「女優になりたいけど、そもそも女優になれる確率ってどれくらいなんだろう・・・?」と、そう思ってネットやSNSで情報を調べている女性はいませんか?ドラマや映画に舞台など、女優になりたいと思ったきっかけは人それぞれ違うと思います。ただ、簡単に女優になれるはずがないことは理解してはいるものの、つい気になってしまうのが女優になれる確率ですよね?
そこで当記事では、女優になれる確率が一体どれくらいなのか、女優になるためには何を意識して何から始めれば良いのか、これらをテーマに詳しく解説していきたいと思います。キラキラ輝く女優の世界、イケメン俳優との共演、高額なギャラ、高所得な男性との結婚など・・・一度妄想し始めると止まりませんよね(笑)
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女優になれる確率ってどれくらいなの?
テレビを観れば非常に多くの女優が出演されていますよね。最近徐々に露出が増えている女優といえば、例えば白石聖さんや浜辺美波さん、清野菜名さんや今田美桜さんといったあたりでしょうか?もちろんこの他にも人気急上昇中の女優は沢山いますが、挙げるとキリがありません。
さて、そんな彼女たちのように、ドラマやCMに引っ張りだこな人気女優になれる確率は一体どのくらいなのでしょうか?残念ながら○○%という決まった数字を出すことは不可能ですが、ざっくり10万分の1程度と考えてもいいレベルでしょう。下手すれば100万分の1以上といっても過言ではないかもしれません。
東宝シンデレラオーディションを例にした確率
波辺美波さんを例にしてみましょう。彼女は2011年に開催された『東宝シンデレラオーディション(第7回)』に応募し、44,120人の中からニュージェネレーション賞を獲得しました。なお、このオーディションではグランプリに上白石萌歌さん、審査員特別賞には姉の上白石萌音さんや山崎紘菜さんを含めた計4人、そしてニュージェネレーション賞に波辺美波さんと小川涼さんがそれぞれ受賞しています。
単純に計算してみると、44,120人の中からこの7人が選ばれたので、当時賞を獲得できる確率は約0.016%だったということが分かります。つまり約6,300人に1人が選ばられた計算になるので、いかに狭き門であるかが分かります。彼女たちはこのような厳しい門をくぐり抜けて、現在は人気女優として活躍しているのです。
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スカウトを例にした確率
今でも「芸能界デビューといえばスカウト!」といったイメージを持つ方は多いので、SHIBUYA109や竹下通りなどの有名なスカウト場所をウロウロする方も少なくありません。ちなみに、その竹下通りでスカウトされた1人が白石聖さんです。『ゼクシィ』のCMへの出演で徐々に知名度も上昇している今注目の女優の1人ですよね。
しかし、スカウトされてから人気女優になるといったパターンは、ある意味オーディションでグランプリを獲得する以上に確率が低いかもしれません。竹下通りのような毎日数十万人以上が訪れる場所でスカウトされることはもちろんのこと、その後に受けるオーディションなどを考慮すると、とてつもなく低い確率になることは容易に想像できます。
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女優になれる確率は芸能事務所へ所属した後次第で変わる
女優を目指す多くの女性が勘違いしている点として、芸能事務所に所属すれば必ず女優になれると思っていることです。結論から言えば、例え芸能事務所に所属できたとしても、ドラマや映画、そしてCM等に出演することはできません。
これらに出演するためには、必ずまたオーディションを受ける必要があります。しかも、一般人の応募者が集まるようなオーディションとは全然違います。光る逸材として選ばれた女優の卵や、場合によっては今活躍している人気女優もこぞって応募してくるため、そんな強力なライバル達の中から出演権を獲得しなければいけないのです。
こういったオーディションでは、クライアントの求める見た目であること、そして出演できる相応の実力(※演技力や表現力など)がモロに試されるため、生半可な覚悟ではライバル達に勝つことは不可能です。なので、女優を夢見た多くの女性がオーディションに落選し続け、最終的に心が折れて女優の道を諦めてしまうという方も多いようです。
女優になれる確率は、芸能事務所に所属するためのオーディションだけでは計り知れません。芸能事務所に所属した後も、今度はドラマやCMへの出演をかけたオーディションを受け続けていく必要があるのです。なので、それら全てを含めると、当記事で「女優になれる確率が100万分の1以上」と説明した理由にも納得できるのではないでしょうか?
あの人気女優でさえも100回以上落選した経験を持つ
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女優になるには並大抵のメンタルではもちません。表舞台でキラキラした姿がある裏で、これまで相当な泥臭い下積み時代を送ってきた方が多いのです。例えば女優の夏菜さんは2年以上の間に100回を超えるオーディションに落選したそうですし、北川景子さんも当時17歳でドラマ『美少女戦士セーラームーン』に出演するも、その後100本以上のオーディションに落ち続けた過去を持ちます。
本田翼さんでさえも100回以上オーディションに落ちていますし、波瑠さんに関しては200回以上連続で落選した経験があったようですから、普通の精神では耐えられませんよね。また、今でこそ人気女優として知られる有村架純さんも、当時はオーディションに落ちまくったそうで、高校1年生の頃には週6日バイトしながら資金作りに奔走していたそうですから、根性のレベルが違います。
女優になれる確率を少しでも上昇させるには?
