土屋太鳳さん・二階堂ふみさん・黒島結菜さんといった勢いのある若手女優や、OKAMOTO’S・the HIATUS・フジファブリック・サンボマスターを始めとした人気アーティスト達が所属していることで有名なソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)。そんな大手芸能事務所であるSMAでは毎年非常に多くのオーディションが行われていますが、その中で倍率が気になる方はいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ソニー・ミュージックアーティスツのオーディション倍率について紹介していきたいと思います。とはいえ、倍率を知ったところで合格率が高くなるわけでもなければ、毎年応募者総数が違うので、その度にオーディション倍率が変わることはご理解下さい。また、オーディションに関する疑問についても簡単に解説しておきますので、1つの参考やヒント程度にして下さい。
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ソニー・ミュージックアーティスツの評判について
ソニー・ミュージックアーティスツは1974年4月にCBSソニーによる全額出資によって『エイプリル・ミュージック』として設立されました。その後、1988年3月に『CSアーティスツ』に、1993年4月に現在の社名である『ソニー・ミュージックアーティスツ』に変更されました。
名前の通り音楽業界に強い組織ですが、倉科カナさん・安藤政信さんといった女優・俳優や、古畑恵介さん・井澤美香子といった声優など。さらに徳光和夫さんのような大物フリーアナウンサーからアキラ100%・バイきんぐといった人気お笑い芸人も所属するなど、非常に多方面のジャンルで活躍する人気者達を多く輩出しています。
そんなソニー・ミュージックアーティスツの評判はもちろん上々なのですが、大きい組織だけにライバルが非常に多いことがネックであり、その中から表舞台に出られる方は一握りだけです。公式HPなどに掲載されていない仮所属者も多くいるとされており、レッスンを受けた上で案件オーディションに合格するなどして積極的にメディアに出演していかなければ中々活躍することは難しいでしょう。
ソニー・ミュージックアーティスツはこれまで数々の会社を吸収合併してきており、例えば『ウエストサイド(SMAの子会社)』は2012年10月に吸収合併したことにより、元々所属していた土屋太鳳さんや蓮佛美沙子さんなどはそのままソニー・ミュージックアーティスツに移籍することになりました。二階堂ふみさんなどの一部の方はスカウトされていますが、そこまで目立ったスカウト活動はありません。
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ソニー・ミュージックアーティスツのオーディションに関して
冒頭でも説明したように、ソニー・ミュージックアーティスツでは毎年豊富なオーディションが開催されており、これはSMAへの所属を目指している方にとってはチャンスが多いということでもあるので非常に嬉しいところ。あくまで噂ですが、ソニー・ミュージックアーティスツは大手芸能事務所の中でも一次審査が合格しやすいと言われているようです。
女優を目指す方には女性限定の『アクトレース』が、俳優を目指す方には男性限定の『ダンリョク!』などのオーディションも開催されていますし、アニメ関連の声優や歌手を目指す方には『アニストテレス』といったものも開催されているので、自分に合ったオーディションを受けましょう。
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アーティストを目指している方には紹介しきれないほどのオーディションが毎年開催されており、SMAの公式HPだけではなく、『ソニーミュージック』の公式HPなどを見てみると、多くのオーディション情報を確認することができます。中には人気アイドルグループ『乃木坂46』や『けやき坂46』のメンバー募集や、『女子高生YouTuberオーディション』といったものもあります。
それでは次の項目から今回の本題であるソニー・ミュージックアーティスツが過去に開催したオーディションの倍率を紹介していきたいと思います。ただし、応募総数や結果などが公表されていないオーディションもあるので、そういったものは残念ながら合格率や倍率を算出することができませんのでご了承ください。
