スカウトマンからスカウトされる顔とはどのようなものなのでしょうか?スカウトされる人も時代によって変わる傾向があり、声をかけられる顔立ちというものにもその時の流行のようなものがあります。例えば2018年の頃ではどうでしょうか?どうやら女性の場合は『ナチュラル系』が流行っていたようです。つまり過度に決め込んだファッションや化粧はNGということになりますね。
では一方の男性の場合はどうでしょうか?どうやら現在は『モデル系』が流行っている傾向にあるようです。スリムな体型にタイトな服、ちょっと寡黙そうな落ち着いたルックスが好まれています。そして男女ともに落ち着いた髪色が好まれているようです。それでは次の項目から、事務所との関係やスカウトマンが出没する場所などについて触れていきたいと思います。
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芸能事務所によってスカウトしたい顔は異なる
俳優になり、芸能界で売れるためにルックスが必要なのかどうかについての記事はこちらをご覧ください。さて、人気どころの芸能事務所と言えば、『スターダストプロモーション』『研音』『トップコート』『アミューズ』『ホリプロ』などが挙げられます。
スターダストプロモーションからスカウトされたという詳しい記事はこちらで、どうやら原宿で声をかけることが多いそう。研音のスカウトで有名どころなのは、榮倉奈々さん、福士蒼太さんです。研音のスカウト場所は渋谷周辺が多いようです。
トップコートからスカウトされる場所や人の特徴についてはこちらの記事を参照ください。結論から申し上げると、トップコートはスカウトを殆どしないようです。
例えば佐々木希さんがスカウトされたことは有名ですが、トップコートから直接スカウトされたわけではなく集英社を通しており、元々彼女は秋田でスカウトされました。トップコートでスカウトされるには、佐々木希さんクラスのルックスが必須条件とも言えます。
アミューズのスカウトで有名なのが、吉高由里子さんです。原宿で買い物をしているときに、高校一年生でスカウトされました。
他は、三吉彩花さんで、小学三年生という小さなときに、原宿でスカウトされてアミューズに所属したとされています。男性では佐藤健さんが、高校生の時に原宿でスカウトされています。アミューズの声掛けは原宿が多いようですね。
ホリプロのスカウトで有名なのが、優香さんです。1997年、池袋駅近くのピーダッシュパルコ前でスカウトされています。その池袋で同日、ホリプロの別の社員が藤原竜也さんに声をかけたとされています。
スカウトを受けてからすぐにデビューできるわけではなく、スカウトされた人を集めてオーディションが行われたとの説が出ています。
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スカウトマンが声をかける場所とは?
多く聞くのは、原宿の竹下通りと言われています。他にも、表参道、青山通り、明治通りなどが有名です。渋谷で声をかけられたという話も多く、センター街や、109にスカウトマンがいるという話もネットで散見されます。池袋もサンシャインシティーなどにスカウトマンがいるようですね。
スカウトマンも、無駄に歩き続けて探すより、ある程度若者が集まるオシャレな街を意識していて、声のかけやすい通りを選んでいると言えそうです。渋谷原宿池袋とくれば、次に出てくるのが新宿です。新宿駅は世界で最もトラフィックの多い駅として有名です。ですが、新宿は広すぎて声をかけにくいのか、スカウトマンの数は少ないようです。
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スカウトマンに求められる人物像
『スターダストプロモーション』『研音』『トップコート』『アミューズ』『ホリプロ』5つの事務所を例に出しましたが、それぞれの事務所に所属しているタレントさんは、一覧をネットで見ることが出来ます。
一覧を見てみると、どこの事務所も自然な笑顔の一眼レフの写真ばかりであることに気づくはずです。そして、どの女優・俳優も清潔感がありますね。
それと、突飛な格好をしている人はいません。ですので、スカウトされる場合は清潔感と服装を決め込み過ぎないようにするなどの注意が必要と言えそうです。スターダストプロモーションは、子役が多い印象を受けますし、研音さんは、個性的なタレントさんが目立ちますね。
ホリプロのタレント一覧は、ブログなどのSNSがあれば、アイコンで表示されていますので、目標にするタレントさんの日々の活躍ぶりをすぐ確認することが出来ます。
スカウトされる共通のポイントとしては、表情が明るいこと、重複しますが、清潔感・清楚感のある落ち着いた髪型であること(あまり明るい髪色はNG)。そして体型の分かりやすい服装をしていること。
メイクはナチュラルメイクまでで、盛りすぎていないこと、などがあげられます。未成年の場合は、デビューする際にご両親の同意が求められますので、ご両親と歩いている場合に声をかけられたりすることも多いそうです。学生の場合は制服のままでも大丈夫のようです。
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女性の場合は特に悪徳スカウトには注意!
モデルのスカウトというと、悪徳業者のイメージがありませんか?実際、声掛けしている業者では、悪徳業者のほうが積極的に声掛けをしていることも事実。身分証明をしなかったり、すぐに写真を撮りたがったり、謝礼を出したがるスカウトマンは、アダルト系か水商売の場合が殆どですので、決して騙されないように注意しましょう。
「自分はそんなことに騙されない!」と思っていても、いつの間にか騙されていたというケースが後を絶ちませんので、スカウトされても自分の連絡先をすぐに教えるなどの行為は控えた方が無難です。ちゃんとしたスカウトマンであれば、向こうから連絡先を渡してくれるはずです。
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スカウトされる人はオーディションに通りやすいの?
