ソニー・ミュージックアーティスツが随時で開催している『SMAマンスリーオーディション』ですが、応募してみようと考えているものの、様々な疑問が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか?例えば「結果の合否はいつ届くの?」や「一次審査・二次審査では何をするの?」といったものなど。何よりどうすればオーディションに合格できるのかが知りたいものですよね?
そこで今回は、SMAマンスリーオーディションで結果(合格)を出すためにはどうすればいいのか、合否の結果はいつ届くのかといったことを始めとして、ソニー・ミュージックアーティスツに関する疑問について紹介します。ただし、このような内部情報は基本的に公式が公表することがないため噂を元に解説するので、あくまでオーディションを受ける際の参考やヒント程度にしておきましょう。
好きな目次をクリック♪
SMAとSME(SD)にはそれぞれにオーディションが存在
どちらもソニー関連であることは変わりないのですが、意外とよくSMAとSME(SD)でごっちゃになってしまう方もいるようです。少し見づらいと思いますが、SMAとは『ソ(S)ニー・ミ(M)ュージックア(A)ーティスツ』の略称で、公式HPを見てみると、SMAマンスリーオーディションの他にも『アクトレース』『キミウタ』『HUAHUA』『ダンリョク』『Bocchi』など様々な情報が掲載されています。
一方SMEとは『ソ(S)ニー・ミ(M)ュージックエ(E)ンターテインメントの略称であり、この会社の新人開発と新人発掘を行っている1978年に発足された歴史ある部門が『SD』になります。ソニーミュージックの公式HPを見てみると、随時オーディションはもちろんのこと、乃木坂46・けやき坂46のメンバーの募集や女子高生YouTuberの募集など、豊富なオーディション開催情報を確認することができます。
どちらかというと、ソニーミュージックはバンド・シンガーソングライター・歌手・アイドルなど、アーティスト中心のオーディションが行われているイメージですが、随時募集のページに記載されているように、女優・モデル・クリエーターを目指している方でも応募することは可能です。オーディションの合格率は低いですが、合格後はSDグループで無料レッスンをしながら契約・デビューを目指します。
ソニー・ミュージックアーティスツのオーディション合格後もSDとそこまで大きな違いがあるわけではなく、一次審査と二次審査に合格した後はSMAに所属することになり、レッスンを受けながら資質に合わせた活動がスタートすることになります。SDでもSMAでも同じですが、所属すればいきなり二階堂ふみさんや土屋太鳳さんのような売れっ子になるわけでは無く、必ず地味な下積み時代を経験します。
SMAマンスリーオーディションでは結果はいつ届くの?
やけにオーディション結果がいつ届くのかということに関して質問される方がいますが、自分で公式HPもしっかり確認出来ないようでは、仮に合格できたとしても、いつまでたっても自立できないのではないかと心配になります。公式HPには「一次審査に“通過できた方にのみ”応募された月の翌月末までにご連絡します」と記載されています。
つまり、例えば2月1日にSMAマンスリーオーディションに応募された方であれば、翌月3月31日の約2ヶ月間は合否の連絡を待つ必要があります。基本的にこの随時オーディションは月末が締め切りになるので、2月28日の末頃に応募された方であっても3月31日までの約1ヶ月間ほど待つ必要があるので、気持ち的には1日に応募された方よりも早くに結果の連絡がきます。
なお、ソニー・ミュージックアーティスツでは様々なオーディションが開催されていることもあり、一度に数種類のオーディションの応募者を審査する場合もあるとの噂です。場合によっては結果が1週間~2週間で届く方もいるようですが、基本的にSMAマンスリーオーディションを受けた方は、自分が応募した月の翌月末まで待機しておくという気持ちでいた方が良いでしょう。
