2018年頃から少しずつ見かけるようになったワイスターという芸能事務所ですが、まだ設立されて間もないということもあり、まだまだこのプロダクションについては情報の少ない部分が沢山があります。その中の1つとして、ワイスターが行うオーディションの合格率が気になるという方は多くいらっしゃるのではないですか?
合格率や倍率を知ることは、その芸能事務所に所属できる難易度の目安を図る1つの手段だと考えている方も多いことでしょう。そこで今回は、ワイスターの合格率に関して、別のオーディションを例にしながら詳しく解説していきたいと思います。ただし、当記事で紹介するワイスターに関する情報はあくまで”非公式情報”となるので、全ての情報を鵜呑みにはしないように気を付けてください。
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ワイスターのオーディションの合格率って何%くらい?
ぶっちゃけ結論から申し上げると、ワイスターも他の芸能事務所と同じく、オーディションを開催する毎に応募者総数を公開することが無いので、合格率を計算することはできません。
なので、残念ながらワイスターの合格率は、ネット上を探そうが、掲示板を探そうが、またまたSNSで探そうとしても一切情報が出てくることはありません。あなたが審査員側にでもならない限り、ワイスターの合格率の目安すらも分かるわけがありません。
それに、芸能事務所からすれば、仮に合格率を公表しても全くメリットがありませんし、合格率が低すぎると、そのオーディションに挑戦しようとする方が少なくなることも懸念されるので、むしろデメリットにしかならないかもしれません。
ただ、強いて言うなら、合格率が低いオーディションということは、それだけそのオーディションが、またはそのオーディションを主催した芸能事務所が人気であるということの証にはなるため、ブランド力が上昇するという意味ではメリットになるかもしれませんね。
ワイスターの合格率を憶測で計算してみる
正直なところ、ワイスターに限らず、芸能事務所や養成所の合格率を知ったところで、あなたがそのオーディションに合格できるという保証は全くありません。ですが、それを言っても何も始まらないので、ワイスターの合格率を憶測で計算してみましょう。
ぶっちゃけ、ワイスターはまだ全然知名度の低い芸能事務所ですし、今のところ東京でしかオーディションが行われていないようなので、応募する人もまだそこまで多くないのではと思います。なので、大きな宣伝をしない限り、毎回行われるオーディションには多くても100人~200人前後ほどの応募者が集まるくらいなのではと仮定します。
ワイスターのオーディションページを確認すると、現在書類選考が免除されているので、全員二次審査の面接からスタートになります。その面接でおおよそ5分の1が合格するると考えると、残り20人~40人が最終面接に進むと仮定できます。
そして最終面接で再び5分の1の方が受かるとなると、最終的に合格できるのは4人~8人という計算ができます。なので、この計算でいえば、倍率は最大25倍となり、合格率は4%になります。・・・と、明らかに馬鹿らしく信憑性の無い数字なので、全く信用する必要はありません。
ワイスターが養成所としても力を入れている場合は・・・
学生コミュニティ『キャスフィ!』や『Yahoo!JAPAN知恵袋』での匿名による体験談が仮に事実であった場合、ワイスターへの入会金やレッスン料金は、1年間に74~84万円ほどが必要になるという計算になります。つまり、ワイスターは系列の養成所も運営されているということになるわけですが、これは誰もが知る大手芸能事務所であっても同じで、別に変なことではありません。
そう考えると、ワイスターもテアトルアカデミーのように、レッスン生を集めることにも力を入れるはずなので、必然的にオーディションの合格率も高くなります。今のワイスターの規模的に憶測すると、10~20人に1人くらいの割合で合格者が出るかもしれませんね。もちろんワイスターが公表している情報では無いので、信じる必要は全くありません。
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ワイスターの合格率を別の芸能事務所で例えてみると…
例えば先ほど説明に出てきたテアトルアカデミーの合格率を例にしてみましょう。なお、テアトルアカデミーでは最終審査を合格された方に対して書類が送られ、その書類の中には、その時期の応募者総数、オーディション受験者、入学定員、そして待機者が記載されています。
