小栗旬さんが所属していることで有名なトライストーン・エンタテイメント。他にも田中圭さん・綾野剛さん・間宮祥太朗さん・坂口健太郎さん・葉山奨之さん・木村文乃さん・吉谷彩子さん達などの活躍も目立ちます。1993年に設立されたばかりの比較的まだ若い事務所であるものの、ドラマ・映画・CMに引っ張りダコの20代の人気若手達が多く所属している人気芸能事務所でもあります。
俳優・女優・モデルだけでなく、miwaさんや清塚信也さんといった人気ミュージシャンなども所属しており、今では入所を目指してオーディションを受ける方も非常に多くいるようです。ただ、中には合格率や倍率が気になるというかたもいるようなので、今回はトライストーン・エンタテイメントのオーディション倍率をテーマに紹介していきたいと思います。
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トライストーン・エンタテイメントについて簡単に紹介
他の芸能事務所に比べて1993年5月に設立されてから現在で約25年と比較的まだ若いトライストーン・エンタテイメント。この芸能事務所の代表を務めるのが、映画プロデューサーとして『ベルサイユのばら』『ゴルゴ13』『愛・旅立ち』などの人気作品を制作・発表するなど、非常に様々な実績を出された山本又一朗氏です。
“地道ではあるが、本物志向のマネージメント”をスローガンに挙げているだけあり、トライストーン・エンタテイメントには個々が実力を持った俳優・ミュージシャンが所属されています。芸能事務所・音楽プロダクションとしてだけではなく、映画製作会社としても、これまで『新宿スワン』『ルパン三世』『クローズZERO』『あずみ』などの人気作品も制作されました。
映画『新宿スワン』in 浜松
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トライストーン・エンタテイメントは現在も新人獲得に積極的に動いており、13歳~22歳までの俳優・女優を目指す男女を随時募集しています。他の芸能事務所とは違い、残念ながら現在はまだWEBでの応募ができないので、市販で購入できる応募用紙または履歴書の郵送でのみ応募することができます。
2010年4月からは本格的な俳優を育成するための新人研修部門(養成所)である『トライストーン・アクティングラボ(略称:TSAL)』が新たに設立され、トライストーン・エンタテイメントの持つノウハウを生かしつつ、これまで多くの俳優・女優達を指導してきた講師陣がレッスンを担当しています。レッスン研究生の中で特に優秀かつ実績を評価された方は、事務所への所属や制作作品への出演が可能です。
トライストーン・エンタテイメントのオーディション倍率に関して
トライストーン・エンタテイメントだけに該当するわけではなく、芸能事務所のオーディションを受ける前に、まずは倍率や合格率が知りたいと考える方もいます。正直なところ、オーディションの倍率や合格率を知ったところで何の参考にもなりませんし、倍率が低いからといって合格する確率が高まるわけでは無いということは理解しておきたいところ。
できるだけ応募者の少ないオーディションを受けたいという気持ちも分かりますが、結局どのオーディションにも“強力なライバル”が存在します。劇団または養成所で実績や経験を積んだ方はもちろんのこと、ピアノや空手などの習い事を昔からされていた実力者など。このような方達から頭一つ抜けるためには、自分だけが持っている個性をどれだけアピールできるかが1つの鍵になります。
坂口健太郎 pic.twitter.com/CoqhMHCOJi
— サブカル女子に好かれる男bot (@submen_bot) 2018年4月11日
さて、気になる倍率に関してですが、トライストーン・エンタテイメントでも基本的に随時オーディションを行う度に応募者総数や合格者などは発表しないため、具体的な倍率は関係者にしか分かりません。とはいえ、トライストーン・エンタテイメントのような大手芸能事務所ともなれば、やはり所属することは簡単ではなく、倍率が高いことは想像に難しくありません。
全く参考にはなりませんが、人気かつ有名な芸能事務所のオーディションに合格するためには倍率が5,000~10,000倍以上になることも珍しくありません。随時で募集されているオーディションの倍率は知ることができませんが、田中圭さんや伊崎右典さんのような事務所に所属するきっかけとなったオーディションの倍率は知ることは可能です。それではここからはいくつかの例を挙げて紹介します。
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『21世紀ムービースターオーディション』の倍率の例
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— 【公式】「おっさんずラブ」アカウント (@ossans_love) 2018年4月9日
2000年にはホリプロが主催した『21世紀ムービースターオーディション』が行われ、このオーディションからは内田朝陽さんがグランプリに、準グランプリに石垣佑磨さんが選ばれ、二人は現在もホリプロに所属されています。しかし今回はそれがメインではなく、当時このオーディションには田中圭さんも受けていたようで、最終選考まで進んだものの、残念ながら入賞はできませんでした。
