NHKのEテレで放送されている『いないいないばあっ!』といえば、うーたん、わんわん、ゆきちゃん(6代目お姉さん)が出演する人気教養番組として幅広く知られています。ただ気になるのは、同じく人気教養番組『おかあさんといっしょ』のような一般公募を経て出演した子供たちみたいに、『いないいないばぁっ!』も一般公募されているのかということ。
…しかし、残念ながら『いないいないばぁっ!』に出演するのは芸能事務所に所属(登録)されている一部の子のみで、出演依頼のくる芸能事務所も限られています。そんな数ある芸能事務所の1つに『キャストネット・キッズ』があるのですが、今回はその『キャストネット・キッズ』に所属しながら、どうすれば『いないいないばあっ!』に出演できるのかをテーマに解説したいと思います。
好きな目次をクリック♪
『いないいないばあっ!』に出たい!
ちなみにEテレの『おかあさんといっしょ』では、出演する子供を一般で公募されているのは良く知られていますよね。『おかあさんといっしょ』へ出演したい方に関しては、こちらのページから応募することが出来るので挑戦してみましょう。
ところが『いないいないばあっ!』に関してはどうでしょうか?一度ここで『いないいないばぁっ!』のよくある質問を確認してみましょう。冒頭の方でもう答えが記載されています。
「体操コーナーに子供を参加させたいのですが・・・。」という質問に対して、“『わ~お!』などのスタジオコーナーは、参加者を一般募集しておりません”とハッキリ記載されています。さらに続けて、”出演しているお子さんは、1歳3ヶ月~1歳8ヶ月までの劇団のお子さんです”と記載されています。
その理由も明確で、スタジオ収録を問題なく終えるためとなっています。泣いてしまったり、騒いでしまうお子さんは出れないわけです。カメラや照明のある、独特の環境の下で親御さんから離れて『わ~お!』を踊れる必要があるのです。
可愛い衣装を着ていますし、映るお子さんも可愛い子ばかりなので、出演させたいと思う気持ちは非常に良く分かりますが、『いないいないばあっ!』が求めているのは、年齢が低いのにかかわらずプロの仕事ができる幼児で、年齢も限定されていることがわかります。
1歳3ヶ月~1歳8ヶ月の間なんて、親御さんからすれば本当に一瞬ですよね?ですから、出演するためにはもっと前から事務所に所属する必要があります。
【関連記事】
⇒いないいないばあっ!の出演方法と事務所はどこが良いのか徹底解説
番組宛のお手紙なら誰でも応募可能
出演するのは事務所に所属しているプロの子役達のみとなりますが、番組宛のお手紙は、2歳11ヶ月までのお子さんが描いたものに限り、誰でも応募が出来るようになっています。もちろん、受信料は払ってくださいね(笑)
2歳11ヶ月を過ぎたお子さんの絵は、番組で採用されません。送ることは自由かもしれませんが、採用されませんし、送られても番組側が困ってしまうと思うので控えておいた方が無難でしょう。
応募した絵は返却されませんが、放送が決まった場合には、事前にハガキが届き、採用の旨が伝えられます。これは嬉しいですね!見逃すことなく録画ができるわけです。
毎日番組をチェックして、“まだか!まだか!”と待つ必要はないというわけです。ただし、採用までどのくらいの日数がかかるかは明らかにされていません。
キャストネット・キッズに所属すると『いないいないばぁっ!』に出演できるの?
