今あなたは「赤ちゃんモデルにさせることは親のエゴなの?」と不安に思っていませんか?逆に「親のエゴだろ!」と否定的に考えているのでしょうか?今や赤ちゃんを持つ親にとって大人気コンテンツとされている『赤ちゃんモデル』の世界。「大切な可愛い我が子を多くの人に見てもらいたい」などの想いから赤ちゃんモデルに応募する親は多いことでしょう。
その反面、一部では「それって親のエゴでしょ?」といった冷ややかな意見があることも事実です。その結果、「これも親のエゴなのかな・・・」という悩みや不安を持っている方も意外と多いようです。『どんな点が親のエゴとして考えられてしまうのか』『親のエゴを狙った世間の甘い罠』などについて、赤ちゃんモデルを取り巻く親の気持ちや姿勢に焦点を当てて詳しくご紹介します。
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そもそも赤ちゃんモデルとは?
まず赤ちゃんモデルとは0~3歳の年代のお子さんを対象にしたモデルを指します。誰もが通る赤ちゃんと呼ばれる時期なわけですが、赤ちゃんモデルになれる時期は約3年以内と非常に短く、あっという間に我が子はキッズ(子供)へと成長してしまいます。
真似することの出来ない”赤ちゃん独特の可愛らしさ”にあやかって、売上や知名度を上げたいとする企業は広く存在していることから、様々な業界にとって赤ちゃんモデルは無くてはならない必要不可欠の存在であると言われています。
このことから「もしかすれば我が子も赤ちゃんモデルになれるチャンスがあるかも・・・!」という淡い期待を持つ親が全国にいらっしゃいます。
そういった一般の方向けに設けられているコンテンツとして、例えば大手企業と多数コラボしている『キッズ時計』などのサービスは非常に人気があります。「我が子を赤ちゃんモデルにしてあげたい!」と夢見る親からの人気は留まることを知らず、日々応募が殺到しています。
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赤ちゃんモデルって全国にどれくらいいるの?
今ではオムツのCMからベビー・ファミリー向けのブランドまで、赤ちゃんを起用する企業が非常に多くあることは説明するまでもありません。そのため『赤ちゃんモデル』という確立した人気カテゴリーを抱えている芸能事務所やプロダクションは数多く存在しています。
例えば赤ちゃんモデルが多く在籍する大手プロダクションの代表として、あの人気子役で有名な鈴木福さんや谷花音さん、小林星蘭さんなどが所属している『テアトルアカデミー』も大変有名です。もはや『赤ちゃんモデル=テアトルアカデミー』というイメージを持っている親も多いことでしょう。
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この日は手遊び👐
バンダナを使って『かくかくかくれんぼ~🎵』としたかと思えばバナナを作ってぱくぱく🍌
パパママのカラダを使って滑り台🎵
赤ちゃんモデル部さんの保護者の皆様はいつも積極的に取り組んで下さっていて、パパのお姿もよく見られます☺️ pic.twitter.com/6lJclDFliu— テアトルアカデミー大阪 (@theatre_osaka) 2018年8月28日
その他にも芦田愛菜ちゃんや寺田心さんが所属する『ジョビィキッズ』などをはじめ、『劇団東俳』や『劇団ひまわり』など。有名なプロダクション(芸能事務所)では在籍公開されている赤ちゃんモデルだけで約150~200名とも言われており、赤ちゃんモデル業界はあらゆる方面から求められ確立されたジャンルであることが分かります。
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赤ちゃんモデルにしたい=親のエゴ?