ただ、その際にトライストーン・エンタテイメントからスカウトされて所属を果たしました。さて、所属のきっかけとなった当時のこのオーディションでは、応募総数が17,404通も集まりました。審査員特別賞を獲得された川村陽介さんを含めた3人の受賞者で計算すると、倍率は約5,801倍となり、合格率は約0.0172%になります。合格は逃したものの、最終選考まで進むだけでもかなりの高倍率です。
『Muvie!!オーディション』の倍率の例
とある現場終了。
明日は新たな、とある現場の本読み。
楽しみ。 pic.twitter.com/KoczlqRwFt— 長田成哉 (@seiya0816) 2018年4月8日
2009年4月11日に公開された映画『クローズZEROⅡ』への出演を選考するオーディションである『Muvie!!オーディション』が2008年10月に開催されました。このオーディションで見事グランプリに輝いたのが長田成哉さんであり、俳優経験の無い彼は結局この映画に出演することは叶いませんでしたが、トライストーン・エンタテイメントへの所属となりました。
このオーディションでは約10,000人の応募が集まったので、グランプリを獲得するには単純に倍率は5,000倍、合格率が0.01%ということになります。とある長田成哉さんのインタビューによると、当時全く芝居の経験が無かったこともあってセリフは棒読みで惨敗だと思っていたのだとか。つまり経験や実績が無くとも、長田成哉さんのような“光る人材”であれば、合格の可能性もあります。
『第13回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の倍率の例
今日は岸和田少年愚連隊4日目!
見に来てくれたみんなに感謝!
ありがとうな〜(^^)
そして今日はつっつんさんが見に来てくれた〜、劇中もビバッチェの曲を2曲使わせてもらってます!BIG UP! pic.twitter.com/Uo2V8dfNvG— 伊崎右典 (@yusuketti) 2017年9月30日
2000年に開催された『第13回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』ではグランプリに伊崎右典さんが受賞しました。大手芸能事務所などには、このオーディションのような有名な公開オーディションで賞を獲得することで、結果的に事務所との所属契約を結べることも多く、当時直接的な関係があったのか分かりませんが、現在の事務所に所属する1つのきっかけであることには変わりありません。
『第13回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』では応募者総数が何と14,537人だったようで、ファイナリストを含めて各賞を獲得できたのは約9人ほど。つまり9人で計算すれば倍率は約1,615倍となり、合格率は約0.062%ほどになります。ただし、伊崎右典さんのようにグランプリを獲得すとなると、倍率は14,537倍で合格率が約0.0069%と、元々高い難易度がさらに高くなります。
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随時オーディションに合格して所属した人はいるの?
大手芸能事務所の多くは、今では公式HPなどで随時に募集しているオーディションに応募できます。しかし、ネットやSNSなどでは、どちらかというと上記で挙げたような大規模な公開オーディションやスカウトなどで事務所に所属できるというイメージが強い傾向にあるようで、「中々随時オーディションには合格できないのではないか?」という声が多くあります。
確かに公開オーディションなどでは、グランプリや審査員特別賞が用意されていることが多く、どちらかの賞を獲得することで事務所と所属契約を交わせるパターンが多いです。しかし随時オーディションに関しては、よほどの逸材が現れない限りは制限無しで落選させることもできるので、確かに中々合格できない印象です。だからといってもちろん合格者を出さないということはありません。
例えばトライストーン・エンタテイメント所属の人気若手俳優である葉山奨之さんは、憧れの存在である小栗旬さんのような役者を目指してオーディションを受けたことで知られています。具体的な詳細は分かりませんが、彼の場合は公開オーディションでグランプリを獲得したというわけではなく、事務所のオーディションを受けて合格したようです。
当時の葉山奨之さんにどれほどの実力やオーラがあったのかは不明ですが、少なくとも彼のように合格者はいるということ。中には「公開オーディションを受けるのも良いけど、ある意味手っ取り早く自分の力量を試すには随時オーディションに応募してみると良いかも」という声も。ただ、「随時に合格できない人は公開オーディションの合格は難しい」という関係の無い理屈でしたが・・・。
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養成所からトライストーン・エンタテイメントに昇格できるの?
