あなたは今オーディションに落ちまくりで心が折れそうになっていませんか?”落ちまくり”と言うくらいですから、たった1回や2回オーディションに落ちただけではないのでしょう。10回も20回もオーディションを受けているのに、ここまで不合格が続いてしまえば自信を無くしてしまうのも無理はありません。
でも、オーディションに落ちまくりでショックを受けているのは決してあなただけではありません。今回は、オーディションに落ちまくりで自信を無くしている方に、合格するには一体どうすればいいのか、合格するまでの間どのようにして気持ちを保てばいいのか、これらをテーマに解説したいと思います。
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事務所のオーディションに落ちまくりなのは成長の証
就職または転職の活動と同じく、オーディション活動もわりと孤独との戦いになります。合格すれば仲間や家族に喜びを伝えたくなると思いますが、不合格の結果なんてできるだけ誰にも言いたくないし、1人だけで考え込んで外界との関わりはシャットダウンしてしまいがちになるものです。
1度や2度落ちただけならまだしも、10回も20回も不合格が続けば殻に籠(こも)りたくなりますよね。中には「オーディションを受けるのが怖くなった」という方もいるくらいですから・・・。ですが、1つだけお伝えしておきますと、オーディションに落ちまくることは決して悪いことではなく、むしろプラスになっていることに気が付くべきです。
結果を求める人にとって、不合格は不合格であることに変わりないのかもしれない。だけど、そもそもオーディションなんて誰でも合格するものではありませんし、どれだけ美人で可愛い人でも100回も200回も余裕で落ちてしまう世界です。なので、オーディションに落ちたのなら、凹んだり何も考えずに次に挑戦するのではなく、まずは落ちたと思われる原因を客観的に分析してみましょう。
もしかすれば、志望動機や自己PRの書き方が悪かったり、写真の撮り方が下手だったのかもしれません。面接で落ちたのなら自己PRが弱かったのかもしれませんし、声が小さいなどの些細なことが原因だったのかもしれません。つまり、改めて自分を見つめ直すという点においては、オーディションに落ちまくることは自分の成長に拍車をかけるメリットでしかないわけです。
自分の存在を否定されたり必要とされていないわけではない
1度や2度オーディションに落ちただけで「私には何の魅力もないんだ・・・」と思う人もいるのに、数十回も連続で不合格が続けば完全に自信が無くなっても仕方ありませんよね。オーディションに落ちる度に何だか自分の存在を否定されたような気にもなるし、どこも必要としてくれないような気にもなってしまうし・・・。
ですが、そのネガティブな考え方は間違いです。事務所側は決してあなたを必要としていなかったのではなく、必要だと思った人材がたまたまあなたと同じオーディションを受けていただけの話なのです。そこにはルックスやスタイルはおろか、実力云々もほぼ関係ありません。ただライバルのキャラクターが事務所側とマッチングしただけです。
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真面目で責任感の強い性格だから落ち込んでしまう
オーディションに落ちまくりで落ち込む理由は、あなたが真面目で責任感の強い性格だからなのかもしれません。ですが、オーディションのような運要素も強く関わるものに落ちたからといって、そこまで深く考え過ぎる必要はありません。最低限の対策や分析はしつつ、あとは「受かる人は受かるし、基本的には落ちるもの」と思っておきましょう。
審査員は確かに人を見極めるプロなのかもしれませんが、結局は1人の人間です。たった数枚の写真と履歴書で、そしてたった数十分間行われる面接だけであなたの魅力を全て知ることなんて絶対できません。なので、「この事務所の審査員は人を見る目がないね~(笑)」なんて思いながら次のオーディションに挑戦すれば良いんです。それくらいの悪態をついてもバチは当たらないですよ。
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事務所のオーディションに落ちまくりなのはあなただけじゃない
頭では分かっているでしょうが、オーディションに落ちまくりなのはあなただけの話ではありません。日本中にはあなたのように、いえ、あなた以上にオーディションに落ちまくっている人がいるのです。その中でオーディションに合格しているのは、これまで数十回不合格を経験してきたにも関わらず決して諦めなかった極一部の人だけです。
