子供ミュージカルの最高峰として知られる『アニー』ですが、有名過ぎるがゆえに毎年オーディションの応募者は非常に多く、9,000人を超えることはもはや当たり前の領域に入ってきました。しかし、苦労した分だけ夢を掴んだ子供たちが得る特典はとても大きいものです。
様々な役はあるものの、やはり誰もが目指す役は主役である『アニー』で間違いありませんよね?そこで、今回はアニーのオーディションに必要な条件や年齢について紹介していきたいと思います。しかし、公式の情報では無いので、あくまで“1つのヒント”として参考にして頂ければと思います。
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オーディションを受ける前の心構えは重要!
【コメントあり/ニュース】新「アニー」は実力派の同い年W主演に決定!」 二人と演出家山田和也氏のコメントも掲載しています。#アニー #Annie https://t.co/5EAy8D3eGM pic.twitter.com/6AEDdIwIir
— げきぴあ byチケットぴあ (@gekipia) 2017年10月30日
毎年アニーのオーディションに受ける応募者はそんじょそこらのミュージカルとはワケが違います。つまりはあなた以外のライバルは半端無く多いわけで、生半可な気持ちではほぼ確実にアニー役を勝ち取ることは難しいことであると、しっかり頭の中に入れておきましょう。
基本的に本記事を読んで頂く方の多くは子供たちの親御さんではないかと思いますが、親は親でしっかりお子さんのサポートを徹底してあげる覚悟が無いとかなり厳しい戦いになります。こだわる気持ちが人一倍強いことも分かりますが、わざわざ狭き門を狙うよりも他のミュージカルのオーディション合格を狙うことも頭に入れておくことは重要でしょう。
アニーオーディションに受かることが全てでは無い
画像引用元:PAKUTASO
確かにオーディションに受かって見事にお子さんがアニー役の座を勝ち取ったという事だけでもこれ以上ない名誉とはなりますが、それを最終目標にしてはいけないと思っています。これはもちろん「アニーオーディションは受けてはいけない」と言っているわけではありません。
つまりは子供たちを子役からどこまで成長させていきたいのかという気持ちが重要であり、アニー役を勝ち取ったところがスタート地点になると考える必要があります。オーディションを受ける時点で次のステップをすでに考えておくことで、その後の道へとスムーズに進むことができる秘訣ではないでしょうか。
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アニー役を勝ち取るには人並み外れたお子さんと親御さんの努力が必要ですが、その努力が報われてアニー役を勝ち取った時点で気持ちが燃え尽きてしまう人も多くいいるのだとか。そうなってしまうと、アニー役を勝ち取ったという過去の栄光だけが付いて回り、その後に結果が出なかった際の大きなプレッシャーとなってしまうことも・・・。
恐らくトップ舞台女優さんなどであれば、「アニー役を勝ち取ることは、あくまでそれ以上の夢を掴むための過程の一つだ!」という気持ちで望むと考えているのではと思います。夢や目標はもっと大きく持つことで、アニーオーディションに落選したとしても「全て終わった・・・」と落胆してしまうことも軽減されるのでは?
アニーオーディションを受ける年齢の条件は?
アニーの先行受付のはがき届いた!