View this post on Instagram
『いないいないばぁっ!』に出演できる事務所の一つに、『キャストネット・キッズ』があります。一体どんな事務所でしょうか?公式サイトはこちらです。出演実績の一覧はこちらです。こうしてみると、『いないいないばぁっ!』への出演実績が書かれていません。
ですので、現在はレギュラーをかかえていないことになりますが、過去には『いないいないばぁっ!』にキャストネット・キッズから出演した子役がいます。少し古いのですが、2003年に籠橋健太郎さんという子役が『キャストネット・キッズ』からレギュラー出演していました。
ネットで調べてみると、他にも何人かが『いないいないばぁっ!』に出演しているようです。主なオーディション一覧を確認してみましょう。しっかりと『いないいないばあっ!』の記載があります。
View this post on Instagram
ネットで口コミを見てみると、やはり「『いないいないばぁっ!』に出演できたことは良い思い出だった」というコメントが散見されました。しかも、1万円~5万円ほどのギャラが発生するようです。
思い出が残せるだけじゃなく、ギャラが貰えるとは嬉しいところです。残念ながらギャラに関しては、一切公表されていませんので、口コミを参考にするしかないのですが、調べたところ1万円~5万円程度と随分と差があるのですが、数万円という答えが一番多かったです。
差があるのは、一回だけ出たのか、それともレギュラーの総額なのか、というところに違いが出たのかもしれません。詳しい内容までは分かりませんでした。
【関連記事】
NHKに出演することに大きな意味がある
View this post on Instagram
NHKへの出演料は、民放と比べるとギャラが安いと言われています。ですが、ギャラとは比べ物にならないぐらいメリットが存在します。それは、テレビ業界への大きな宣材材料となるということです。実は、子役でブレイクした鈴木福さんも、『いないいないばぁっ!』に出演していました。
『いないいないばぁっ!』に出演することで、今後の将来の仕事が大きく変わってくるのは間違いありません。実績として高く評価されるのです。NHKは全国放送ですし、視聴者年齢も幅が広く、老若男女に愛されています。そんなNHKに出演できたとなると、大きなアピールポイントになることはまず間違いないでしょう。
そもそも『キャストネット・キッズ』とは
ここで気になってくるのが、『キャストネット・キッズ』の登録方法や、事務所のあり方についてです。まずは入会方法について簡単に紹介します。
こちらに一覧があるのですが、ホームページから申し込みして、クレジットカードで支払いして加入するケース、ホームページから入会申込用紙をダウンロードしてFAX・郵送するケース、コンビニであるローソンのLoppiから申し込むケース、電話で申し込むケースです。
FAX・郵送の場合、入会までに1ヶ月程度かかる恐れがあり、お勧めはできません。Loppiからの申し込みですが、手順を印刷して持っていかないと申し込み方法を間違う可能性があります。間違ってしまうと無駄になってしまいますので、ホームページから直接申し込むのが手っ取り早いでしょう。
View this post on Instagram
ホームページから申し込み、入会時にクレジットカード払いした場合は、会員ページに必要なIDとパスワードが即日発行され、すぐお仕事に申し込める状態になります。気になる費用ですが、初年度かかる費用はたったの16,200円です。
他の養成所ですと、登録だけで3~5万の相場の中で、破格の値段と言えます。そして、二年目以降は二年間で10,500円しか発生しません。初年度は、月額1,350円のみで芸能生活を送れる計算になります。二年目以降になると、維持費は月額438円です。高くて煩わしいレッスンはありません。
応募し、宣材となる写真は保護者の撮影でも大丈夫となっていますので、気楽に応募することが出来ます。さらに、入会にオーディションが無く、誰でも登録することができます。登録すると、事務所にしか連絡のこない非公開案件を一覧で見ることができるようになります。
プロフィール写真はスマホでいいの?
スマホで問題ありません。但し、簡単に入会できるため、参加しているお子さんが多いのが『キャストネット・キッズ』の特徴でもあります。全国から申し込めるので、ライバルが首都圏だけではなく全国にいるということになります。宣材写真がスタジオ撮影のものであると有利になるのは間違いありません。
入会費用が安いので、ここは頑張って一眼レフを買っても損はないかもしれません。最近の一眼レフは、オートの撮影でも綺麗に撮れるようになっています。思い出も残せますし、有利な写真を撮れるとなると一石二鳥ですね。最近のスマホには、ポートレート撮影機能がついているものもあります。そちらの機種に乗り換えて撮影するのでも、仕事を貰える可能性は十分高くなるでしょう。
【関連記事】
⇒オーディションの写真と服装の色を意識して合格するためのポイント
『キャストネット・キッズ』は仕事の量が少ないって本当?