ちなみに随時以外のオーディションでは、エントリー締め切り月の末までに合格者だけ連絡が届くことが多いです。例えば5月1日から募集開始されて締め切りが7月15日だった場合、7月末までに合否の連絡が来るので、5月頃に応募された方は、少なくとも7月15日の募集締め切りから7月末までの間の2~3ヶ月間は結果を待ちましょう。さすがに2ヶ月経つ前に合格者だけには連絡があると思いますが・・・。
【関連カテゴリー】
SMAマンスリーオーディションの内容について
ソニー・ミュージックアーティスツが主催する大規模な企画・コラボオーディションでは四次審査まで行われることも少なくありませんが、SMAマンスリーオーディションなどのような随時で行われているもののほとんどは二次審査までしかありません。しかし、審査数が少ないからといって合格率が高いわけでも無く、むしろ必ずグランプリが出るようなオーディションよりも低いかもしれません。
一次審査は誰でも年齢・性別・国籍・形態など関係無く、郵送またはWEBでの応募が可能です。一次審査を通過できた方は東京・大阪・札幌・埼玉・福岡などの日本全国の主要都市にある会場で二次審査を受けることになるのだとか。必ずしも東京だけで二次審査が行われるわけでは無さそうですが、場合によっては東京に行くことになったり、二次審査合格後には上京する必要になることも覚悟しましょう。
@ThrouSki_kibou
マンスリーオーディションというものがございます!年齢、性別、国籍、ジャンル不問のオーディションです。http://t.co/05eFCA9uti
こちらからマンスリーオーディションをクリックしてください◎— SMAオーディションスタッフ(公式) (@sma_audition) 2015年5月3日
一次審査では書類・音源の審査が行われるので、当然ですが自身の写真・自己PR・音源に力を入れましょう。自身のHPやTwitterアカウントがあれば応募フォームに記入し、収録した自身の音源ファイルまたはその音源がYouTubeに投稿されているのであれば、URLなども応募の際に記入しましょう。音源ファイルに関しては、郵送の場合はCDまたはDVDを一緒に同封しましょう。
ソニー・ミュージックアーティスツでは直接応募者を1人1人確認してみたいという方針なようで、比較的一次審査には合格しやすいといった噂ですが、二次審査でガクッと落選者が減るようです。二次審査は随時だけではなく他の企画・コラボオーディションで一次審査を通過した方も一緒に受けることが多く、個別ではなくグループ面接が行われるのだとか。内容は歌唱・自己PR・質疑応答・カメラ撮影など。
【関連カテゴリー】
一次審査に合格するためのコツ【写真編】
まず一次審査で重要になってくる写真ですが、白い壁や公園といった背景にして、服装はスタイルが分かるようにタンクトップと短パンまたはミニスカートなどを選びましょう。男性であれば細身のTシャツとズボンを選び、男女共に白か黒のシンプルで分かりやすい色を。スマホのカメラでも今では十分に綺麗な写真が撮れますが、可能であれば一眼レフかプロのカメラマンに撮ってもらいたいところ。
全身写真では頭の先から足のつま先まで入るようにして、撮影するカメラの高さは身体の真ん中にあたる腰の位置で撮ってもらうと足も長く見えてオススメです。バストアップ写真では、胸から頭の先まで見えるように撮影する必要があります。公式HPなどでは「自分が可愛く写るように撮れば良い」というような記載されているところもありますが、これを鵜呑みにしてはいけません。
プライベートでは可愛くまたはカッコよく撮るために、斜め45度を意識した上からor横からor下から自撮りする方は多いと思います。しかし、オーディションで用意する2枚の写真では必ず正面から撮るようにし、スタイルを良く見せたいのであれば少しだけポージングをとる程度にとどめておきましょう。プリクラやアプリで加工された写真であれば必ず落選するので注意しておきましょう。
メイクに関しては超ナチュラルメイクでも良いのですが、スッピンで撮れば間違いないでしょう。歯並びを気にする方も多いですが、合格後に矯正することも可能なので、そこまで心配する必要はありません。とにかく写真では自分の素を全てさらけ出す気持ちで撮れば良いのです。変に写真では可愛くしようとしたりカッコよくしようとしても、どうせ二次審査では素の自分が審査されるのです。
