中学生や高校生くらいの年齢になってくると、一度は「読者モデルになってみたい!」と考える方も出てくるのではないでしょうか?『モデル(芸能界)=華やかな憧れの世界』というイメージもあって、漠然と読者モデルに憧れを持つ方は少なくありません。では、読者モデルになるためには一体何をすれば良いのでしょうか?
そして、どうすれば読者モデルに近付くことが出来るのでしょうか?この記事では、高校生や中学生(※学生以外の方でも参考になります)が読者モデルを目指すために何をすれば良いのか、最新の読者モデル採用事情も含めてご紹介したいと思います。
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すぐに行動を起こそう
「まだ、目標体重になってないから…」「まだエステに行ってないし、美容院にも行ってないから…」などの理由で、応募を先延ばししていませんか?まずは、落ちることは当たり前ぐらいのスタンスで応募してみましょう。
応募要項は、どの雑誌でも大体同じになっていますが、最近の傾向として、SNSを活用しているかどうか(その人に発信力・世の中に影響力があるか)を見ている場合があります。かといって、「まだSNSを始めていないし…」という理由で応募しないのもナンセンスです。次の段落で、応募要項の例をご紹介します。
- 氏名
- 生年月日
- 現住所
- 身長
- 最終学歴(学校名も)
- 勤務先
- よく買い物をするショップ
- 行きつけのヘアサロン
- お気に入りのカフェ
- ブログをやっている人はそのURL(インスタグラムなども入ります)フォロワーが多い方が有利です
- 年齢制限(雑誌によります)
- 東京で働けるかどうか(読者モデルの仕事のほとんどが首都圏です)
- 志望動機
- 写真(アップと全身の二枚)
- 自己PR
…以上、これらが応募要件である場合が多いようです。この際募集に使う写真は、自分一人で写っている物を使用し、プリクラ等を使用してはいけません。『SNOW』など画像処理アプリで加工するのも厳禁です。出来れば、スタジオで撮影したものを使用すると良いでしょう。
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実は体重を問わない雑誌が多い
募集要項では、体重を書く欄が無いことが多いです。これは、健康的な見た目であるかどうかを把握するためだと思われます。
体重に制限を付けてしまうと、無理なダイエットで身体を壊す場合があるので、体重を書く欄が無いのではと推測されます。
「体重が少し自信が無いな…」と思っても、年齢制限で引っかかってしまうことの方が悲しいので、なるべく若い内に行動を起こした方が良さそうです。未成年の場合は両親の承諾が必要な場合があります。
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プロのモデルがいるのに何故読者モデルがあるの?
これは、多くの人が真っ先に思い浮かぶ疑問だと思います。プロの専属モデルや、タレントを起用しているのに何故読者モデルが必要なのかというと、まず第一にギャラが安くて済むからという点があげられます。
読者モデルのお給料は『スポット』と呼ばれ、その都度支払われる場合が殆どで、仕事内容に依ってギャラは変わってきますが、3,000円~10,000円弱ぐらいであることがほとんどのようです。中には現金ではなく、使用した服の提供だったり美容品が支給される場合もあるようです。
お給料を上げるには、自分のスキルを上げるしかありません。自分にしかできないことや、SNS等を活用してフォロワーを増やすなど、実績や知名度を上げていくことが必要になってくるでしょう。
中にはどこかの事務所に所属している人もいるかもしれませんが、雑誌によってはどこかに所属していてもOKのところとNGのところがありますので、事前に調べておくと良いでしょう。
お仕事を進めていく内に、どこかの事務所へ所属したという場合は、固定給だったり歩合給になることが多いようです。どこの事務所にも所属していない内は、スケジュール管理やギャラの交渉などは自分で行う必要があります。
ギャラの交渉は中々難しいところですが、控えめな姿勢で希望額を言ってみると良いかもしれません。初めの内はギャラは先方に任せた方が良いかもしれません。
読者モデルが多いと誌面が華やかになる
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プロの専属モデルだけですと、どうしても売り文句だけが先行しがちですが、OLだったり学生だったりする、いわゆる“一般人”が読者モデルとして複数人が誌面を飾ることで誌面が華やかになります。
出版社もギリギリの予算で誌面を作っていますので、何人も専属モデルを抱えることはできません。まさに“一挙両得”の存在なのです。
読者モデルだからこその“新鮮さ”
読者モデルが誌面を飾ると新鮮な空気が流れます。どこかの企業に属していても、新人が入ってくると空気が変わるのと一緒で、新しい読者モデルさん入ってくることで、誌面の雰囲気が変わります。専属モデルだけではクオリティは高くてもマンネリしがちなので、読者モデルさんが必要になってくるわけです。
また、専属モデルの着る服はブランドものが多く、とても読者の手に届かない品の事が多いのですが、読者モデルさんの場合、そういった高級品ではなくプチプラで買えるような化粧品と洋服で誌面を飾ることが多いため、その結果「マネしたい!」と思ってくれる読者が増えるのです。
読者モデルの肩書きに関しても、あくまで“一般人”ですから、近い存在で親近感が沸くのもポイントです。ただ、読者モデルもセンスが問われます。応募欄にお気に入りのショップを書く理由は、そのブランドが誌面に登場するブランドとマッチしているかを見ています。
良くいくショップが応募要項にある場合は、まず応募する雑誌を良く読み込み、掲載されているブランドを良く行くショップに選ぶと有利でしょう。
応募用の写真に使う服も、マッチングするブランドの服を着ると有利になると思います。何故なら、そのブランドが誌面を作っているからです。全く毛色の違うブランドの服は掲載できないので、似たような服装を選ぶ必要があります。
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読者モデルは専属モデルのような威圧感が無い
