40代の女性といえば、今もバリバリのキャリアウーマンとして社会で活躍されている方か、もしくは中学生~社会人になった子を持つ主婦の方のどちらかではないでしょうか?家事や子育てで苦労してきたものの、日々充実した毎日を送られた40代女性の中には、これから第二第三の人生として新しい事にチャレンジしたくなる方も多いようで、その選択の1つに女優の道を志す方も珍しくありません。

…とはいえ、果たして40代から女優になることは可能なのか、40代から女優を目指すのはもう遅いのか、この辺が気になってしまうものですよね。そこで今回は、40代から女優を志す方に向けて、女優になるまでのプロセスを紹介したいと思います。たった1度の人生、年齢の壁だけで諦めてしまうことほど悲しいことはありません。恐れずチャレンジしていきましょう!

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そもそも40代から女優になることは可能なのか?

40代から女優

今も芸能界で活躍されている40代の人気女優たちは、そもそも10代から、女優によってはそれよりも幼い頃から芸能の道を歩んできています。いわゆる芸歴も20~30数年のベテランが多いという中で、果たして40代の一般人女性がこれから初めて芸能の世界に足を踏み入れても大丈夫なのか、ワクワクと同時に少し不安になるものですよね。

先に結論からお伝えすると、40代の未経験者でも女優になることは可能です。ただ、ドラマや映画で主役級の役を貰えるのは非常に難しいですし、それは40代の大人のあなたもご理解されているはずです。少しズルい言い方ですが、女優になれる確率が0.1%以下でも、実際に女優になられた方もいるわけですから、40代で女優になれること自体は嘘にはなりません。かなり難しいというだけの話です。

女優を目指す40代の女性の希望となった例としては、2018年6月に公開された映画『カメラを止めるな!』で一躍話題になったどんぐり(本名:竹原 芳子)さんで間違いないでしょう。しかも、この時どんぐりさんの年齢は58歳だったわけですし、50代になった2010年に、第二の人生としてNSC大阪校(吉本興業の養成所)へ33期生として入所しています。

演技力や個性的なキャラクターが評価されたどんぐりさんは、今も女優として数々のドラマや映画に出演しており、決して一時的に話題になっただけではありません。このように、50代女性でも人気女優として活躍できる環境があるわけですから、40代にその環境が無いわけがありません。「絶対に女優になる!」という気持ちさえあれば、自ずとチャンスもやってくるのです。

女優への道はエキストラから始まることも多い

本気で女優を目指す方がいる一方で、程よくエキストラとして活動していく選択をされる方もいます。ちなみに、40代にもなってわざわざお金(給料)目的で女優を目指す方は少ないと思いますが、一応お伝えしてすると、エキストラとしてドラマや映画に出演できたとしても、給料は期待しない方が良いでしょう。せいぜい交通費が支給されればラッキーなくらいです。

ただ、エキストラは実際に撮影現場でお仕事をするわけですから、出演者や監督に演技力を見て貰えるという大きなメリットがあります。給料はありませんが、その代わり、もしあなたの演技力及び個性が出演者や監督の目に留まれば、その後に番組出演の話がきたり、ドラマや映画で準主役級の出演のきっかけが生まれることもあります。

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40代から女優を目指す女性に求められるものとは?

40代から女優

40代女性が10代や20代の若い女の子と比べてチャンスが少ないのかと言われれば、意外とそういうわけでもありません。40代には40代だからこそ、若い女の子には決して演じられない深みがありますし、今の芸能界はシニア層の女優の重要もかなり高いですから、年齢が原因で女優になれないなんてことは一切ありません。

40代女性に求められるものは、抽象的ですが、ズバリこれまで生きてきた経験であり、40代特有の色気(人としての魅力)だったり様々です。それに、豊富な社会経験を持つ40代女性は、セルフコントロールもしっかりされていますし、遅刻やドタキャンをすることがどれほど人の迷惑になるか、そういった常識が身に付いているはずですので、礼儀やマナーの事に関しては問題無い方が多いです。