一次審査に合格するためのコツ【書類編】
ソニー・ミュージックアーティスツへの所属を目指している方は、例え女優・俳優・モデル・声優になることが目的であっても、できる限り歌の音源は提出した方が良いかもしれません。上手い下手は全く関係無く、声や性質やその他の総合的な部分も全て審査されるので、取り敢えず自分の中で一番自信のある曲と歌を録音しましょう。
書類審査で重要なのは自己PRになるのですが、ここでは「○○が得意です」「○○を習っていました」「○○という趣味があります」というように一言だけ書いても合格することはできません。審査員はつまりその特技や趣味を生かしてこれまでどういった実績を出した事があるのかということが知りたいのです。
例えばピアノを習っているのであれば「私は○歳からピアノを習っており、○○年には○○という大会で優勝したことがあります」といった具体的な実績を含めた自己PRをしましょう。他にも歌が趣味であれば「習ってはいませんが歌が好きで○○歳から独学で勉強しており、趣味で路上ライブをすれば今では大体○○人くらいのお客さんが聞きに来てくれます」など。
二次審査では、審査員は事前に書いていた1人1人の書類を見ながら質問することが多く、特技が無い方はスルーされて何も披露できずアピールすることが難しいのだとか。応募用紙にはスクールでのレッスン経験や芸能プロダクションの所属経験の有無を記入する部分もあるので、やはりそれなりに業界への知識や経験を持っている方が有利なのかもしれません。
二次審査に合格するためのコツ
まずソニー・ミュージックアーティスツでは、SMAマンスリーオーディションで二次審査を合格された方は事務所への所属契約を交わすことができるので、一次審査とは比べ物にならないくらい合格率が低くなります。噂では二次審査はグループ面接で行うことが多いようで、1人に与えられる時間は多くても数分程度になります。
二次審査に合格するためには、いかに数分間の間に自分をアピールできるかというところになるので、緊張する気持ちも分かりますが、リラックスして臨むようにしましょう。歌を披露する方に関しては、事前に用意しておいたカラオケ音源を流してもらって、皆の前でワンフレーズ(1分ほど)だけ歌うことになるので、長いイントロが流れるような曲は選ばないようにしておきたいところ。
自己PRに関しては、書類では説明しきれなかった部分が直接審査員にアピールすることができる大チャンスですから、短く簡潔に分かりやすく伝えるように意識しましょう。質疑応答では全く難しい質問がされるわけではなく、例としては「何を目指しているの?」「そのために何故この事務所を選んだの?」といった簡単なことが聞かれるので、事前に何を答えるか、ある程度決めておきましょう。
『アクトレース』や『HUAHUA』などのオーディションの開催と被った際には簡単な演技審査を行うこともあるようで、さらに二次審査での様子をビデオ撮影されるといった情報もあります。二次審査会場を受ける時の服装を気にする方もいますが、男女共にスタイルが分かるようなTシャツとズボンにしましょう。ミニスカートで参加されている女性の方も多いのだとか。
SMAマンスリーオーディションの倍率と出身者に関して
オーディションを受ける前に倍率・合格率がどれくらいなのか知りたい方は多いと思いますが、SMAマンスリーオーディションのような芸能事務所が随時で募集しているものは、毎回応募者総数や合格者を公表することがありません。つまりSMAマンスリーオーディションの倍率に関しては、残念ながら関係者にしか分からないということが事実です。
ただ憶測としては、毎年数万人ほどの方が全国から応募すると思われます。随時以外のオーディションでは数万人に1人がグランプリに輝くため、倍率は簡単に1万倍以上を超えてくることが多いです。合格率も0.001%前後であることも決して珍しくありません。このことから、SMAマンスリーオーディションであっても、これくらいの倍率をクリアしなければ事務所に所属することは難しいでしょう。
『アニストテレス vol.6』
ファイナルステージ終了いたしました!