ただ、ワイスターとテアトルアカデミーは、知名度も違いますし、12歳~35歳までが参加資格のあるワイスターに対し、テアトルアカデミーは下は0歳から上は40歳以上の方まで幅広く募集しているということもあって、そもそもオーディションに応募してくる人数レベルは全く違います。
ウチの子供がテアトルアカデミー の合格勝ち取ってきやがった!さすが父親に似て優秀だわ〜
誰でも受かるって噂もあるけど… pic.twitter.com/G72qJyf9s4— フロマージュ (@s36439) November 14, 2019
さて、それではテアトルアカデミーが2019年11月頃に東京で行った過去のオーディションを例にしてみると、この時の応募者総数は3,389人でした。そのうち、二次審査に突破された方が785人なので、二次審査の倍率は約4.3倍となり、合格率は約23.2%となります。
そして785人のうち、二次審査を合格して入学内定をもらった方が248人なので、倍率は約3.2倍になり、合格率は約31.6%となります。つまり、この時のテアトルアカデミーのオーディションでは、一次審査から最終審査合格までの倍率が約13.7倍、そして合格率は約7.3%ほどとなりました。「合格しやすい」と噂されるテアトルアカデミーでさえ、これくらいの難易度があるということが分かります。
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【第1回 大沢事務所 新人声優発掘オーディション】での例
東京・大阪にて開催された『第1回 大沢事務所 新人声優発掘オーディション』の合格者が決定! 応募総数2331名の中から選ばれた未来のスター達の喜びの声をお届けします。 茅野愛衣さん、花澤香菜さんからのメッセージもチェック! https://t.co/UY5VbQGT0R
— 声優グランプリ@25周年 (@seigura) September 10, 2019
『PR TIMES』の記事によると、人気と実力を兼ね備える声優が多数所属することで有名な『大沢事務所』が、2019年8月に『第1回 大沢事務所 新人声優発掘オーディション』を行いました。
このオーディションに合格できた方には、大沢事務所への所属と各種無料レッスンが受けられるという好待遇の特典を得ることができるということもあり、全国から多くの応募者が集まったようです。
さて、そんな大沢事務所のオーディションを例にすると、この時集まった応募総数は2,331人でした。そのうち、合格者はそれぞれ東京会場で5人、大阪会場で3人で、計8人が合格しました。
つまり計算すると、大沢事務所が行ったこの時のオーディションの倍率は約291.3倍、そして合格率が約0.34%ということになります。好待遇の特典に対して8人も合格者を出したので、これでも全然合格率は高い方です。
【坂道合同オーディション】の倍率及び合格率は絶望的な数字に…
坂道合同オーディション
38人合格
12万9182人応募の中から
倍率は3400倍#乃木坂46#欅坂46#坂道合同オーディション pic.twitter.com/J6tM75oWx8
— 🌹 シンシン 🌹 (@nogizaka826) August 19, 2018
世の中にはもっと絶望的な合格率を誇るオーディションが多く存在しており、その中の1つと言えば『坂道合同オーディション』でしょう。例として、2018年に開催された同オーディションでは、乃木坂46、槻坂46、けやき坂46の新メンバーを募集し、何と全国から12万9,182人という驚異的な応募者が集まりました。
そのうち、最終審査(ファイナリスト)に参加できたのは82人なので、この時点で倍率は約1575.4倍、合格率が約0.063%と絶望的な数字になります。さて、この年の合格者はたったの38人だったので、最終的に倍率は約3,400倍、合格率は約0.029%ということになります。超人気アイドルグループに所属しようともなれば、これくらいの難易度になり、10万人以上のライバル達と競わなくてはいけないのです。
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もっと倍率・合格率が絶望的なオーディション
「国民的美少女コンテスト」30周年記念大会のグランプリは京都府出身の中学2年生に決定!https://t.co/6prFZxlHZT