「世界一可愛い我が子を芸能界で活躍させたい」「芸能界デビューとは言わないにしても、せめて読者モデルとして表紙に掲載されたい」と、そう思う親の想いが強くなっていく反面、周囲から冷たい視線や言葉をかけられることもしばしばあるようです。
「親が勝手に赤ちゃんを利用して思い出作りしようとしてるだけ」「芸能活動なんて赤ちゃんが望んでいるわけない」といった言葉を投げかけられることも。しまいには影で「結局赤ちゃんモデルじゃなく、その先のギャラが目当てなだけだろ?」とまで言われる始末で、それらが「勝手な親のエゴでさせられている」という意見に繋がるようです。
今回は容姿のみ。とにかく可愛い顔。△の口にぱっちり二重で女の子に間違えられる美形♂背格好がとにかく可愛いからどんな格好も着こなす将来はジュノンボーイなんじゃないかと疑う。はっきり言って赤ちゃんモデルやらせたいけど親のエゴなのでやらない #我が子の長所を文字数いっぱいまでつぶやく
— もっくん❤かあちゃん💪( ‘ω’💪) (@motopommam) 2018年4月13日
自分で入りたいって言うならともかく、赤ちゃんモデルとか幼稚園くらいの子の役者とか見てると親のエゴに感じてしまうのは私だけなんだろうか。
— 魅唖 (@nekonomia) 2013年6月12日
中には我が子の将来を願い、赤ちゃんモデルとして本格的に活動していると「旦那さんが良い顔をしない」「姑との喧嘩や関係の悪化に発展した」というケースも少なくないようです。
約3年以内という限られた時間の中で、「今しかない!」と精力的に活動をされている方やその後の計画を本気で考えている方にとって、「親のエゴだ」と言われてしまうことは聞いていてあまり気持ちの良いものではありません。結果、その言葉に極度に敏感になってしまったり、悩んでしまうのも当然のことかもしれません。
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具体的に『親のエゴ』という意味を解説
まずエゴという言葉は『エゴイズム』という言葉を省略して使用される場合が一般的であり、エゴイズムを簡単に説明すると『自己中心的』という表現が最も近く、例えば以下の表現で捉えられることが多いです。
「エゴがむき出し」→「自身の欲求がむき出し」
つまり、今回のような赤ちゃんモデルに関連した親のエゴというのは、『子供の気持ちではなく、ただの親の勝手な欲求』という意味として使われているということです。
なんか、電車の中吊りに「赤ちゃんモデル募集」とかあるんだけど、これって、完全に親のエゴと虚栄心だよね?www ゲス杉ぢゃね?(ー ー;)…。クズぢゃね?www
— s (@m0if48) 2015年6月17日
この親のエゴという言葉で悩む方はとても多く、子どもの気持ちといっても対象は赤ちゃんですから、もちろん赤ちゃん相手に『赤ちゃんモデルの活動をしたいかorしたくないか』という意思確認は出来るわけもありません。
また実際に親のエゴなのかそうでないかについて納得の出来る答えを出すことは、周囲の意見や見解も様々なのでとても難しい問題であると言えます。
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親のエゴになるか、ならないかの境界線とは?