グランプリ:田中みずな
特別賞: 悠月ひまり
戸谷菊之介
雨の中お越しいただきありがとうございました!ファイナリストの方、お疲れさまでした!#アニストテレス pic.twitter.com/i7lr6AI3lf— SMAオーディションスタッフ(公式) (@sma_audition) 2017年11月2日
他にもSMAマンスリーオーディション出身の芸能人に関しても公表されることが無いため、合格者を知ることは難しいかもしれません。噂ではSMEでもSMAでもオーディションに合格して研修生として在籍されている方もいるようで、公式HPには掲載されていない方も多く存在しているのだとか。一部では1年契約をして、もし優秀だと認められれば今後も契約は続くといった噂も。
ソニー・ミュージックアーティスツへの所属を目指すのであれば、随時募集されているものよりも、SMAが主催している大規模なオーディションで『グランプリ』または『審査員特別賞』を受賞する方が確実です。とはいえ、仮に賞を獲得できる席が3~5人であったとしても、倍率は約3,000倍から約5,000倍前後の狭き門となることは覚悟しておきたいところです。詳しくは以下の記事も参考にどうぞ。
【関連記事】
⇒ソニーミュージックアーティスツのオーディション倍率と合格率を紹介
ソニー・ミュージックアーティスツに関わる費用(レッスン料など)
SMAマンスリーオーディションは基本的に無料なのでお金が掛かることはありませんが、二次審査の会場に向かう際の交通費などは自己負担という形になります。ただ、随時以外のオーディションに関しては、三次審査やファイナリストとして出場する方に限り、会場までの交通費はソニー・ミュージックアーティスツが負担してくれるようです。
随時以外のオーディションで『グランプリ』を獲得された方は、ソニー・ミュージックアーティスツへの所属に加えて仕事獲得の権利も与えられることが多いので、事務所に所属してからメディアに出るまでは比較的スムーズな印象です。『準グランプリ』や『審査員特別賞』であれば仕事獲得権利が無いものの、ある意味では特待生扱いなので、その後に色々とメディアに出るチャンスはあります。
ただ、噂では随時などのオーディションで合格された方は、何かしらの賞を獲得された方に比べると、メディアに出演するまでの難易度は高いかもしれません。合格者の特権としてレッスン料は基本的に無料のようですが、その後は案件オーディションなどに合格して何かしらの出演権を得ない限りはいつまで経っても世間にアピールすることができません。
一方で大規模なオーディションでは、ファイナリストに残った方は名前と同時に写真も掲載されることがあるので、少なからずメディアへのアピールをすることができます。もちろん『グランプリ』『準グランプリ』『審査員特別賞』を受賞した方は大きくメディアに取り上げられることもあるので、例えば制作されたドラマや映画の作品に合う人材だと思われると企業からオファーが来ることも。
SMAマンスリーオーディションの合格率を高める方法
芸能界はざっくり信頼・信用・実績の3点のコネクションで成り立っていることは間違いありません。ソニー・ミュージックアーティスツに所属するためには、大規模なオーディションで賞を獲得するなどで3点のコネクションを得て事務所に所属することができます。一方でSMAマンスリーオーディションなどの随時募集のものでは、大規模なものより3点のコネクションを得ることが難しいところがあります。
全くの素人でも“光る人材”として合格できたケースはありますが、やはり大手芸能事務所に所属するにはそれなりの知識・実力・経験を積んでおく方が圧倒的に有利であることは間違いありません。例えば映画『ちはやふる』『あさひなぐ』『羊と鋼の森』に出演されたSMA所属の森永悠希さんは、元々は子役出身で『劇団東俳』という有名な養成所に通っていました。
🌸#ちはやふるキャラ紹介 🌸
🎴駒野 勉 (#森永悠希 )
あだ名は“机くん”✍
勉強一筋だったが千早たちに動かされ瑞沢競技かるた部に入部する。#ちはやふる結び pic.twitter.com/KiswAgOg3v— ちはやふる公式 (@chihaya_koshiki) 2018年2月8日
当初は大好きな歌やダンスができるということで習い事の意識で劇団東俳に通っていたそうですが、中学2年生のソニー・ミュージックアーティスツに移籍する頃に「役者として生計を立てたい」と決意したのだとか。彼の場合は関係者との出会いがきっかけでSMAへに移籍することができましたが、これは劇団東俳に通っていなければ決して無かったきっかけなのです。
0実力・0知識・0経験で大手芸能事務所のオーディションを受けて合格することは非常に難しいです。その反面、すでに養成所に通っている方であれば、必ずではないですが森永悠希さんのように大きなチャンスを得やすいことは事実です。ではどの養成所に通えば大手芸能事務所へ所属できる可能性を高めることができるのでしょうか?
【関連カテゴリー】
大手芸能事務所に所属したい方にオススメの養成所
今日は水曜レッスン最終日っ🌟💫✨
衣装に着替えて発表だぁ🌺
最高のショーでしたわっ!
