声優になる夢を追いかけている方はいませんか?声の仕事は年々増加傾向にあり、今後は例えばVtuberの増加に伴ったりして声優の仕事はどんどん増えていくことが予想されます。一昔前までは限られた仕事しか無かった声の仕事ですが、今では声優も動画共有サービスへの進出やアイドルにまでなる時代です。
さて、そんな将来性のある声優という職業に、アヴィラステージで目指してみようと考えた方も多いのではないでしょうか?株式会社アヴィラが運営する、養成所のアヴィラステージですが、実は声優部門があります。これから、声優を目指すという方に、口コミや、スクール体系等をご紹介したいと思います。是非ご一読ください。
好きな目次をクリック♪
アヴィラステージは実力主義
アヴィラステージは、声優は実力主義と謳っています。募集要項として、6歳~35歳までの男女となっていますので、まず第一に年齢がその中に納まっている必要があります。レッスンは有料ですが、成績が良かった人は、特待生としてレッスン料が無料になることがあります。
アヴィラステージをネットで調べると、レッスン料を取るので、怪しいといった意見も見られるのですが、どこの芸能事務所でも、大抵プロダクションがアヴィラステージのように養成所を運営しており、その中で成績が優秀だった場合にプロダクション所属という形を取っているため、特に怪しいという点はありません。
また、複数のプロダクションと掛け持ちしたいかもしれませんが、応募にあたり、どこかのプロダクションに所属している人は応募が出来ないので注意が必要です。
声優になるには、専門学校という手段もありますが、毎日レッスンがあり、授業料もそのため高額で、社会人や学生にとっては、両立して通うことが出来ません。
その点では、養成所は一般的に週一からその人に合った通いやすいスケジュールを事前に決め、レッスンを組むことが多く、養成所を選択する率は高めとなっています。
専門学校は素人でも誰でも所属出来ますが、養成所は、オーディションを受けて成績の良かった人のみが所属できるのが一般的で、アヴィラステージもそのような体系を取っています。
また、オーディション時に成績優秀ですと、先述した特待生となり、レッスン料が無料になることがあります。そう言った点でも、アヴィラステージは完全に実力主義と言えそうです。
【関連記事】
⇒アヴィラステージの特待生になるには?レッスン費無料と一部免除の噂
どうしてレッスン料を支払わなければならないの?
アヴィラステージは汐留の一等地に事務所を構えており、山川恵里佳さん、重盛さと美さん、ミラクルひかるさん、クリス松村さんなど、バラエティー豊かなタレントが所属していますが、芸能事務所としては、生徒を集めやレッスン料を取ることで企業として成り立っています。
レッスン料という収入源が無ければ、これらのタレントの売り込みも出来ませんし、レッスン料を全て無料にしていては、収入減が無く破綻してしまいます。
ただ、レッスン料は非公開なので、詳しくお知らせできないのが難点ですが、口コミを調べてみると実力次第でレッスン料が変わるようです。
逸材だけどもうちょっとレッスンしてほしい・・・そんな人には、レッスン料がリーズナブルに通える体制を整えているようです。
アヴィラステージの声優部門って?
一番人気の仕事は吹き替え、というのがアヴィラステージの考え方のようです、アフレコやアテレコという言葉を聞いたことがあると思いますが、そういった技術を教えてくれるのがアヴィラステージです。また、ラジオのパーソナリティとして活躍するチャンスも設けているようです。
アニメの放送と合わせて、番組と連携したウェブラジオなどに呼ばれることも多いようです。また、スマホのアプリやゲームの吹き替えにも対応しており、最近増えつつあるゲームへ声を当てる仕事が増えているようです。
ゲームで人気が出れば、アニメ化することもあり、チャンスがあればどんどん参加してほしいというのもアヴィラステージの願いでもあるようです。
他には、テレビのナレーションの仕事がありますね。ナレーターはアニメや映画とは違い、いかに正確で聞き取りやすいかが求められるお仕事です。
これが縁でテレビ出演することもあるようです。また、最近では、声優同士がユニットを組んでアイドルグループを作ることがあり、見た目も重視されることがあります。ただ、アヴィラステージの惜しい点は、これまでに有名な声優を輩出していないということです。
声優のプログラムには力を入れているようなのですが、頼れる先輩がいないというのは、やはりどこか不安要素の1つになってしまいます。しかし、アヴィラステージの強みは、他のメディア(タレントやモデル、女優俳優など)と絡みのあるお仕事なのかもしれません。