勘違いしないでほしいのですが、全員が全員あなたと同じタイミングでオーディション活動を始めたわけではありません。あなたよりも数ヶ月前または数年前からオーディション活動をしてきた人もいるのです。そして、何回も落ちまくって培った経験を活かして、たまたまあなたと同じオーディションを受けて合格し、やっと夢のスタート地点に立てることができたのです。
人も時間もあなた中心で動いているわけではありません。少し厳しい言葉ですが、そういった現実面を知ることができるのもオーディションを受ける人が得られるメリットなのかもしれません。では、どうすればいいのかというと、ライバルと自分を比較することはほどほどにして、自分自身と向き合い、常に自分の魅力・個性を磨き続けましょう。
他人と比較してもしんどくなるだけですし、オーディションに落ちたことをいつまでも引きずっていても仕方ありません。自分だけを見て、自分の強みを最大限まで引き出し、常に合格を目指して数をこなすだけです。ただ、ライバルを見て参考になると思ったものは、変なプライドは捨ててどんどんパクるのも1つの手です。成功者は成功者から真似できると思った手法を盗むことに抵抗はありません。
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書類審査の合格率は良くて10%と思ってるくらいで丁度良い
受けるオーディションによって合格率も違いますが、平均的に考えて書類審査には10人に1人が合格すると思うくらいが丁度良いです。大規模オーディションともなれば書類審査の段階で合格率が1%台だったりしますし、養成所であれば25%くらいのところもあります。面接重視の事務所であれば50%を超える合格率になることも。
合格率をどう捉えるかはあなた次第ですが、オーディション用の写真を適当に撮ったり、志望動機や自己PRを適当に書いていれば合格率も0%のままなので注意しましょう。もし仮に書類審査の合格率が平均10%とするならば、100人中90人の応募者が落ちるわけですから、90人の中にあなたが入ってしまうのも自然なことなんです。決してあなたのせいではありません。ただの確率論です。
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二次審査(最終審査)なんて99%合格できないと思えばいい
あくまでこれは一次審査を含めた確率です。これもまた受けるオーディションによりますが、99%は合格できないものだと思っていれば精神的にも楽です。もちろん「絶対に合格してやる!」という気持ちは大切ですし、その向上心は行動力となってチャンスを掴むきっかけになります。ちなみに99%合格できないという確率に関しては、100人に1人が合格するという話ではありません。
例えば有名な事務所が開催するオーディションともなれば、1,000人に1人、下手すれば10,000人に1人という規模の話になります。もしあなたが有名な事務所が開催するオーディションばかりに応募しているなら、気が乗らなくても、平行して倍率の低そうなものを受けてみるのも面白いと思います。意外とそういったところからデビューのチャンスに繋がったりするものですから。
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ドラマオーディションに落ちまくりって、それむしろ平常運転だから!
事務所のオーディションに落ちて凹んでいる場合ではありません。その段階でメンタルがやられてしまう人は、事務所への所属後は確実に精神が続かないと思っていた方がいいです。晴れて事務所に所属することができても、今度はドラマまたは映画に出演するためのオーディションを受け続けることになるからです。
そしてこのオーディションの合格率は、事務所に所属するために受けるものとはまるでレベルが違います。何故ならドラマや映画への出演を掛けたオーディションには、誰もが知る人気俳優(女優)も受けるからです。それだけでなく、数々の狭き門をくぐってきた実力派もこぞって受けるため、一般人や素人が受けるオーディションとは難易度が全然違います。
当サイトではオーディションに100回以上不合格になったエピソードを持つ女優に、本田翼さんや北川景子さんを例に紹介していますが、そんな彼女達が苦戦してきたのがこのドラマオーディションなのです。波瑠さんに関しては、本人いわく過去にオーディションで200連敗したなんてエピソードもあるほどなので、いかにドラマや映画に出演することが狭き門であるかが分かります。
そしてそんな彼女の更に上をいくエピソードを持つのが松岡茉優さんです。2019年9月21日に放送された関西テレビ『おかべろ』に出演した松岡茉優さんは、過去に累計500ほどのオーディションに落選してきたことを告白しました。そんな彼女のエピソードを聞くと、10回や20回程度オーディションに落選したことなんて小さく思えてきませんか?