「第15回全日本国民的美少女コンテスト」の本選大会が港区・グランドプリンスホテル新高輪で行われ、応募総数8万150通の中から京都府出 … pic.twitter.com/8VmHgnLMqF— ゲットナビ編集部(公式) (@getnavi_gakken) August 9, 2017
先ほど紹介した『坂道合同オーディション』よりも、もっと絶望的な倍率・合格率を誇る有名なオーディションと言えば『ホリプロタレントスカウトキャラバン(※ホリプロTSC)』と『全日本国民的美少女コンテスト』で間違いないでしょう。2018年や2019年は残念ながら開催されませんでしたが、2017年に開催された時の数字を計算すると、嫌になるほど絶望的な数字であることが分かります。
まず2017年に開催された『ホリプロTSC』を例にすると、この年の応募者総数は36,504人。その中からグランプリを獲得した定岡ゆう歩さん、そして審特を獲得した井上祐貴が最終的に選ばれたので、賞を獲得した2人で計算すると、何と倍率は18,252倍となり、合格率は約0.005%ということになるのです。
次に、同じく2017年に開催された『全日本国民的美少女コンテスト』を例にすると、全国から80,150人の応募者が集まった同オーディション。このオーディションでグランプリを含め、最終的に賞を獲得された方は8人でした。なので、倍率は約10,019倍、そして合格率は約0.01%ということになり、こちらも絶望的な数字を記録しています。
なお、グランプリを獲得された方は必ず芸能事務所への所属と芸能界デビューが約束されていますが、それ以外の賞を獲得された方は、必ずしも芸能事務所に所属できるわけではありません。それに、大手芸能事務所に所属できたとしても、そこから売れるか売れないかは自分の努力、そして視聴者やファンからの支持次第なので、いかに芸能界が厳しい世界であるか、容易に理解ができるはずです。
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ワイスターのオーディションの合格率は期待しても良い・・・?
少しワイスターの話から離れてしまいましたが、やはり国民的アイドルグループや大手芸能事務所に所属するためには、極めて合格率の低いオーディションに挑戦していく必要があることが分かりました。ところで、これらのオーディションと比較すると、ワイスターのオーディションにも合格できそうな気がしてきませんか?
テアトルアカデミーでさえ合格率が7%を超えているのですから、まだまだライバルの少ないワイスターのオーディションには、大きなチャンスが眠っていると思えますよね。でも待ってください、ここで甘い勘違いをしないように現実も見ておきましょう。
もしあなたが本気で芸能界で食べていきたいと考えるなら、そんなあなたの目の前には、先ほど紹介した極めて合格率の低いオーディションをクリアしてきた、いわゆる”本物の逸材”達が立ちはだかるのです。つまり、どの芸能事務所のオーディションを受けようが、行きつく先は本物達が住んでいる世界なのです。
結局のところ、スターダストプロモーションや研音のような大手芸能事務所だろうが、テアトルアカデミーやワイスターのような芸能事務所だろうが、売れる人は売れるということです。売れない人は例え大手芸能事務所に入っても売れませんし、売れる人は無名の芸能事務所からでも頭角を現し、メディアから注目を浴びるのです。事務所の待遇の良し悪しは関係無いと思える人が成功するものです。
自分のスキルを求めてくれる、自分に合う芸能事務所を選ぼう
世の中には芸能事務所を費用(入会金やレッスン料)や大手芸能事務所かどうかで決めようとする方がいますが、ハッキリ言って、自分が「ここなら頑張れる!」と思える、自分に合った芸能事務所を選ぶことが一番です。
入りたいと思った先で、仮に計100万円の費用が必要になるなら、自分でバイトを掛け持ちしながらでも挑戦すればいいのです。
芸能界で生き抜く覚悟があるなら、2つ3つくらいバイトを掛け持ちするくらい楽勝なはずです。芸能界で売れる人になると、2つ3つの掛け持ちバイトよりも圧倒的にしんどい毎日を送ることになります。
周りや世間からのプレッシャー、常に人気を維持しなければいけないプレッシャー、次から次へと新しい逸材が生まれてくるプレッシャー。精神状態はバイトを掛け持ちする程度とは比になりませんよ?