感動するだいごおじさん…😿 pic.twitter.com/9vB9306bEn
— テアトルアカデミー名古屋 (@theatre_nagoya) 2018年3月14日
森永勇気さんが所属していた『劇団東俳』を始めとして、森山未來さん・瀬戸康史さんが所属していた『劇団ひまわり』や志田未来さん・神木隆之介さんが所属していた『セントラルグループ』など、世の中には様々な劇団・養成所が存在しています。そんな中で最もオススメしたい養成所が『テアトルアカデミー』であり、鈴木福さんや声優の徳山秀典さんが所属していたと言えば分かるかもしれません。
もうすぐで設立40年を向かえる歴史あるテアトルアカデミーでは、歌手・声優・俳優・女優・モデル・ダンス・お笑いといった豊富なレッスンを受けることができ、自分に合ったスキルを身に付けることができます。業界最大手とされているテアトルアカデミーは、芸能界との強いパイプを持っており、養成所としてレッスンを受けながらも最短3ヶ月で芸能界デビューをされた方もいます。
幼稚部:網本唯舞葵(あみもといぶき)ちゃんが声の出演をしています!!ぜひ📻
《嘘の秘密 | NHK ラジオドラマ》
【NHK FM】
2018年3月17日 午後10時~午後10時50分(全1回)https://t.co/6g2N6NSurz …
※聞き逃し配信は、3月19日(月)正午~26日(月)正午まで!!#NHKラジオドラマ#嘘の秘密📻 pic.twitter.com/3oNslMCKdI— テアトルアカデミー大阪 (@theatre_osaka) 2018年3月16日
上は札幌から下は福岡まで全国に10校の校舎を持つので、わざわざ上京する必要が無いことも強みの一つ。0歳~中学生までは『劇団コスモス』に所属することになるのですが、中学を卒業すると自動的にテアトルアカデミーへと編入することになり、その後は系列の芸能事務所である『類プロダクション』や『ATプロダクション』に移籍する方もいます。
何よりの強みはテアトルアカデミーのレッスンが数ある大手芸能事務所に通用するという点です。SMAへの所属にこだわりが無いのであれば、オスカープロモーションに移籍された本田望結さんやスターダストプロモーションに移籍された本仮屋ユイカさん。さらにはジャパン・ミュージックエンターテインメントに移籍された富田望生さんなど、テアトルアカデミーからの移籍者は非常に多いのです。
【関連カテゴリー】
物事には順序があることを理解しておく
というわけで今回はSMAマンスリーオーディションに関する様々な疑問について紹介していきましたが、ソニー・ミュージックアーティスツまたは大手芸能事務所への所属を目指したい方は“物事には順序がある”ということにも目を向けても良いのではないかと思います。若さゆえに近道を選びがちですが、まずは基礎・知識・経験といった土台作りから始めても決して人より遅れることはありません。
それはどういう意味なのか、つまりいきなり大手芸能事務所のオーディションを受けるのであれば、まずは劇団や養成所などで力を付けてからでも決して遅くはないということ。近道したがる方は妙に数打ち作戦で大手芸能事務所のオーディションに受けたりスカウトに頼る方が多い傾向にありますが、実際にそれで大手芸能事務所に所属できた芸能人は極僅かだけです。
それこそ雷に打たれたり海でサメに襲われたり、更には宝くじで1等を当てるくらいの低確率でしょう。しかし、人は努力をすることで低確率であっても少しくらいは確率を上昇させることができます。少し馬鹿らしい例えですが、雷であれば雨の中で避雷針の近くにいれば打たれる確率は上がりますし、サメなら海外の暖かい海に行って泳げば遭遇する確率は上昇するでしょう。
さすがに宝くじは運次第ですが、逆に言えば確かに大規模なオーディションでグランプリ獲得の運を勝ち取ることもまた実力です。「養成所は通うだけお金の無駄」という方もいますが、その大半の方はただの言い訳をしているだけであり、養成所や習い事の経験を経て大手芸能事務所に所属された芸能人の方が圧倒的に多いということを把握しておきましょう。
【関連カテゴリー】