相手が赤ちゃんであるからこそ、意思確認ができないことで生まれる『親のエゴ』という言葉。一部では「赤ちゃんモデルにさせようとしてる私も、やっぱり周りからは親のエゴだと言われるのかな・・・」と周囲からの評価が下がるかもしれない恐怖に怯えて行動が抑制されてしまう親もいます。
ですが、赤ちゃんモデルをさせる上でどういった点が親のエゴになるのか、またはそうならないのかについて境界線をつけるとすれば『自己実現の投影』という点が挙げられます。
- 「売れっ子芸能人になってほしい」
- 「モデルをさせたい」
- 「野球選手になってプロやメジャーで活躍してほしい」
…というような、親が我が子の将来に名目を絞ってレールを敷いてしまっている内容であれば、それは親のエゴにあたると考えて良いでしょう。何故なら、それは親が”してほしい、なってほしい”という目線の像だからと言えます。
逆に『スイミング』や『ピアノ』、『書道』や『柔道』などのような習い事(レッスン)であれば、子供の将来に役立つ可能性を持っていることから、周囲からも親のエゴとは連想されにくい部分になるのでしょう。
親のエゴであるか、またはそうでないかの境界線を明白につけるというのであれば、『誰のためで、誰のステータスになるのか』『本人は嫌がっていないか』という部分です。
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智哉赤ちゃんモデルなれるで
って言われるけど無理やろ😂😂
可愛いのは可愛いけど
親のエゴや思うし。
周りから見たら
そないなことないんかもやし笑笑 pic.twitter.com/V5aERefG6i— りぃぽぽ (@Yuna12_Tomoya11) 2017年10月2日
親が実現させたい夢ということであれば、それは親のエゴに繋がってしまうと言えます。お金は生きていく上で大変重要なアイテムです。子どもを育てている親からすれば、親として収入面で安定すること、そして子どもが苦労しないことが大前提と考えることも至極自然なことでしょう。
とはいえ「可愛い我が子だからこそ自慢もしたくなる!」と考えることも間違ってはいません。むしろとても素敵なことです。ですが、実際に夢を持つことも、そしてその夢に向かって努力することも最終的には“我が子自身”という観点から外れてしまっているのであれば、それは親のエゴに限りなく近付きます。
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赤ちゃんモデル=親のエゴにならないために
赤ちゃんモデルをすることは「誰のため?」で「我が子は楽しそうか?」といった目線で考えることが、親のエゴに値する行動かどうかの判断というところになるでしょう。勘違いをしてはいけない点として…
”赤ちゃんモデルを経験させること=親のエゴではない”
…ということです。赤ちゃんの時期または幼い子供のうちからモデルを経験をすることで、将来的には俳優業や声優業といった夢の舞台に繋がるような大きなきっかけの1つとなることも事実です。
親のエゴだけで終わらないために、重要なことは『お子さん目線』であることです。今は意思確認が取れなくても、将来お子さんが「〇〇になりたい!」と夢を持つ日がきた時に、本人に選択をさせてあげることが前提です。赤ちゃんモデルとしての経験は、我が子が夢を選ぶための過程の1つであると認識しておくことも重要なのです。
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親のエゴに付け込む甘い誘惑や罠に注意
世の中には可愛い我が子を想う家族の気持ちを利用した『悪質なビジネス』も横行しています。多くの赤ちゃんモデルの仕事は、プロダクション(芸能事務所)に登録するか所属して契約をするなどの流れが一般的です。登録の場合と所属の場合の違いは主に費用やシステムが違うという部分です。
プロダクションに所属することで、多少費用は発生(※無料の場合もあり)するものの、お仕事の紹介やレッスン、他にもモデル活動などがしやすいというメリットがあります。
その一方で無所属の赤ちゃんの場合、所属費用などは必要ありませんが仕事の紹介もありませんし、親が自ら片っ端から募集されているオーディションを探して応募していくなどの全てのマネージメントが必要になり、デビューするまでの道のりが非常に長くなってしまいます。
当記事で何度も説明していますが、赤ちゃんモデルとして活動できる時期は非常に短いので、まず何から始めれば良いのか分からなくて焦ってしまう親も多いようです。そしてそんな焦っている方達をターゲットにした勧誘(スカウト)や罠も多く、無知という弱点に付け込んだ詐欺の被害が後を絶ちません。
可愛い我が子を赤ちゃんモデルとしてデビューさせたいと夢を追いかけているご家族は不安になるかもしれませんが、こういった悪徳ビジネスが存在しているということは常に肝に銘じておいた方が良いでしょう。