オーディションは応募申し込み順
オーディションは申し込み順となっており、後日日程がアヴィラステージからお知らせが来ることとなっています。6歳~35歳までなら誰でも応募ができ、嬉しいことにオーディション料は無料となっています。
ですので、気軽に応募することが出来ます。オーディション料を取る事務所も多いので、最初のステップが無料というのは、とっつきやすいですね。
オーディションを受けてみて、「自分に合うかも!」と思えば、合格が来次第通えばいいですし、「自分とは合わないな~・・・」と思ったら断れば良いのです。
難しく考える必要が無いのがアヴィラステージの強みだと言えるでしょう。どうせなら、みっちり練習をしておいて、レッスン料が無料の特待生を狙いたいところです。
【関連記事】
⇒アヴィラステージのオーディション内容と合格したい人が知るべきこと
カリキュラムについて
カリキュラムも非公開となっていて、公の情報ではないのですが、小学生、中高生、一般、通信生に分かれているようです。週一度のレッスンから始められ、レッスン日は応相談となっているようですが、一度決めたら固定のスケジュールとなるようです。
1レッスンは60分で、1日に2コマ受けることとなっています。演技や歌唱のパフォーマンスの授業があり、年に2回、5月と11月にはプロダクション所属試験と、映画や舞台のオーディションに参加できるチャンスを随時設けているようです。
この年に2回のオーディションでは、芸能プロダクションや制作会社、監督なども招かれるようです。他、入所レッスンを受けながらテレビ番組やCM、映画、舞台のオーディションもあり、撮影現場にはチョイ役で早い内からデビューのチャンスがあるようです。
アヴィラステージの企業体系って?
ここまで読み進めると、アヴィラステージがどういう企業なのかが気になるところ。所在地は『〒105-0021』の『東京都港区東新橋2-18-2汐留シオサイト グラディート汐留2階』で、電話番号は『03-6860-0411(公式サイトでしっかり確認しましょう)』となっています。
母体のプロダクションは株式会社アヴィラです。設立は2009年からで、約10年の歴史があります。芸能事務所は、税金を支払いたくないという傾向にあり、2年おきに事務所を畳んでは設立をすることも多いようです。その点でいえば、10年以上の歴史を持つアヴィラは、健全に運営されている事務所と言えるので安心できますね。
電話番号をご紹介しましたが、資料請求の方法は、公式サイトから行うこととなっているようです。また、体験入学として、レッスンの見学が可能のようです。これについても電話で問い合わせして、アポイントメントを取ると良いでしょう。
初心者や、一般人でも応募が可能となっていますので、「声優になってみたかった」「声優の他にもタレントの道を歩みたい」という人は応募してみると良いかもしれません。
アヴィラステージ合格後の口コミ
アヴィラステージのオーディションを受けた人の口コミをまとめてみました。参考になれば幸いです。
【関連記事】
⇒アヴィラステージの評判と口コミを紹介!養成所としての評価について
Aさんの場合
中学の頃から声優になりたくて、進路を高校に行かず、声優にしたいと両親に伝えたところ、高校は卒業しなさいといわれ、高校は卒業しました。
高校3年の時に、アヴィラステージのオーディションを知り、短大への入学も決まっていて、学業と並行できるので親も納得してくれました。
アヴィラステージでは、声優を第一志望として応募しました。実際のオーディションでは、マイクに向かって幾つか台詞をいうものでしたが、これまでに体験したことが無かったため、非常に緊張したのを覚えています。
本人証明と送られてきた書類を手渡して受付が完了し、自分の番を待ちました。台本は、その待機中に渡されました。
台本はその場で回収されたため、緊張により何を話したか記憶にないほど緊張してしまいました。面接では、どうして声優に成りたいのか、将来の夢等を聞かれました。
結果は、100名以上の受験者のうちの12人の一人として選ばれたそうです。これからがスタート地点なので、地道に頑張りたいと思います。
Aさんは初めてのマイクに緊張した
特待生を狙うのであれば、自宅に録音設備を整えると有利でしょう。声優として活動するには、録音設備は必須です。初期投資をして、必要な機材を揃え、台本読みなどの練習を重ねておくと、本番で有利になるでしょう。
台本は、ネットを検索すると色々なものが出てきますので、興味のある分野からスタートすると良いでしょう。参考記事はコチラ
Bさんの場合