プロの専属モデルは、読者モデルのようなマネをしようと思っても出来ないことがあります。それに、プロ特有の威圧感がどうしても生まれてしまいます。読者も、モデルが誌面で何かを紹介していても、「でも結局は広告でしょ」と思ってしまいがち。一方、読者モデルは等身大の存在なので、口コミなどが信頼できるというわけです。
普通の女性の本音として、あなたの口コミがクローズアップされるため、オシャレに使う美容品や服、良くいくカフェなどは、ワンランク上に見えるぐらいの存在が丁度良いのです。なので、ちょっとでも「マネしたいな」と思ってもらえることが大切です。
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読者モデルからデビューする人もいる
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読者モデルはギャラが低いので、「割に合わないな…」と思うかもしれませんが、撮影を繰り返すことで売れっ子になる場合があります。意外にも読者モデルから有名になった俳優・タレントさんは結構いるのです。
押切もえさんや、叶姉妹といった、良く聞くタレントさんも元々は読者モデルでした。男性では妻夫木聡さんも高校生の頃から読者モデルとして活躍し、今では有名な俳優さんになりましたね。
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さらに、意外なところではきゃりーばみゅぱみゅさんも元々は読者モデルでした。現在は歌手のイメージが強いですね。読者モデルも人気が出てくると「この人は誰!?」と、編集部への問い合わせが殺到することもあるそうです。もしかしたら、あなたもそんな存在になれるかもしれません。
一方で、読者モデル時代はちやほやされていたのに、終わってしまったらただの人になったにもかかわらず、SNS地獄(※無理な出費をしていいね!を稼ぐこと)に陥ることもあるので、そういったことの無いように注意したいところです。読者モデルには、良いことばかりではないということを認識し、ちょっとした危険もあることを肝に銘じておきましょう。
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読者モデルになるための応募方法は?
ほとんどの読者モデルの募集がインターネット上で行われる時代になりつつあり、先述のように、身長や氏名、写真などを雑誌の公式サイトから応募します。とはいえ、まだ郵送して応募する雑誌もあるようです。
自己PRの書き方は、こちらの記事を参考にしていただけると良いでしょう。自己PRは大切なトピックです。あらかじめ応募動機と合わせて良く練っておきましょう。「この雑誌で働きたい!」という強い思いが伝わらないと採用されるのは難しいと思われます。
読んでもいない雑誌に応募しても受かる率は下がるかもしれません。よく雑誌を読み込んでいて「○○にある○○の記事が良かった」など、具体的なコメントが出来るような読者が読者モデルに適しています。
また、既婚か未婚を問う場合がありますが、応募のコンセプトに合っていれば良いので、それほど気にすることはないと思います。雑誌によっては主婦層にアプローチするものもあるのですが、その場合は既婚の方が有利になるかもしれません。特にそういった事情が無い限りは、未婚か既婚に関してはナーバスになる必要はなさそうです。
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読者モデルになるにはSNS力が有利
最近の読者モデルの傾向として、『Instagram』だったり『Facebook』など、SNSを活用してフォロワー数が多いかどうかを審査している傾向があります。また、投稿されている記事も編集部の意向に沿っているかみられます。
下品なコンテンツが多かったり文面がだらしない場合は、思い切って全部削除して新しくアカウントを作り直した方が良いかもしれません。顔出ししていない場合は裏アカウントであることを知られないように注意する必要があります。
昨今ではこの自己アピール…、つまり自己発信力を採用条件として考えている雑誌が多いのです。SNSに年齢は関係ありません。自分の生活をアピールすることで、例えば料理だったり行きつけのカフェだったり、いつもの日常にあなたの笑顔を添えて、「いいね」が自然に付くようなコンテンツ作りを心がけましょう。
無理にVIP席に座ってシャンパンを飲むような、そんなやり過ぎに見えるコンテンツにする必要はありません。ただ、自分へのご褒美としてたまにアップする分には良いかもしれませんが、あまりキラキラしすぎたSNSも考え物です。ただ可愛いだけの読者モデルよりかは、どこか現実感のある読者モデルが求められているとも言えますね。
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今回のまとめ
読者モデルになるのに体重を気にしたりする必要はなさそうです。健康的で自己発信力のある女性の方が今は求められていると言えそうです。ブログには自分の顔を載せて、何が目的のブログなのかをハッキリさせる必要があるでしょう。
例えば、手料理が得意なら料理の写真と共に、レシピや食べている自分の写真などを載せるようにします。ダイエットメニューが得意な場合は、どこに気を付けて料理をしたのかを訴求すると説得力のあるブログになるでしょう。
ただボソボソとブログを書いただけでは意味が無いので、上記のような自分をアピールできるようなブログ作りを目指してください。
また読者モデルの応募の際には、お気に入りのショップが雑誌で紹介しているブランドとマッチしていることも重要です。何故なら雑誌で紹介されている服は、タイアップしてブランドメーカーさんが専属モデルさんに服を着せてもらって売り上げに繋げていることがあるからです。
あなたも服を買いに行った際に「○○掲載中!」のタグを見たことがあると思います。そういった服を選ぶことで読者モデルに受かる確率は上がると思われます。
そして、そういった服を選んでいることが、実際の読者ともマッチングするため読者モデルになりやすいのです。重複しますが、応募する写真は加工したりしないように、一人で写っているものを選びましょう。
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