人気女優のオーディション落選エピソードを知ってあなたはどう思いましたか?「人気女優でこれなら私なんて・・・」とか「私ならメンタルがもたない・・・」とか思いませんでしたか?残念ながらこれが現実なのです。しかし、女優になれる確率は少しでも上昇させる方法があるんです。
答えは簡単で、人気女優以上にあなたが努力すれば良いだけです。納得いかないかもしれませんが、女優になるための裏ワザなんて絶対ありませんし、これができないなら女優になることは難しいです。でもあまりにも抽象的すぎるので、まずは女優になるための方法を3つ紹介しておきましょう。
女優になる方法①【自分に合った芸能事務所を探す】
「んなもん分かってるわ!」という声が聞こえてきそうですが、まずは自分に合った芸能事務所を探すようにしましょう。大手芸能事務所への所属を目指す方が多いのですが、同時にライバルも多いため、オーディションで不合格になる可能性も非常に高いです。
例えば研音やスターダストプロモーション、アミューズやホリプロなどのような大手芸能事務所に所属できる確率は限りなく低いです。トップコートやスウィートパワー、フラームやフォスターといった少数精鋭の芸能事務所に所属するのも難しいでしょう。有名な芸能事務所のオーディションに応募するのも良いですが、あまりこだわり過ぎないことも大切です。
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女優になる方法②【劇団に所属して演技力を高める】
劇団に所属すれば、主に舞台の場で活動していくわけですが、ドラマや映画とは違って直接お客様に演技を披露することになります。なので、演技力や表現力はもちろんのこと、撮影と違って本番はミスが許されないところが舞台の難しいところ。
しかし、本番でミスをしないスキルが身に付けば非常に様々なところで役に立ちます。例えば芸能事務所に所属するためのオーディションでは演技の課題を与えられても対応できますし、ドラマや映画に出演するためのオーディションではアドリブ演技を求められても対応できます。晴れて女優になった時に、撮影で全くミスをしなければ高く評価されることでしょう。
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女優になる方法③【養成所で基礎を身に付ける】
早く女優になりたい方にとっては遠回りのように感じるかもしれませんが、総合的に実は一番近道な方法が養成所に通うことです。養成所では女優になるために必要となるスキルを実践で学べる環境が整っていますし、場所によってはオーディションの対策方法を教えてくれるのも強みなので、ライバル達に比べると有利になるかもしれませんね。
また、養成所でありながらも芸能事務所でもある『テアトルアカデミー』のような総合芸能学院では、スキルを学びつつドラマやCMに出演できるチャンスもあります。入会費やレッスン費用なども養成所によってピンキリなため、自分の身の丈に合った養成所を選びましょう。ただ、プロの講師から演技指導はしてもらえますが、主体的に自ら行動しなければ、いつまで経ってもスキルは身に付きません。
女優になるにはオーディションの応募は避けて通れない
芸能事務所も劇団も養成所も、これらに共通しているのは、オーディションを受けることは避けて通れないということ。なので、女優になるためにはオーディションに合格しなければ全く意味が無いということです。つまり、まず何をすればいいのかというと、オーディションの対策をしておくことです。
オーディションを受けることで大切になるのは、自分のことを客観的に分析できているか、そしてうまく審査員に自己PRができるかの2つです。女優を目指す上で自分のルックスやスタイルなどを気にしたり、他の女性や人気女優と比較して落ち込んでしまう方もいますが、自分よ他人を比較しても全く意味がありません。
なので、あなただけの強みを探し、コンプレックスがあればそれを個性としてアピールしてみるなど、気持ちは常にポジティブでいると良いです。そして意識しておいてほしいのは、審査員にはあなたのメリット(強み)だけを伝えるのではなく、自分をオーディションで合格させた先にどのような未来があるのかを伝えること。
つまり、自分の特技や個性だけをアピールするよりも、あなたが入りたい芸能事務所に何を貢献していけるのかを伝えることで、審査員の心も掴みやすくなります。当然ですが、最低限の礼儀とマナーも必要になるので、子供だからといってタメ口や好き放題しても良いという考え方は捨てましょう。ここまで理解できたら、一次審査と二次審査の対策をしましょう。
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一次審査では写真と志望動機と自己PRに全力をかける!
一次審査では書類選考として、バストアップ写真と全身写真の2枚、そして志望動機と自己PRを書いた履歴書を書く必要があります。オーディション用の写真はスタジオでプロのカメラマンに撮ってもらうことが理想ですが、お金を掛けたくない方は『オーディション写真を自宅で撮りたい方が意識すべきポイントを紹介』を参考にしてみましょう。
志望動機では何故そこを選んだのか、数ある中からそこを選んだ理由、そこで何をしていきたいのかを書きましょう。詳しくは『オーディションでの志望動機の書き方を例文を交えて詳しく紹介』で紹介しています。自己PRではストーリー性を持たせて自分をアピールすると良いです。詳細は『オーディションでの自己PRの書き方を例文付きで紹介【書類審査編】』を読んでみましょう。
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二次審査では特技や個性を徹底的にアピールする!