気になると言えば、2010年4月にスタートしたトライストーン・エンタテイメント直営の養成所である『トライストーン・アクティングラボ(略称:TSAL)』ですが、「実際に養成所から事務所の所属へと昇格した方がいるの?」というもの。トライストーン・エンタテイメントだけではなく、ネットやSNSでは「どうも養成所は金儲けのビジネスにしか思えない」という書き込みを見かけることがあります。
しかしこれは間違いであり、養成所では芸能界で通用するための実力や経験を積むことができる学校のようなものであり、学校に通うためにはお金も必要なのは当然です。CMやドラマなどに出演できるチャンスもありますが、第一目的はレッスン研究生の育成であり、「所属すれば必ず仕事が貰える」や「養成所=芸能事務所」だと勘違いしている方が不満を口にしやすい傾向にあるようです。
真奈ちゃーーんと琴音ちゃんです
ハワイ語で奇跡!まさに奇跡の可愛さ!
俺に似てない!俺の方見てない!ちくしょう! pic.twitter.com/QHB2tHku6j— 前原滉 (@maeko_u) 2018年2月22日
さて、TSALから事務所に昇格された方の1人として知られるのが、『世界一難しい恋』『ゆとりですがなにか』『隣の家族は青く見える』といった多数の人気ドラマに出演し、映画でも『シン・ゴジラ』『何者』『探偵はBARにいる3』などに出演された、勢いのある個性派俳優の前原滉さんです。とあるインタビューによれば、前原滉さんはTSALに4年間ほど通っていたようです。
前原滉さんいわく、レッスンのスキルUPや現場で培った経験などはもちろんですが、TSALからは徹底的に『準備する大切さ』を教わったのだとか。それはつまり、ドラマや映画への出演するために受ける案件オーディションなどで、仮に前日に急に台本を渡されても内容を全部覚えていくなど、事前に完璧に準備しておくことが自然にできるということ。合格するためには確かに大切なことの1つです。
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トライストーン・アクティングラボの評判について
本格的かつ本物の俳優になりたいという非常にプロ意識を持ったレッスン生達が所属しているTSALですが、世の中の数ある養成所の中でも特に評判が良いようです。経験を積んで入所する方もいるようですが、だからといって初心者が入れないわけではなく、未経験者の方の場合は、まず1年目は初心者クラスに振り分けられるのだとか。これにより経験者との変なプレッシャーを感じる必要もありません。
TSALのレッスン生である渡辺潤さんは、入所してから2ヶ月目にドラマ『ラスト♡シンデレラ』への出演が決まったようです。出演に早いも遅いもそれほど気にする必要は無いですが、TSALのレッスン生にも数多くの出演チャンスがあるようです。もちろんそのためにはそれなりのスキルや経験を積む必要がありますが、努力すれば必ず報われる環境であることが嬉しいところ。
受講生 有馬健太、五十嵐諒、景山慶一、金田明、小玉祐毅、西山将太、福田和也が出演するトライストーン・エンタテイメント製作・舞台「僕だってヒーローになりたかった」ラストスパート上演中。
来週は関西公演。
座長 田中圭を囲んで手塚とおる、真野恵里菜、松下優也とオフショット pic.twitter.com/QdQl42swiB— トライストーン・アクティングラボ (@TSAL_) 2017年7月21日
人間は十人十色であり、誰もが全く同じということはありません。それぞれに長所や個性を持っていますが、欠点も人それぞれ違います。TSALの講師は今も第一線で活躍するプロばかりであり、当然一人一人のクセや考え方は手に取るように分かるはずです。そして欠点や悪いクセを矯正したり軌道修正することに長けているので、着実にプロの俳優を目指す事ができるでしょう。
時には演技を見せ合い、レッスン生同士で意見を言い合ったりなどすることもあるようで、これはお互いにスキルを伸ばすためには重要なこと。さらに事務所とレッスン生の距離も近いことも評判で、小栗旬さんを始めとした事務所所属の人達と交流する機会もあるのだとか。人気芸能人と関わることができる養成所は少ないので、これも大きなメリットの1つと言えるかもしれません。
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トライストーン・アクティングラボの費用とオーディション倍率とは?