2018アニーの衣装姿初めてみたー
今年のハガキもデザインが凝ってるねー(OvO)#2018アニー #アニー pic.twitter.com/Wtb6aGN9Md— okapi! (@okapi00000) 2017年11月27日
2018年のアニー役として募集された年齢対象条件としては、どうやら6歳~15歳の女の子だったようです。というよりもそれ以前に書類審査段階での対象となっていますので、基本的にはこの年齢の条件に当てはまった女の子がオーディションを受けることができるようです。
あくまでSNSやネット情報であり、一切公式の情報とは関係無いですが、10歳前後の年齢が狙い目ではないかという話もちらほら。ただ、これらはオーディション合格とは全く関係なく、審査員も年齢だけで採用を決めるわけがありません。そのように考えている暇があるならば脇目もふらずにスキルを磨くことに徹底したいところです。
ミュージカルでは歌唱力は必須の条件
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アニー役うんぬんの前に、まずミュージカルに出演するためには歌唱力が必須になってきます。中には天才的な才能を発揮する逸材もいますが、ほとんどのオーディション参加者の子供達のこれまでの努力に比べて、「たった1年や2年ほどの訓練だけでは到底追いつかない」といった意見が多いです。
アニーオーディションでは、応募条件の中に書類審査用紙提出だけではなく、課題曲をアカペラで歌った音楽ファイルを送る必要があります。審査員の前で実際に歌を披露する前に、まずこの時点から審査されますし、そしてここで一次の採用者がギュッと絞られます。
ダンスのスキルが高いことも必須条件となる
歌同様にミュージカルで必須となるものがダンスですよね。これまでのアニー役を勝ち取った歴代の子供たちが披露したダンスはどれも素晴らしいものばかりでした。なので、幼少期からダンスのレッスンをきた子供でなければ、アニー役を勝ち取ることは非常に難しいでしょう。
・・・と、これはアニーのオーディションを受ける子供たちにとっては当然のスキルですよね!必要なものは自分自身のダンススキルに絶対的な自信を持つことであり、ライバル達は皆「これまで頑張って会得してきたダンスをようやく発揮できる!」とむしろ嬉しいと思えるくらいの大きな自信を持っているはずです。
お芝居の実力も条件として必須になるスキル
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ミュージカルに必須な条件としては当然お芝居のスキルも必要になってきます。こうみると、この時点で『歌』『ダンス』『お芝居』の3大必須条件があるわけですが、その一つ一つが他のライバル達よりも頭一つ抜けていないと審査員の目には決して止まらないでしょう。
アニーオーディションに関しては特に経験者でないと合格が難しい世界ですから、このオーディションを受ける子供たちもすでに幼少期からお芝居の稽古にも励んでいたはずです。お芝居のスキルに関してもたった1年で実力が付くほど簡単なものではありません。そう考えると、この3大必須条件のために一体どれほどのレッスン期間が必要となるのか・・・(苦笑)
審査員の目に留まる『個性』はあるか!?
『個性』というものは簡単に出るものではありませんが、やはり審査員の目に留まる人達にはどこか他の人には無い“何か”があります。個人的にはその子だけが持っている『世界観』というものがあれば、その子には何か“光るものがある”と感じてしまいます。
もちろんアニーオーディションの関係者でも無ければ審査員でもありませんので、こればかりは彼らしか分からりません。ただ、オーディションを受ける心構えとしては、親御さんや子供達は常に頭の中に入れておく必要がある1つではないでしょうか。他のライバルとの差別化を図ることは大切ですよね♪
柔軟な対応やアドリブにも強くなる!
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オーディションやレッスンを受ける際には、審査員や先生から「取り敢えず何かやってみてよ」とか「君って何をどうしたいのかな?」と聞かれることもあるのですが、聞かれた際にオドオドしてしまっては点数が低く評価されてしまうかもしれません。
『一体自分は何を目標にしているのか』『この先どうしたいのか』『急に言われた事に対して自分の考えをパッと答えられるのか』『柔軟的に対応できるか』などが必要になってきます。「やってみて」と言われて披露することは簡単ですが、そうじゃなくてもアドリブでこなしてしまう子は間違いなく高く評価されるのではないでしょうか。
ビジュアルもオーディションに関係!?
「こればかりはどうしようも無いでしょ!」という人もいらっしゃるかもしれませんが、ミュージカルの世界にはビジュアルも必須条件の1つであるという情報もあります。確かにアニー役にピッタリの容姿や体型等もやはり審査員は厳しい目で見ているかもしれませんね。
ある程度であればメイクなどで隠す事はできるかもしれませんが、目立つほど多くのニキビがあったり、シミやそばかすなどもある場合は落とされてしまう可能性も考えられるそうです。もちろん容姿や体型が良いだけではオーディションには合格できませんよ!
子役事務所に所属している必要はあるの?