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SMAマンスリーオーディションの合格率・倍率
ソニー・ミュージックアーティスツが随時で募集しているオーディションといえば『SMAマンスリーオーディション』にあたるのですが、一体このオーディションの合格率や倍率はどれくらいになるのでしょうか?実はこういった随時で新人募集されているものは、毎回開催されるごとに応募者数や合格者が公表されないので、残念ながら倍率を算出することは関係者以外できません。
あくまで憶測ですが、恐らく1年間に数万人前後の方達が『SMAマンスリーオーディション』に応募していると思われます。必ず合格者が出る大規模なオーディションでは四次審査(ファイナリスト)まで行われることが多いですが、随時審査の場合は多くの芸能事務所が二次審査までとしており、その分だけ合格率が極めて低いことが一般的です。
ソニー・ミュージックアーティスツでは10分の1の方が一次審査を通過すると噂されているので、仮に月に1,000人の応募者が集まれば、単純にその中から100人が合格すると思って良いかもしれません。ただし二次審査からが本番であり、この二次審査を通過することが非常に難しいところ。何故なら二次審査を合格すれば事務所との所属契約を交わす事ができるからです。
ソニー・ミュージックアーティスツには養成所が存在していないようで、その代わりに仮契約を交わして週1の育成(レッスン)をするといった情報もあります。仮契約を交わした方が多く収容されている環境があるのであれば、比較的オーディションにも合格しやすいのかもしれません。ただし、本契約であれば倍率は少なくとも5,000倍以上、合格率も大体0,02%以上は覚悟しておきたいところ。
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LINEオーディションの合格率・倍率
ソニー・ミュージックアーティスツが主催した中でも最も応募者が集まったこのオーディション。その応募者総数は当時なんと125,094通だったようで、その中から一次審査を通過できたのはおおよそ100分の1である1,195組でした。つまり倍率を計算すると約105倍ということになり、合格率は約0.96%ほど。
その後二次審査を経てファイナリストに残ったのは8組だったので、応募者総数からファイナリストになれる合格率は約0.0064%になり、倍率は15,636.75倍ということになります。一次審査からファイナリストに残る確率を計算した場合は、合格率が約0.67%になり、倍率は149.375倍なので、一次審査を合格してからも難易度は相当であることが分かります。
生まれ変わっても。
好きってことかな?!笑私は、生まれ変わったら。
鳥になりたい。🕊💕笑#15時オリジナル pic.twitter.com/1oYYZ0fiMI— 足立 佳奈 (@kana1014lm) 2018年3月10日
このLINEオーディションにファイナリストに残ることができた計8組は業界へ大きなアピールをすることができたことでしょう。とはいえ、残念ながら『グランプリ』以外の各賞が無かったので、125,094組の中からグランプリを受賞された足立佳奈さんだけがソニー・ミュージックアーティスツへの所属権利を獲得することができました。
大規模または企画・コラボオーディションによっては『審査員特別賞』などを始めとした数種類の賞が用意されており、それぞれの賞を獲得した方に1人1人別の芸能事務所へ所属権利が与えられるといったケースもあります。足立佳奈さんの場合は125,094組の中から1組が選ばれたということになるので、合格率は約0.0008%になります。倍率はもちろん125,094倍です。
アニストテレスの合格率・倍率
アニメ好きの声優や歌手を目指す方が全国から集まるオーディションといえば『アニストテレス』ですが、2017年に開催されたVol.6では過去最多となる7,203人の応募者が集まったようです。一次審査から三次審査まで、それぞれの審査ごとの通過者数は公表されていないので分かりませんが、ファイナリストに残ったのは計12人でした。
つまり『アニストテレスVol.6』ではファイナリストに残るためには約0.167%の合格率、そして600.25倍の倍率の中から勝ち進んでいく必要がありました。このオーディションでは『審査員特別賞』と『グランプリ』の2つの賞があり、それぞれ受賞すればソニー・ミュージックアーティスツへの所属権利を得ることが可能です。
『アニストテレス vol.6』
ファイナルステージ終了いたしました!