二次審査で審査員にあなたの存在をアピールできれば圧倒的に有利になりますが、緊張してしまう方は『オーディションに緊張しない方法を精神編4つと一般編7つに分けて紹介』の記事で対策しておきましょう。あなたの個性を全面に出して、審査員にあなたを合格させた未来を想像させることに全力をかけましょう。
特技に関しては『オーディションでの特技披露の攻略法と例を具体的に紹介』を、面接官への対策は『オーディションの面接でされる質問は7つのポイントを知れば怖くない』を参考にしてみてください。そして、審査員に印象を残すために『オーディションで印象に残る人の共通点はとてもシンプルだった件』を参考にすることで、ライバル達に差をつけることが出来るでしょう。
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女優になるために業界との繋がりやきっかけを作ろう
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女優になるには、何も芸能事務所のオーディションだけ受ければいいわけではありません。人気女優の中でも、本田翼さんや菜々緒さんのようなモデル出身の方もいますし、川栄李奈さんや橋本環奈さん、そして西野七瀬さんのようなアイドルから女優に転身して成功された方もいます。
芸能業界との繋がりを持つために、読者モデルでも劇団でもアイドルでも、とにかく何でも挑戦してきっかけを作ることが大切です。いきなり大手芸能事務所のオーディションを受けたり、『全日本国民的美少女コンテスト』や『ホリプロタレントスカウトキャラバン』のような大規模なオーディションで合格を狙うのも現実的ではありません。
確かに有名な芸能事務所は業界とのパイプが非常に強いので、知名度の低い事務所に比べれば圧倒的に有利にはなります。しかし、有名な芸能事務所には演技力が認められた女優の卵や人気女優が数多く所属しているので、中々自分の存在をアピールできずに埋もれてしまうリスクがあるのです。そうならないための選択として、あえて有名じゃない芸能事務所への所属を目指すのも手です。
関東に住んでいる方であれば、例えば2018年頃から徐々に知られるようになった『Ystar(ワイスター)』という芸能事務所があります。まだ設立されてから日も浅く、まだまだ所属アーティストも少ないので、あなたの努力次第では業界から注目される確率も高くなります。このように、戦略的に女優になる方法を考えることも大切ですよ。
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養成所から大手芸能事務所へと移籍する方法は有効
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大規模なオーディションに応募して、数万人のライバルの中から賞を獲得すれば確実に大手芸能事務所に所属できますが、難易度が高すぎて現実的ではありません。ですが、養成所で実力を身に付けてから大手芸能事務所に移籍するという方法をとることは非常に有効です。そこで、当サイトでは総合芸能学院の『テアトルアカデミー』をオススメしています。
何故なら、スターダストプロモーション所属の本仮屋ユイカさんや、オスカープロモーション所属の本田望結さんのように、テアトルアカデミーを経て大手芸能事務所に所属された方は多いからです。今女優として数々のドラマや映画に出演している富田望生さんも、テアトルアカデミーからジャパン・ミュージックエンターテインメントに移籍しています。本気で女優になりたい方はチェックしましょう。
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女優になれる確率を高めるのはあなたの行動力次第!
人気女優になる意味は、決してあなたが女優として数々のドラマや映画に出演し、視聴者から支持をもらい続けるということではありません。少し現実的な話をすると、人気女優になれば広告宣伝の効果が最大限に活かせるため、芸能事務所側がオーディションで可愛い子や美人を合格させるのは当然なことなのです。
つまり、ドラマ・映画・CMなどに人気女優を起用するのは、商品の広告宣伝効果を最大限に高める狙いがあるのです。テレビ業界は広告ビジネスが大きな割合を占めているので、広告の宣伝にならない女優は必要ありません。とはいえ、そういった大人の事情を知っても仕方ないので、まずは何が目的で女優になりたいのかを明確にしましょう。
幸いにも、今の時代には『WebAudition』や『Deview』といったサイトなどがあり、簡単にオーディションの募集情報が知れる時代になりました。自分に合ったオーディションの募集があれば、あれこれ考えずにまずは挑戦していましょう。100回も200回も挑戦すれば、1回は合格できるかもしれませんし、それくらいの数をこなす根性やメンタルが無ければ、どのみち女優になるのは難しいです。
なお、今回は女優になれる確率を100万分の1と例えましたが、全く根拠はありませんのでご安心ください。エキストラとして出演しても女優ですし、脇役として出演しても女優ですから、あなたの努力次第で女優になれる確率もグッと高まるはずです。そのためには何でも貪欲に、そして主体的に行動していく力が無ければ意味がありませんので、女優になりたいなら今すぐ行動に起こしてくださいね♪
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