アニーオーディションの条件について「子役の事務所に所属している必要は無いのか」と心配される方もいらっしゃるようですが、どうやら事務所に所属していることが直接オーディションに関係しているわけではないという情報が多くあります。無所属で努力してきた子たちにとっては公平ではありませんよね。
しかし、やはりアピールポイントの1つではあるかもしれません。「ほう・・・この子は○○に所属しているのか・・・」と見られることで、その子の実績が見られやすくなります。アニーオーディションに受けるほとんどの強豪達はレッスンを受けている子達の集まりなので、必然的に子役事務所に所属している子の割合が多いのだとか。
選んだ世界で生き抜く覚悟はあるか!?
アニーオーディションに限ったことではありませんが、どの世界でも、自分の選んだ世界で生き抜く覚悟があるのかということが重要ではないでしょうか。当たり前の話かもしれませんが、その当たり前のことが忘れている人も多くいます。
ネット上やSNS上にはアニーのオーディションに関して色々な人達が情報交換や質問などをしていますが、これらをすることで合格に近づくほどアニー役を勝ち取ることは簡単ではありません。本気でアニー役を掴もうとしている人はある意味では他のことには目もくれていないはずです。
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ただひたすら合格を目指し、そのためには一体どうすれば良いのかをストイックに模索し続けます。常に自分との闘いなのです。便利な世の中になった現代ですが、あまりに頼り過ぎると本当に重要なものがいつまでたっても見えてこない可能性もあるかもしれません。
自分がこの世界で生き抜くことを選んだ以上はそれ相応のものが必要になります。親御さんであれば、そんな娘を徹底的にサポートしてあげることが務めでしょう。出費も少なくはありません。そう言う意味では子供と親が一つになって覚悟を決めないと、心がブレブレであればかなり厳しい道のりになると思われます。
審査員は成長度合いを重視している!?
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アニーオーディションの条件を満たしたからといって合格できるほど甘い世界ではありませんし、今回紹介したものが必ずしも正しい情報ではありません。もしかすれば上記で挙げた条件の他にも必要となるものがまだまだあるかもしれません。
そんな中、一部の情報ではあるものの、アニー役に選出するための1つとして、子供の成長度を見て考慮しているという情報がありました。どうやら子供というのは純粋で吸収力が強い時期でもあるので、応募時点よりも3日間のオーディションの中でどれほど成長しているかを見ているのだとか。見る度に成長が見られる子は確かに優良株ですよね♪
【関連記事】
⇒アニーオーディションの倍率とは?約4,500倍以上の狭き門
最後に
【速報】丸美屋食品ミュージカル『アニー』2018年の主役&孤児役全14名が決定しました。アニー役は、新井夢乃さんと宮城弥榮さん。詳細は後ほどSPICEにて。 #アニー #Annie #ANNIE pic.twitter.com/J5egZjKE71
— SPICE[舞台情報メディア]/e+ (@spice_stage) 2017年10月29日
というわけで今回はアニーのオーディションに必要な条件や年齢に関して紹介していきました。ただ、もう一度お伝えしますが、今回紹介した情報はあくまでもヒントであり参考程度にして頂ければと思います。公式情報ではありません。
しかし、今回紹介したものはほとんど必須条件ですので、どれか一つでも欠けているものがあればアニー役を掴むことは非常に険しい道へとなるでしょう。逆に必須条件を満たしていれば良いわけではなく、必須スキルを習得した上でそこからどのような個性を出せるのかがカギになってきます。
今日2018『アニー』ダンスキッズが決まるね!
1年前が懐かしい〜みんな頑張ってください٩( ‘ω’ )و#アニー#ダンスキッズ pic.twitter.com/3DJh3Bqg1x
— 大場啓博 (@riri4074) 2017年11月26日
2018年のアニー役には新井夢乃さん(11歳)と宮城弥榮さん(11歳)が選出されたわけですが、二人について調べてヒントを得ることも大切なことかもしれません。二人の抱負や今後の目標、性格や特技などを知るだけでも何かのヒントになるかもしれません。
そしてオーディションには1回ではなく何度も受けるという貪欲さも必要になります。1回で諦める程度の夢や目標なら最初から受けない方がマシです。アニー役に選ばれるのは、あなたが思っている数千倍以上も難しいことです。しかし、あなたのチャレンジしようというその気持ちが何よりも大切なことですよ♪