これはオーディションを受ける際にも重要なことで、平気で遅刻したりドタキャンする10代や20代の方だって多いのです。将来の選択肢が豊富にある彼女たちにとっては、趣味や思い出、話のネタになるという理由だけでオーディションを受けるのかもしれませんね。一方、40代は将来の選択肢が非常に狭くなるので、その分だけ自分の目標や夢に妥協しない方が多い印象です。

ある意味、40代女性には若さは必要ありません。ただし、これは美貌という意味ではなく、演技という意味での話です。10代や20代女性には持っていない大人な雰囲気や品が大きな武器になることもあれば、40代の大人があえてバカなキャラクターを演じるというギャップが武器になることだってあります。自分にどんなキャラクターが合うのか、それを決めるのは自分ではなく審査員や監督です。

女優らしい特技を身に付けようとしなくていい

女優になりたいからとはいえ、わざわざ女優に必要だと思うようなもの自分の考えだけで取り入れようとする必要はありません。例えば演技の練習だとか美容習慣だとか、確かに意識を高く持つことは大切ですが、その努力が無意味になってしまっては何の意味もありません。それに今の時代、40代でも可愛い人や綺麗な人は沢山います。

世の中にはそんなライバル達が多くいるのですから、わざわざその方達と競おうとはせず、まずは何の影響も受けていない素の自分の姿を大切にして下さい。自分の判断で変な習慣や演技の練習をしてしまうと、元々あった個性が無くなってしまうことも考えられます。そうならないために、大切なのは自分の魅力や個性に気付き、それを把握した上で演技力を学ぶことです。

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40代から女優になるためには養成所でレッスンを受ける

40代から女優

10代とは違って、40代が見た目や素質だけで女優になれるほど芸能界は甘くないのは重々承知されているはずです。なので、まずはアクターズスクールや養成所に通い、プロの講師から演技や表現の仕方を学ぶことが確実であると言えます。

先ほども説明しましたが、素人のあなたが独学で演技力や表力を身に付けようとしても、間違った方法を続けてしまえば、変にあなたの個性を失ってしまう危険性があります。本やネットで紹介されているトレーニング方法を実践することは大切ですが、それはあなた以外の方もしていることなので、どれだけ練習してもライバル達と差別化を図ることは、余程のセンスがある方でない限り不可能です。

養成所などでプロ講師からレッスンを受けることは、ただ芸能界の知識やトレーニング方法を学ぶだけではありません。プロの講師は、1人1人の長所や個性を見つけるプロでもあるので、伸ばすべき点は重点的に伸ばしてくれますし、自分自身では気が付かなかった魅力も引き出してくれますので、自然と人と差別化を図ることが可能なのです。

そうして、自分にしかない武器に気付き、二つとない個性や魅力を得たあなたは、ドラマや映画などに出演するためにオーディションを受けて、合格を目指すことになります。人によってはすぐにオーディションに合格される方もいますが、その人と自分を比較しなくて良いです。大抵は数年の下積みを経験していくことになるので、1年や2年程度で諦めないようにしましょう。

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オーディションには大まかに2種類ある

ここで誤解してはいけないのは、オーディションには事務所に所属するためのものと、ドラマや映画に出演するための2種類があるということ。また、芸能事務所だけではなく、スクールや養成所に入所するためにもオーディションを受ける必要がある場合があります。ただ、養成所などは芸能事務所と違ってオーディションの倍率も低く、比較的合格しやすいので安心してください。

しかし、芸能事務所に入所するためのオーディションや、メディアに出演するためのオーディションは、どちらもかなり倍率が高いです。合格率が1%以下になることも決して珍しくないので、事務所に所属することはもちろんのこと、ドラマや映画にに出演しようものなら、かなりの努力が必要になると思います。