グランプリ:田中みずな
特別賞: 悠月ひまり
戸谷菊之介
雨の中お越しいただきありがとうございました!ファイナリストの方、お疲れさまでした!#アニストテレス pic.twitter.com/i7lr6AI3lf— SMAオーディションスタッフ(公式) (@sma_audition) 2017年11月2日
さて、この年の12人のファイナリストから選ばれたのは、『審査員特別賞』を獲得された悠月ひまりさん・戸谷菊之介の2人と、見事『グランプリ』を獲得された田中みずなさんの計3人でした。つまり賞を獲得するまでの合格率はおおよそ0.042%になり、倍率は2,401倍ということになります。
仮に田中みずなさんが獲得された『グランプリ』の受賞を目指すのであれば、約0.014%の合格率、そして7,203倍という倍率の中で勝ち抜く必要があります。もはやここまでの高倍率であれば実力の他にも運要素が強く関わってくるので、取り敢えず『審査員特別賞』といった賞を獲得することができれば良しといったところ・・・。
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HuAHuAの合格率・倍率
全国オーディションとして開催された『SMA TEENS AUDITION HuAHuA 2013』ですが、2013年に開催された当時の応募総数は9,107通だったようです。現在はまだ2015年以降に開催された情報はありませんが、2018年以降に開催された場合は当時よりもさらに多くの応募者が集まることが推測されます。
さて、『SMA TEENS AUDITION HuAHuA 2013』では、9,107人の中から一次審査を突破できたのは約800人でした。つまり一次審査の合格率は約8.78%ほどになり、倍率も約11.4倍になるので、大手芸能事務所が開催するオーディションとしては比較的合格率は高いように思えます。
その後二次審査に何人が通過されたのかは分かりませんが、ファイナルプレゼンテーションに出場が決定したのは計14人だったようです。つまりファイナルプレゼンテーションに出場できる合格率は約0.154%ほどとなり、倍率は650.5倍ということになります。後に結成された『アイドルネッサンス』にはこのオーディションから13人の候補性が生まれることになります。
最終的に正式メンバー7人が決定されたことを含めると、かなり強引な計算になるものの、アイドルデビューを果たす事ができる合格率は約0.077%ほどになり、倍率は1301倍ということになります。『HuaHua』も毎回優秀者として選ばれる人数に決まりが無いので分かりませんが、今後また開催された時には倍率が3,000倍以上にはなるということは覚悟しておく必要がありそうです。
土屋太鳳・蓮佛美沙子を生んだオーディションの合格率・倍率
少し番外編になりますが、土屋太鳳さんや蓮佛美沙子さんを生んだオーディションといえば2005年に開催された『スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス』でした。このオーディションで『グランプリ』『準グランプリ』『審査員特別賞』のうちどれかを受賞することで、当時は子会社である『ウエストサイド』に所属することになりました。
直接ソニー・ミュージックアーティスツへの所属となるわけでは無かったのですが、後にウエストサイドは吸収合併されることになるので、ある意味では所属するきっかけの1つということになります。さて、当時このオーディションには37,749人の応募総数が集まり、1次審査を通過できたのはたったの894人ですので、合格率は約2.369%になり、倍率は約44.5倍ほど。
そのうち二次審査に通過できたのは計231人だったので、二次審査の合格率は約0.612%、そして倍率が約163.4倍ほどになります。さらにその中から三次審査に通過できたのは30人だったので、合格率は約0.0794%になり、倍率は1,258.3倍になります。しかしこのオーディションでは更に合格者を絞り、ファイナルに出場するまで4つの審査を受ける必要がありました。
ファイナルに出場できたのは計15人なので、ファイナルに出場するには約0.04%の合格率と2,516.6倍の倍率の中で勝ち進まないといけません。この15人の中から『グランプリ』に蓮佛美沙子さん、『準グランプリ』に関戸優希さん・水谷里歩さんの2人、そして『審査員特別賞』に高木古都さん・河原田麻亜里さん・土屋太鳳さんの3人が選ばれたので、最終合格率は約0.0159%の倍率が6,291.5倍でした。
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オーディションに合格するためには?
大手芸能事務所なだけにオーディションの合格を目指す方は非常に多いことと思いますが、どの大手芸能事務所でもオーディションで合格させるのは即戦力だと判断された方のみであることが現実です。いきなりソニー・ミュージックアーティスツへの所属を目指すよりも、まずは新人開発・発掘セクションの『SD』への所属を目指す方が無難でしょう。
というよりも、そもそもソニーミュージック(アーティスツ)が関わるオーディションに合格できた場合は、まずこういった新人開発の部門に送られると思われます。なので、仮にオーディションに合格できたとしても、それが必ずデビューに繋がるというわけではありません。先述したように、デビューまでには様々なレッスンを受け、そして気が進まない仕事にも積極的に受けていく必要があります。
メディアに出演していくためには必ずそのための力をつける必要があり、例えば二階堂ふみさんのようにスカウトされた場合であっても、短期間で非常に厳しいレッスンをこなしていたはずです。特に大規模なオーディションでグランプリを獲得した方の中には、その翌年に公開される映画への出演権なども獲得できる場合があるため、数ヶ月間でそれなりのレベルへと成長してもらわなければいけません。
ソニー・ミュージックアーティスツにはアーティスト・バンド・ユニットといった音楽業での活躍を目指している方から、女優・俳優・歌手・声優・モデルなどの分野での活躍を目指している方まで様々ですが、どちらにせよ所属するためには基礎や経験が必要になります。オーディションの多くでは参加条件に経験不問との掲載がされていますが、ド素人を合格させるほど甘い世界ではありません。
基礎力・知識・経験値をアップさせるには?