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あらかじめオーディションを受ける回数を定めてみよう
「いつまで頑張ればいいんだろう・・・」とか「何回受けたら合格できるんだろう・・・」とか、先の見えないことを考えても不安が大きくなるだけで意味がありません。それならば、最初から「よし、まずは累計100回は受ける!」といった目標を作ることから始めてみましょう。明確な目標があることで人は頑張ることができます。コツは目標を少し高めに設定することです。
ただし、一度自分で決めた目標は必ず達成するくらいの努力と強い気持ちが必要です。そして、ただ何も考えず100回オーディションを受けても意味が無いので、1回受けるごとにしっかり自分の長所と短所、そして落選した原因を分析する癖をつけましょう。だからといって完璧に分析する必要はありません。明日の自分が今日の自分よりも少し成長していると思えるくらいで丁度良いです。
オーディションに落ちまくりの現状から抜けるには面接対策を徹底する
落ちまくりの現状から脱却するためには徹底的にオーディション対策をするに限ります。特に面接の対策をしておくと良いでしょう。書類審査で必要になる履歴書や写真なんかは、ミスをしても修正が可能です。つまりいつでも完璧な状態で応募することができるので、志望動機や自己PRの書き方をある程度マスターすれば良いだけです。
しかし面接となると話が違います。いざ面接となると緊張しますし、きちんと受け答えができなかったり、特技披露や演技課題で失敗してしまったりすることなんてザラです。基本的に審査員に自分のポテンシャルを100%アピールすることはほぼ無理だと思っていいですが、努力次第で100%に近付けることはできます。
それに、あらかじめオーディション対策の骨組みだけでも作り上げておけば、もし落ちてしまっても気持ちを立て直しやすくなります。というのも、オーディションに落ちてショックを受ける方は、落ちた原因が何なのか分からず、何から改善すれば良いのかも全く見えないから漠然とした不安が襲ってくるのです。
ですが、しっかり軸さえ出来ていれば、後は合格するまでオーディションを受け続けるだけなので、余計な事を考えることは無くなります。もちろんオーディションに落ちる度にそれなりの自己分析が必要になりますが、ある程度原因が一体どこにあるのか見えてくるので、漠然とした不安が襲ってくることは少なくなります。
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オーディションの合格には運も関係する・・・?