TSALの公式HPには費用納入額が掲載されており、入学金が216,000円で、月謝が27,000円×12ヶ月なので、初年度に必要になるのは大まかに540,000円となります。そして何気にこの金額が消費税込だというところも嬉しいところで、意外とこの金額から消費税が上乗せするという養成所は多いです。ちなみにTSALには先述以外にも別の有料レッスンやコースなどが存在しているのかもしれません。
TSALに入所するためにもオーディション(入所申し込み)を受ける必要がありますが、残念ながらこちらも倍率を知ることはできません。ただ、事務所への所属オーディションに比べれば合格率は高いかもしれません。結局一番難しいのは事務所に所属することであり、レッスン生からトライストーン・エンタテイメントに所属するためには、かなりの努力が必要になることは覚悟しておきたいところ。
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TSAL以外にオススメしておきたい養成所
TSALは、やはりトライストーン・エンタテイメント直営の養成所ということもあって、事務所への所属を目指す方にとって最も近道になるとは思いますが、誰もが通えるわけでもありません。それは例えば養成所の近くに住んでいなかったりといった諸事情などが関係してくることもあるでしょう。しかし直営の養成所でなくても自分のスキルを大幅にUPできる養成所は全国にあります。
ちなみに山口翔悟さんは過去にサンミュージック・アーティスト・アカデミーに通っていましたし、山本紗也加さんもエイベックス・アーティストアカデミーに通っていました。吉谷彩子さんも人見知りを克服するために3歳の頃に児童劇団に入所し、矢崎広さんは16歳の頃に劇団ひまわりに入所してレッスンを受けてきました。4人ともそれぞれ養成所で培った経験や実績を経て現在の事務所に移籍しています。
まずはダンスチーム☆
ダンスを通して、踊る楽しさだけでなく、パフォーマンスや創作で魅了していきますよ~♪♪3つ全て観てくださいね!!
★1★https://t.co/xL2rBXYAoe
★2★https://t.co/nCakWQkIhD
★3★https://t.co/6bJIZ2uerb#テアトルアカデミー岡山校 #ダンスチーム pic.twitter.com/zyqD4PfaTQ— テアトルアカデミー岡山 (@theatre_okayama) 2018年4月9日
このように養成所を経て大手芸能事務所に移籍される方は非常に多いのですが、先述した養成所に加えてオススメしたいのがテアトルアカデミー。上は北海道から下は福岡まで全国に校舎を開校しているので、通えることが可能な方も多いです。モデル・声優・歌手・俳優・女優・お笑い・ダンサー・時代劇など、様々な分野でも通用するレッスンを受けられるほか、なにより芸能界とのパイプが強いことも強み。
鈴木福さん・谷花音さん・小林星蘭さん・本田望結さんなど、今をトキメク子役達を輩出してきたテアトルアカデミー。卒業後にオスカープロモーションやスターダストプロモーションを始めとした大手芸能事務所に移籍される方も多く、芸能界に通用するレッスン内容や環境はTSALにも決して引けを取りません。気になる方は以下のページで紹介している記事を読んでみてはいかがでしょうか。
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所属を目指すなら地道な努力をコツコツと
というわけで今回はトライストーン・エンタテイメントのオーディションの倍率に関して紹介しました。残念ながら随時オーディションの倍率、そしてどれくらいの確率で合格できるのかを知ることは不可能ですし、そもそも確率はオーディションの度に変動するので誰にも分かりません。倍率を知ろうとするよりも、まずはオーディションにチャレンジしてみるという行動力が大事です。
ただ、どの大手芸能事務所でも所属するためには相当の狭き門だということを理解し、決して近道を選ぼうとはしない方が最終的な近道になるはずです。トライストーン・エンタテイメントも本物志向のマネージメントに力を入れ、養成所も本気で俳優になりたい方を募集しています。それだけに地道なことも努力を継続できる前原滉さんのような方が事務所所属へ昇格することができるのでしょう。
木村文乃さんや綾野剛さんのように、トライストーン・エンタテイメント(もしくは小栗旬さん)からスカウトされる方もいるようですが、そのような方達はすでに実績がある方です。仮に一般の方が街中でスカウトされたとしても、そのまま事務所に所属できることは無く、結局はオーディションを受ける必要があります。今では『スカウト=芸能界デビュー』という芸能事務所はほとんどありません。
トライストーン・エンタテイメントに所属するためには、やはりコツコツとまずは養成所などで力を付けることが一番早いでしょう。その前に事務所のオーディションを受けてみて、もし落選してしまってもそこで沢山のヒントを貰うことができるはずです。その経験を生かして別のオーディションを受けるも良し、TSALへ入所申し込みをするのも良し、まずは第一歩を踏みこむ“行動力”が大切です♪
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