれば、それに沿うように自己分析をすると良いと思われます。特技や趣味、辛い経験から学んだこと、楽しかったこと、失敗から得たものなど沢山あります。

どこの事務所でもプラスのポイントになることは、遅刻をしないという点です。学校の授業には遅刻をしなかった、あるいは遅刻した際に、二度と寝坊しないように目覚まし時計を買い替えたなどのエピソードは好印象です。ですが、それだけで1分間を費やさないようにさり気なく添える程度にしておくことが重要です。

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実際にオーディションに挑戦して経験を積む

オーディションではいかに上手く自己PRできるかが合格のカギになっていると言っても過言ではありません。しかし、意外と自分を客観的に見ることができないという方は多いようで、それが原因で自己PRが苦手ということに繋がっているのかもしれません。しかしそのような方は、まず自分を客観視できるように練習することよりも、オーディションを受けて慣れる方が早いかもしれません。

そもそも当記事に訪れた方の多くは、これから数日後にオーディションが始まるという状況に置かれているのかもしれません。または届いた封筒の中に「30秒間(または1分間)の自己PRをして下さい」と書かれていたことにより、ネットで調べて当記事へと辿りついたのかもしれません。しかし、残念ながらこれからあなたが受けるオーディションに関してはこちらとしても何も言えません。

ただ、もし今回受けるオーディションに落ちてしまった場合、また別のオーディションに挑戦してみる、そして自分の経験値を上昇させることが有効です。そこでオススメしておきたいのが業界最大手とされるテアトルアカデミーのオーディションに受けてみるということ。オーディション自体は毎年季節関係なく募集されており、無料で受けることができるので練習目的で応募しても良いでしょう。

とはいえ、練習目的だけで受けることは非常に勿体無く、テアトルアカデミーはジャンル問わずプロに育成する非常に有名な養成所です。俳優・女優・声優・歌手・モデル・お笑い・その他など、様々な分野ごとに特化したレッスンと設備環境が用意されています。オスカープロモーションやスターダストプロモーションなど、テアトルアカデミーを経て大手芸能事務所に移籍された方も多いのでオススメです。

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失敗をバネにして挑戦する

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最後に、面接ではあなたの切り札を用意しておく必要があります。体型維持のためにトレーニングや食事制限をしていることも努力の証として見てくれます。そして、一度の面接に失敗したからと言って諦めてしまうようでは芸能界では生き残れません。

何故失敗したのかを分析して次に生かす必要があるのです。芸能界で一度大きく話題になって、その後急に音沙汰がなくなったと思えば、また再びテレビに出るようになったようなタレントさんは、失敗をバネにして常に努力をしているのです。

事務所側も、あなたに対し投資をすることになりますから、事務所側はあなたが幾ら稼いでくれるのか、どれだけ長く話題になってくれるのか期待しています。挫折しないアスリート並みのメンタルを持っているかどうかは非常に重要です。

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理想は常に話題をさらうような芸能生活が望まれますが、それほど簡単な世界ではありません。自分が芸能界で生きていくという気持ちに揺らぎがないか、今一度自分自身に問いかけてみてください。

そして、自分を客観的に見て、どのようなニーズがありそうなのか研究することが大切です。いきなり人間は変わることができませんから、自分自身を見つめることはとても重要ですね。

そして、緊張しやすい人は度胸をつけるように、そして積極的に普段から場の空気を読んだうえで前に出るように心がけましょう。撮影現場では独特の緊張感が漂いますので、その空気を読む力はとても重要なのです。

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