ネットを調べてみると、「『キャストネット・キッズ』には仕事が掲載されていなかった」という口コミが出てきます。一体どうしてでしょうか?公式ホームページには、直近にあった仕事が出演実績として一覧で載っています。
中には極秘の案件もあるでしょうから、実際はもっと多いはずです。実は、良案件はすぐに締め切られたり、応募日数が短い場合があるのです。また、申し込んだ時期によっては、仕事が無い場合はどうしても存在します。
“クライアントありき”での仕事ですから、クライアントが発注しない限りお仕事はありません。逆に言うと、タイミングが良ければ沢山の仕事を閲覧できる場合もあるということですが、そういった嬉しい情報はあまり流出しないのです。
不安・不信に思った保護者がネットで書き込みをして、それが芋づる式に膨らんでしまったものと思われます。先述していますが、直近の『キャストネット・キッズ』での仕事は出演実績として一覧がありますので、確認してみましょう。参考になりますよ。
2018年11月当時の状態では、人気の高いおむつの広告モデル(ユニ・チャーム)に3名が選ばれていたことが分かります。その他に、NHKの『ためしてガッテン』や、『NHKスペシャル』、NHK『あさイチ』などにも出演実績が掲載されていますので、恐らく『いないいないばぁっ!』の依頼も来ているものと推測されます。
その証拠に、主なオーディション一覧にも『いないいないばあっ!』が載っていますね。ただし、『キャストネット・キッズ』はレッスンがありませんので、レッスンを積んだ赤ちゃんの方がオーディションに受かりやすいのかもしれません。
【関連記事】
地方でも無理なく芸能生活を送れる
『キャストネット・キッズ』にはレッスンがありませんので、たとえ地方に住んでいる方でも、仕事がある時だけ移動するという、合理的な芸能活動を続けることが出来ます。ただ、レッスンが無いのはデメリットもあります。それは、カメラ慣れなどの経験が不足してしまうことです。
保護者の方が、普段から写真を良く撮るようにしたり、ライティングのLEDが安価で買えますので、普段とは違った撮影を自宅で行ってみるのも良いかもしれません。撮影は首都圏が多く、交通費は自腹の場合が多いのですが、それを鑑みても、『キャストネット・キッズ』は維持費が安いため、お勧めできるのです。交通費が支給される仕事もありますので、見つけたら積極的に応募しましょう。
今回のまとめ
『おかあさんといっしょ』とは違い、『いないいないばぁっ!』に出演するためには事務所に所属する必要があることが分かりました。その中で、今回はオーディション無しで加入ができる『キャストネット・キッズ』を紹介しました。
今現在の実績としては『いないいないばぁっ!』に直近では履歴の無い『キャストネット・キッズ』ですが、『キャストネット・キッズ』の公式HPの中で、2003年にレギュラーとして『いないいないばぁっ!』に出演実績があることが分かりました。
公式HP内の『プロフィール写真の極意』というタイトルのページの中ほどにきちんと紹介されていますね。直近の出演履歴を見ると、他のNHKの番組にも実績があり、『いないいないばぁっ!』からも出演の依頼があると考えるのは自然なことですし、『キャストネット・キッズ』の公式サイトにもオーディションがある旨が記載されています。
View this post on Instagram
また、ネットでは『キャストネット・キッズ』自体にそれほど仕事が無いという噂が流れていますが、そちらはデマのようで、履歴である出演実績をみると、きちんと事務所として機能していることが分かります。
芸能事務所としては破格の16,200円(税込)から参加することができ、芸能生活のファーストステップとしても大変お勧めできるプロダクションとなっています。
親がマネージャーとして、宣材写真を入れ替える必要がありますが、良い写真が取れたら積極的に新しい写真をアップデートすることで、クライアントから指名で仕事が来る場合もあるそうです。どこの事務所に所属したら良いのか迷っている保護者の方は、『キャストネット・キッズ』を一つの事務所に選んでみてはいかがでしょうか。
【関連記事】