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40代から女優になるためのオーディション対策

40代から女優

40代ともなれば、バイト面接や就活に苦労した過去を持つ方も多いと思いますが、今一度その時の気持ちを思い出してオーディションに応募してみましょう。オーディションの一次審査は大抵が書類審査なので、あなたのバストアップ写真と全身写真の2枚を用意し、志望動機や自己PRの書き方が苦手な方は少し勉強しておきましょう。

まず写真の撮り方ですが、基本的に写真加工アプリは禁止で、余計なポーズや過剰なメイクも必要ありません。メイクはナチュラルにして、ポーズは直立して手と手を添えるくらいで良いでしょう。背景は分かりやすく1色の壁の前で撮ると良いですし、空や公園を背景にしても良いです。注意点は、あなたの写真に他の人が映ってしまわないように気を付けましょう。

今さら志望動機や自己PRを勉強する必要も無いかもしれませんが、志望動機については『オーディションでの志望動機の書き方を例文を交えて詳しく紹介』の記事を、自己PRに関しては『オーディションでの自己PRの書き方を例文付きで紹介【書類審査編】』の記事を参考にしてみて下さい。

40代になると豊富な経験をお持ちの方も多いでしょうから、志望動機や自己PRを徹底的に分かりやすく、そして簡潔に書きましょう。また、オーディション用の写真の撮り方については『オーディションの写真と服装の色を意識して合格するためのポイント』の記事を、自宅で撮る方法については『オーディション写真を自宅で撮りたい方が意識すべきポイントを紹介』で詳しく紹介しています。

二次審査で行われる面接の対策もしておく

書類審査を合格すれば、ある意味その次からが本番になります。写真や文章で審査員の評価を掴んでも、実際に会ってガッカリされないようにするためにも、事前にしっかり面接対策をしておきましょう。とはいえ、これまで何度か面接の経験があるでしょうから、その時以上に難しく考える必要もありません。

オーディションによっては特技を披露したり、短い演技の課題が与えられることもありますが、既に養成所などでレッスンを受けられている方であれば、これまでの練習の成果を審査員に見せる時です。そもそも養成所に通っている方であれば、オーディション対策もプロの講師から学んでいると思いますが、復習したい方は以下の記事も参考にしてみると良いでしょう。

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シニアでも入所できる養成所で経験を積んで女優を目指そう!

40代から女優

先ほども説明しましたが、まずは自宅から無理なく通えるアクターズスクールや養成所を探してみましょう。ただし、世の中には悪質な組織も多く存在しており、女優を目指す方に甘い言葉で近付き、最終的に高額な料金を請求されるケースもあるので、十分に気を付けましょう。

ネットで調べたい方はDeviewという有名なオーディション情報サイトもあるので、サイト内で40代でも応募できるオーディションを探してみると良いでしょう。なお、40代以上で応募できる有名な養成所または芸能事務所には、例えばAVILLA STAGE(アヴィラステージ)Cast Power Next(キャストパワーネクスト)などもあるので、1度チェックしてみると良いでしょう。

もしあなたにモデル経験があれば、大手芸能事務所であるオスカープロモーションでも40歳以上のシルバーモデルに挑戦してみても良いでしょう。なお、当サイトでは芸能界デビューを目指す方に『テアトルアカデミー』という総合芸能学院をオススメしています。40歳以上のシニアでも問題なく、数多くの方がシニアだからこそできる役を演じておられています。

テアトルアカデミーの強みは何といっても養成所でありながら芸能事務所でもあるというところ。なので、レッスンを受けて実務経験を伸ばしつつ、ドラマや映画に出演できるチャンスも十分にあるということです。エキストラとして出演することが多いでしょうが、あなたの魅力や個性が発揮されれば、それをきっかけに注目される機会が生まれる可能性もあるので、是非チャレンジしてみて下さい♪

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オーディションで印象に残る人の共通点はとてもシンプルだった件