誰から見ても分かりやすいチャンス話があなたの元にやってきた時、それは既に赤信号が表示されているかもしれません。落ち着いてまずはその場で停止して冷静に頭で考え、しっかり調べ上げてから発進しましょう。
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可愛い我が子を想う親に付け込む悪徳ビジネスにご注意
では赤ちゃんモデルに関連した悪徳ビジネスとは一体どのようなものがあるのかというところです。まず一番多いケースとされるのは、やはり『お金』に関するトラブルです。
プロダクションに所属をしていない一般の方は、どのようなシステムで我が子がモデル活動(芸能界デビュー)ができるのか知る由も無いので、素人であるがゆえに”夢を見過ぎている”方が多くいます。
悪徳ビジネスはあくまで最終的にお金に関連するものが多く、「登録すればすぐにお子さんが赤ちゃんモデルとしてデビューができますよ!」「将来はメディアで引っ張りだこの売れっこ子役になれます!」「かかった費用はデビューしてしまえば簡単に取り返せますよ!」というような甘い言葉で莫大な登録費用を詐取されたという事例も決して珍しくありません。
こういった漫画やドラマに良く出てきそうなベタな詐欺被害に遭わないために、名刺を貰ったらまずインターネットなどでその企業の公式HPが出てくるか調べてみましょう。他にも電話番号が正しいか、過去に大きなトラブルを起こしていないか、評判・口コミを見て情報収集することも大切です。名刺を渡してこない業者は論外ですので、ほぼ100%怪しいと思って良いでしょう。
もちろんきちんとしたプロダクションや芸能事務所に所属するために、レッスン費やその他のお金が発生してしまうことは当たり前です。登録費用・写真撮影費用・プロフィール作成費用・事務手数料など、事務所によって金額や名目も様々ですが、必要出費として存在しています。
悪徳ビジネスの被害に遭わない為には、その必要出費が本当に納得できる内容及び費用であるか、契約書などしっかりと確認しておくだけでなく、ネットを使用して情報収集したりして判断することが被害に遭わないための方法と言えます。
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大切なことはお子さんの目線であること
というわけで、今回は赤ちゃんモデルに関連する悩みの1つとして挙げられる“親のエゴ”についてご紹介してきました。ネット掲示板などでも「親のエゴと言われた」「親のエゴになりますか?」といった内容でスレッドが上がっているほど、世間では気にされる親が非常に多いのです。
会話を成立させることが難しい時期の赤ちゃんに関わる内容だからこそ、周囲からの憶測や推測、そして勘違いが生まれてしまうのかもしれません。“こうなって欲しい”という気持ちの根源が親の欲求や自己投影だけであれば、残念ながら親のエゴになってしまうでしょう。しかし可愛い我が子を想わない親はいないはずです。
果たして親心から生まれる欲求・希望・期待が『親のエゴ』になるのか、かなり線引きが難しいところでもあります。可愛い我が子が赤ちゃんモデルとして活躍することを願うが故に悪徳ビジネスや甘い罠にハマってしまわないように、日頃から色々な情報を取り入れて間違った判断をしないことも親として重要な責務であると言えます。
本当に自分が今しているのは「これはこの子の将来のためにもなる」と思える行動なのか、今後成長していくお子さんがもしモデル以外の夢に興味を持った時にも心から応援してあげられることができるのか、そういったところも非常に大切なポイントになります。
ヲタクで申し訳ないけど
普通の女の子になりたいと
ももクロを辞めた有安杏果この普通という言葉に今週私は縛られている
生まれた頃から赤ちゃんモデルをして沢山の習い事、スケジュール、義務教育、仕事。そして大学、最初は親のエゴで始まっていたはずだし親影響から自分の夢となった
— くりくり@1才10ヶ月& (@maronkuribo) 2018年1月27日
親として、可愛い我が子を想って「小さなうちから色々な活動及び経験をさせたい」と思う気持ちは間違っていません。周囲の視線や意見に悩んでしまったり、親のエゴかも知れないと不安に思う気持ちも、深く掘り下げていけば、それは親心からくるものであるとポジティブに考えることも大切です。
親のエゴかどうかの判断は我が子の顔をしっかりと見てあげることであったり、我が子の目線で判断してあげることで解決する問題のはずです。今目の前にいる赤ちゃんは誰に何と言われようと“あなたの赤ちゃん”なのです。自信を持ってお子さんが楽しめる選択をしましょう♪
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