スカウトされたからといって、すぐにデビューが決まるとは限りません。実際デビューするまで養成講座に通う人も多いのです。そして、スカウトされる人はそこからオーディションを受けることも多いのですが、何かしらの魅力があってスカウトされているわけですから、オーデイションにも通りやすいとは言われています。
スカウトマンも一日張り込みをしていても、結局一人も声を掛けなかったという日も多いのだそうです。それだけスカウトから厳しい目で見られていることを忘れないでください。
モデルのスカウトをされない人の共通項としては、パッと見の印象が暗いこと、服装がだらしなかったり、奇抜すぎること、厚化粧や髪色が派手なことなどが挙げられます。清潔感がないのもマイナスポイントです。ご自身がスカウトマンの立場になって人間観察をしてみてください。
声を掛けにくい印象になっていませんか?服装も流行を追い過ぎて奇抜になっていないでしょうか?日差しが眩しくても、表情の分からなくなるサングラスをかけていては声が掛からないということも、客観的に見れば理解が出来ると思います。
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芸能関係よりも実際に多いスカウトが水商売関係
スカウトのコツをネットで検索すると、びっくりするぐらい水商売のスカウトのコツが出てきます。それだけ、グレーな声のかけ方をしていると思ってください。次の段落で掘り下げますが、スカウト待ちで原宿に人が集まっているのは否定できないのですが、実はとても非効率なのです。
自分に自信のある方は、自らオーディションを受けに行く方が確率も高いですし安全です。スカウトはテレビに出ている人たちが口にするので一般的な感じがするのですが、声を掛けられる集まりが芸能界なので、そう見えてしまうと考える方が無難です。
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スカウトに有利となる身長やルックスなんてあるの?
男女ともに、有利な身長はあります。女性は160前後、男性は170~180前後が有利とされています。ただし、スカウトマンも、最終的には“人間性”を見てカフェなどで話をしますので、有利な身長は目安だと思ってください。身長が高いと目線が確かに集まります。
そうでなくとも活躍している芸能人は多いので、どちらかというと普段からカメラ慣れをして表情筋を鍛えるなどの基礎トレーニングを重視して、喜怒哀楽をはっきり表せるように意識することがポイントです。また、ご自身が持っている雰囲気やオーラという、形容しがたい部分も審査の対象となってきます。
本日の話スピードワゴン終了。本日のゲストは名倉さんでした!ヒリヒリする話たくさん聞けました! pic.twitter.com/NDXgvzFe9h
— 小沢一敬 (@ozwspw) 2018年7月30日
カリスマ性というとちょっと言い過ぎなのですが、その場の雰囲気をあなた色に変えられるぐらいのパワーがあると有利です。ホリプロのタレントさんを見てみると分かるのですが、例えばお笑いのスピードワゴンさんもホリプロに属しています。スピードワゴンさんは、ルックスだけではなく個性を売りにしていると思いませんか?ちょっとした話し方でも個性があります。
つまり、そんな一瞬をスカウトマンもよく見ているということです。言い換えると、スカウトマンも暇では無いので効率的に人材を探しているのです。ルックスだけではなく、コミュニケーション能力も養う必要がありますね。
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スカウトされるためのコミュニケーション能力の基礎
きちんとした受け答えができ、挨拶ができること。言葉にすると簡潔ですが、芸能界はどちらかというと縦社会で、先輩の存在を大事にしています。
何故なら、経験が物を言う世界でもあるからです。テレビに出なくなったと思っているタレントさんでも、ラジオやインターネット、営業や舞台など、活躍の場を広げているタレントさんは数多くいらっしゃいます。
また、芸能界はどんなに才能があっても、スタッフさんとコミュニケーションが取れていないと、必ず「落ち目」がやってきます。
スタッフというと漠然としているかもしれませんが、脚本家であったり、カメラマンであったり、マイクや、メイクさんなど実は多くのスタッフがいないと成り立たない社会なのです。ですので、必要最低限のコミュニケーションと、現場を大事にする心は常にキープしておく必要があります。
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芸能事務所が求めている今のトレンドな人材とは?
スターダストプロモーションを例に出します。スターダストプロモーションのサイトは新人だけをピックアップしているページがこちらにあります。子役もとても多く、ちらほらとハーフまたはクォーターらしき名前とルックスの方がいます。
もしかすれば生粋の日本人なのかもしれませんが、髪色が明るすぎる新人さんがいらっしゃらないことにすぐ気づくと思います。また、写真の背景はとてもシンプルですし、一眼レフを使用して、好感の持てるキリッとした表情か、優しい笑顔の写真ばかりがそろっています。素の魅力にニーズがあると言えますね。
子役の場合は、歯を見せた笑顔が多いのに対し、年齢が上がるにつれて歯を見せるほどの笑顔が少ないことが分かります。逆に言うと、あなたの年齢に応じて事務所側が必要としているニーズを把握することが出来ます。
大人になってくると、個性が重要視された雰囲気のある写真が散見されるのに対し、子役は元気さが売りになっているといっても過言ではありません。そして、免許証のような仏頂面ではなく、親近感や興味が持てるものばかりです。
これが、いわゆるオーラや雰囲気に直結します。女子はロングでストレートヘアが目立ちます。男性は清潔感のある少し長め(長髪ではありません)のカジュアルなヘアスタイルが多いですね。オーディションの写真も、このような仕上がりをめざしたいものです。
毎年来年の流行は誰も予測がつきませんが、現状の流行に沿って行けば、準備が出来ます。個性の出し方も、自己判断せず、それぞれの事務所のサイトの写真とご自身を比べてみること事前に調べる事をお勧めいたします。
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