現実主義者からすれば馬鹿らしいかもしれませんが、運気というのはわりと重要かもしれません。何をしてもうまくいった経験をされた方もいるのではないでしょうか?意外と運気の存在って馬鹿にできない要素があって、普段の生活態度次第で運を味方にすることは可能です。
運というのは非常に抽象的なもので、欲しいと思って貰えるものでも、身に付けたいと思って身に付けられるものでもありません。ただ、人に対する接し方とか、部屋を掃除するとか、人の役に立つことをするとか、このような行動は全て運に繋がります。信じるも信じないもあなた次第ですが、普段から恥ずかしくない行動だけは徹底しておきたいものです。
自分の強みを養成所を通して知ることも大切
もしあなたがまだ養成所に通っていないなら、自分だけが持つ強みを知るためにも、一度入会を考えても良いかもしれません。業界を深く知るプロの講師に見てもらうことで、今のあなたには何が足りていないのか、逆にどんな長所があってどのようにして伸ばしていくべきなのかが分かります。
自分を知るということは、オーディションを受ける上でも有利に働くと思っていいでしょう。自分に合ったオーディションを選べるようになりますし、適切な自己PRができるようにもなります。自分のことを客観的に分析することが苦手なら、尚のことプロの講師に見てもらうと良いでしょう。
そして養成所に通うことのメリットは、ただレッスンを通してスキルを伸ばすだけではなく、オーディション対策も学べるというもの。審査員が一体どこを見ているのか、どういった部分を評価するのか、どのようにして合格者を決めるのか、これらを知るだけでもオーディションの合格率を高めることができるでしょう。
ただし、養成所に通うためには必ずお金が必要になります。場所によって金額は違うので、自分の身の丈に合った養成所を選ぶようにしましょう。中には入会金は安かったのに、入会してからあれこれとオプションを追加されて高額な費用を請求されたというケースもあるので、しっかり情報を調べた上で入会するようにして下さい。
実績のある養成所を選ぼう
【なんと‼️‼️】
先日、アクション俳優の #坂口拓 さんがテアトルアカデミー大阪校に来校🤩‼️#坪内花菜 ちゃんが主演をつとめた映画『#大阪少女』でも共演いたしました✨
映画「大阪少女」の公開日確定したらまたUPいたします✨ pic.twitter.com/BdcjaU6lxf— テアトルアカデミー大阪 (@theatre_osaka) January 14, 2020
どうせ通うなら実績のある養成所に通いたいものですが、どこが良いのか分からないという方も多いと思います。当サイトでは、そのような方にテアトルアカデミーをオススメしており、主な卒業者として鈴木福さんや小越勇輝さんが有名です。
テアトルアカデミーは業界との繋がりが非常に強く、人によっては最短3ヶ月でデビューされる方もいます。これは、養成所でありながら芸能事務所としても活動可能なテアトルアカデミーだからこその強みといえるでしょう。つまり、レッスンを受けてスキルや経験を積みながら、撮影現場で実力が発揮できる環境が揃っているのです。
テアトルアカデミーを通して大手芸能事務所に移籍された方もいます。一例として、現在女優やフィギュアスケート選手としても活躍されている本田望結さんはオスカープロモーションへ、本仮屋ユイカさんは誰もが憧れるスターダストプロモーションへ移籍しています。
オーディションには無料で応募できますが、入会するためには費用が掛かります。養成所なのでオーディションにも合格しやすく、合格する感覚を掴む意味でも一度応募してみても良いかもしれませんね。テアトルアカデミーに関して詳しく知りたい方は、下記のカテゴリーから気になるページを読んで参考にしてみて下さい。
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オーディションに落ちまくりだからといって気にしないこと!
気にしないと言われても、気にしてしまうから当記事に辿り着いたわけでしょうが、それでもやっぱり気にしないことが一番です。周りのペースには振り回されず、あくまで自分のペースで歩み続け、コツコツと努力を積み重ねていけば、必ずチャンスに出会うことができるはずです。
自信を失っている今、「でも」とか「だけど」とか言ってしまいがちになりますが、弱気や言い訳に繋がるような言葉は出来るだけ出さないようにしましょう。オーディションの落ちまくりで心が折れそうになっているのはあなただけではありません。
オーディションに合格した誰しもが口を揃えて言うのは、「何度もオーディションを受けて落ちてしまっても、諦めずにチャレンジし続けていれば必ず報われる日が来る」という言葉です。頑張り続ければ、例え0.01%でも可能性がありますが、諦めてしまえば可能性は0%になってしまい、結局あなたのもとには何も残りません。
もし落選が続いて心が挫けそうになった時は、200連敗した波瑠さんのことや、累計500回ほど不合格になった過去を持つ松岡茉優さんのことを思い出しましょう。彼女達のような人気女優でさえもオーディションに落ちるんですから、あなたが落ちることなんて当たり前です。「オーディションは落ちて当たり前」と思いつつ、自分のペースに合わせて頑張っていきましょう♪
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