ワイスターってオーディションは受かりやすいの?
ワイスターのオーディションは、さすがに『ホリプロTSC』や『全日本国民的美少女コンテスト』のような大規模オーディションなどと比べると合格率は高いと言わざるを得ません。
とはいえ、決してワイスターのオーディションが受かりやすいというわけでも無さそうです。信憑性は低いものの、既にネット上の掲示板にはワイスターのオーディションに落選したという声をちらほら見かけます。
ワイスターに関しては、「誰でも受かる」や「あそこは入会金ビジネスだ」といったよくある噂は今のところ無く、むしろ融通が利く芸能事務所として評判は悪くない印象です。ですが、まだまだ設立されて間もない芸能プロダクションなので、まだまだ課題も多いとは思います。
なお、一部では合格率が高いという声がありますが、結局のところ、それを確かめるにはワイスターのオーディションに自分自身が挑戦する他ありません。ただ、合格率が高いという都合の良い噂を鵜呑みにしたにも関わらずオーディションに落ちた時は、それなりに大きなショックを受けるので、初めから変な期待はしない方が良いでしょう。
ワイスター事務所の評判は全く悪くない
ワイスターに限らず、芸能事務所や養成所に対する評判や口コミがネット上やSNS上に多くあることが、あなたがオーディションに応募する判断基準にしてはいけません。特にワイスターはまだ設立して間もない芸能プロダクションですから、そんなにすぐに評判なんて集まりませんし、所属するメリットなんて分かるはずもありません。
ただ、悪質な業者は公式HPを持とうとはしないので、ワイスターの公式HPがある時点で、それなりに信用はできると思います。ちなみにワイスターの公式HPに掲載されている反社会勢力の排除についての表明をアピールしているサイトも多いですが、そもそも今の芸能界では反社会勢力と関係を持たないことは当たり前のことなので、何のアピールにもなりません。
そしてワイスターに関する評判が知りたい場合は、ネット掲示板やSNSにある情報をよりも、実際にワイスターに所属しているアーティスト(タレント)達の活動を追う方が確実だと思います。『Twitter』や『Instagram』をしているアーティストも多く、どんな仕事をしているのか、ある程度分かります。
なお、実際にアーティスト達の活動をSNSで確認してみると、非常に伸び伸びと自分のしたいこと、そして好きなことをされている印象で、ワイスターは良い意味で拘束力の無い芸能プロダクションなのかもしれませんね。アーティスト達のSNSアカウントは下記の記事でも紹介しているので、参考にしてみると良いでしょう。
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ワイスター事務所が有名になるパイオニアになろう!
ワイスターの合格率に関しては未知数であるものの、将来性に関しては十分に期待しても良いのではないでしょうか。実際に所属しなければ分からないこともありますし、ワイスター事務所が掲げる方針に合うか合わないかは人それぞれ違いますので、他人の噂に影響を受けるほど馬鹿げたことはありません。
ワイスターに対する印象としては、1人1人が自主的に行動し、自分の力で様々な企画を考え、ワイスターと共に大きく成長していこうというスタンスなのではないかと思います。なので、そもそもネット掲示板やSNSで他人の意見を仰ごうとする人はワイスターに向いていないでしょう。
「ワイスター事務所は私が必ず有名にしてみせる!」くらいの気持ちを持たないと、中途半端な気持ちでは芸能界デビューはおろか、いつまで経っても表舞台に立つことはできません。ワイスターに頼るのではなく、自分がワイスターの顔になって引っ張っていくくらいの覚悟を持って挑戦しましょう。オーディションに応募することは、その第一歩を踏むということです。
ワイスターの知名度を一気に高めたパイオニアともなれば、業界からも注目を浴びますし、様々な仕事のオファーも来るようになるでしょう。もちろんパイオニアになることは一言で済むほど決して簡単なことではありません。ただ、あなたの「芸能界で活躍する!」という夢が本気なら、中途半端な気持ちは捨て、全力で夢を追いかけてくださいね♪
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