ソニー・ミュージックアーティスツを始めとして、スターダストプロモーションや研音、ホリプロやアミューズなどの大手芸能事務所に所属するためには、ただオーディションを受け続けるだけでは一向に合格することはできません。もちろん可能性は0ではありませんが、いつまでも0に近い確率の状態でオーディションを受け続けるくらいあれば、お金が掛かっても養成所などに通う方が良いでしょう。
世の中には養成所に対して「高いお金を払うだけ無駄な場所」と考える方が非常に多いですが、現実にはそんなあなたが無駄だと考えている“お金を支払って本気でレッスンを受けてきた方達”の方が先に芸能界デビューしているのです。この差は何なのか?それは今あなたの見ている目線が”お金のため”なのか“目標のため”なのかの違いかもしれません。
【大山蓮斗】
映画「去年の冬、きみと別れ」斎藤工さん演じる 木原坂雄大の幼少期役で #大山蓮斗 が出演!!
本日3/10(土)より全国ロードショー!#冬きみ @fuyu_kimi pic.twitter.com/UMRcXOfLP6
— テアトルアカデミー (@theatreacademy) 2018年3月10日
自分のスキルをアップさせたいのであれば、専門の本などを購入して独学で勉強することもオススメですが、経験だけは積むことが難しいです。もし世の中が独学で学べる頭の良い方ばかりがいれば、世の中には塾や習い事なんて存在しません。塾や習い事で学ぶことは、すでに実力がある先生から直接教えてもらうことができるので、独学よりも短期間で基礎・知識・経験を積むことが可能なのです。
逆にもし「自分にはアピールできるものが無い」と不安になっている方であれば、なおさら自分に合った養成所に通うことも検討してみましょう。オススメしたいのはテアトルアカデミーであり、タレント・声優・歌手・モデル・俳優・女優・お笑いなどの豊富なジャンルに富んだレッスンを受けながら仕事を得ることが可能です。不安を持っている方は、まずはテアトルアカデミーについて知ってみましょう。
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自分に合った芸能事務所を沢山見つけておく
というわけで今回はソニー・ミュージックアーティスツのオーディション倍率について紹介していきましたが、どれも合格するには相当の確率の中で勝ち進んでいかなくてはいけないということが分かります。大手芸能事務所に所属するのは高校や大学の入学倍率とはワケが違いますので、本気で所属を目指すなら、それ相応の力を身に付けてからにしましょう。
現在芸能界で活躍されている方の多くは、インタビューなどで「全くの素人な私が何故合格できたのか分からない」と謙遜される方が多いですが、その話の表面的な部分だけを受け止めて「なら私でも大丈夫かな!」と思ってしまうような方は合格することは難しいでしょう。その時点で合格者してきた方とは考え方が違うからです。試しでオーディションを受ける方であれば良いかもしれませんが・・・。
諦めるわけないでしょ?
そんな簡単に諦められない。
この女優って夢しか見れないんです。他の職業なんか私にとって意味がない。
女優じゃないと。例え、食事がちゃんと出来ない位貧乏でもバイトと勉強がしんどくてもそういう人達は今までに沢山いた。
諦めないよ?
— ❁ ヒ マ ワ リ ❁ (@___dietter0323) 2015年8月17日
中にはソニー・ミュージックアーティスツへの所属を1本に考えている方もいるかもしれませんが、正直なところ、自分が所属したいと思った芸能事務所に所属することは非常に難解です。何度もSMAのオーディションを受けて、いつかその思いが報われれば良いですが、結局いつまでも合格できずに年齢の問題で夢を諦めなければいけなくなった時のことを考えると・・・。
そうならないためにも、自分の中で「ここは私に合っているところかも!」と思った芸能事務所をできる限り沢山見つけましょう。大手芸能事務所に所属すれば必ず人気者になれるわけではありません。逆にどんなに知名度の低い芸能事務所に所属していたとしても、あなた自身が売れっ子になれば、必然的にあなたが所属している事務所は全国的に知られるようになるのですから。
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