私は、小さい頃から声優になるのが夢でした。理由は、アニメが好きだったからです。小学生のころには、アニメのキャラクターの物まねをするほどで、人より目立ちたがり屋でした。
家族も、テレビの物まねをすると褒めてくれ、テレビの真似をすると褒めてもらえるという環境が後押ししてくれたのだと思います。
このような私を見て、親もオーディションの掲載されている雑誌等を購入してくれるようになりました。大学生になったころ、アヴィラステージのオフィシャルサイト内で、声優コースがあるのを見つけて、応募することにしました。
これから何万と費用が掛かるのですが、両親が賛成してくれて後押ししてくれました。応募からしばらくして、持参する書類が返信されてきました。オーディション当日は忘れないよう書類に目を通しました。
オーディションは1人ずつ行われ、10畳ほどの部屋に、歳がかなり上の上役と思われる男性と、女性と二人座っていて、パイプ椅子に案内されました。
役は、『彼氏を浮気相手に取られて逆上している女性』という難しい役でしたが、今まで練習してきた成果を発揮できたと思います。結果は合格。本当にうれしかったですし、両親も喜んでくれました。
Bさんは、練習をみっちりしてから応募した
練習をみっちりやってから応募したため、そこまで緊張せず、冷静にオーディションを受けられたそうです。笑顔を忘れないようにしたそうですが、それもポイントが高いでしょう。
質疑応答にはハキハキと答えられるよう、演技も含めて毎日練習したそうです。両親のサポートも嬉しいところですね。
Cさんの場合
大人になって、25歳という年齢になってから、ふと声優に成りたいと思いました。芸能界に入るなんて夢にも思っていませんでした。
どうして私が会社と両立して通おうかと思ったかというと、小さい頃から、周囲に「声が可愛いから声優になったら?」と言われたのを思い出したからです。
オーディションでは、一生懸命に演技したのですが、私は練習した成果があまり発揮できませんでした。練習はしたのですが、あまりの緊張で結果はボロボロ。
落ち込みやすい性格だったので、かなり落ち込んだのを覚えています。ところが、オーディションに合格したのです!審査員の方が、きちんと才能を発掘してくれたのだと思います。
説明書を出してくれたので、毎日それを見ながら研究しました。何が良くて何が悪いのか書いてあり、とても助かりました。
説明書にはハキハキと話が出来たところが良かったとかいてありましたが、表現力が足りないとも記載がありました。
実は、アヴィラステージはもう辞めてしまったのですが、大きな立派な賞状を貰い、今でも大切に飾ってあります。いい経験をしたと思っています。まるでスターになった気分でした。
スポットライトを浴びることが出来たからです。しかし、芸能界で生き残るには根性が必要で、私にはかけている部分でした。レッスンを通じて前向きになり、性格も明るくなって、辞めた今でもいいことがいっぱいあります。
Cさんの場合:やめても後の仕事に役立った
Cさんはアヴィラステージを辞めてしまいましたが、その時の体験がもとになって、現在のお仕事に非常に役立っているのだそうです。
養成所のレッスンに通うことで自信も付いたとのことです。辞めた今でも、感謝の気持ちがあるそうです。芸能界で生きていくには、1度や2度の落選で気落ちしていてはメンタルがもちません。
Cさんのように落ち込みやすい人は、レッスンを受けてみて「合わないな」と思ったら、早めに辞めてしまっても良いのかもしれません。
【関連記事】
⇒アヴィラステージに落ちた方の体験談と落選しないために心掛けること
今回のまとめ
アヴィラステージには声優部門がありますが、どちらかというとタレントや女優、俳優寄りの養成所となっており、顔出ししたいという声優さんに向いているようです。
残念なことに、これまでに有名な声優さんを輩出していないのですが、公式ページを見ると声優業にも力を入れていることが分かります。
また、体験談をみると、「レッスン料を支払っても悔いが無かった」と思う人が多いようです。中には失敗したと思う人もいるのかもしれませんが、レッスンを受けたことが、その後の人生に役立ったケースもあるということをご紹介しました。
また、アヴィラステージは母体がしっかりしているということで、安心して通うことができ、オーディション料も無料なので気軽に挑戦できます。随時応募していますので、普段からみっちり練習して特待生狙いで挑戦してみてはいかがでしょうか?
非公式な情報ですが、特待生になれなくても、才能ありの場合は減額でレッスンを受けられるようです。学業や仕事と両立して通えるので、アヴィラステージへ通うことを検討してみてはいかがでしょうか?
【関連記事】