門脇麦さんや東出昌大さん、そして満島真之介さんや満島ひかり(2018年3月1日に独立)さんなど、実力派の俳優・女優が所属していることで有名なユマニテ。少数精鋭として知られる芸能事務所ですが、その実績は凄まじく、日本全国でユマニテへの所属を目指している方は非常に多いようです。そんなユマニテのオーディション内容について気になっている方はいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ユマニテのオーディション内容について、結果を出すためには一体どういったことをすれば良いのかについて紹介していきたいと思います。少数精鋭の芸能事務所だけに、オーディションに合格するまでが非常に狭き門であるわけですが、もし所属することができればドラマ・映画・CM・舞台への出演は約束されたようなものであると考えて間違いありません。
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ユマニテとは一体どんな芸能事務所なの?
1981年の5月に設立された歴史ある芸能事務所で、過去にはあの小西真奈美さん(現:CATAMARAN所属)や椎名桔平さん(現:スターダストプロモーション所属)といった方々が所属していました。基本的に俳優・女優の輩出に強い芸能事務所であり、所属者一人一人を丁寧にマネージメントしているので、実力者ばかりが揃っていることでも知られます。
設立されてから35年以上経っているものの、現在の所属者が20人前後ほどと非常に少ないですが、誰もがドラマや映画に引っ張りダコである印象が強いです。ユマニテにはベテランだけではなく、特に現在は若手が所属している割合が多く、岡山天音さんや井之脇海さんといった俳優から三浦透子さんや蒔田彩珠さんといった女優などの活躍が目立ちます。
もちろん門脇麦さん・岸井ゆきのさん・安藤サクラさんといった女優陣にも目が離せません。一方でそれなりに歴史のある芸能事務所なのですが、ユマニテに関する情報は非常に少なく、公式HPを始めとして、どこを調べても詳しい詳細が載っているところがありません。
それだけにユマニテのオーディションに関する事前の対策を練ることが難しいため、どの芸能事務所でも同じことが言えますが、そう簡単に合格することはできません。公式HPにはユマニテが求める俳優像として『魅力×才能×人間力』を挙げており、オンリーワンの人材を確保することに力を入れているため、いわゆる“量産型”は求めていないということでしょうか。
ユマニテのオーディションが募集されている時期は?
ユマニテへの所属を目指していざオーディションに応募しようと思っても、一体いつ頃に募集されているのか分からないといった方もおられるようです。実は以前までユマニテではオーディションが年に1回しか公募されていなかったため、気が付いた時にはすでに募集が終了していたというケースが非常に多かったのです。
しかし公式HPによれば、最近では年に1回の公募から随時受付に変更されたので、いつでもオーディションに応募することが可能になりました。いつでも応募されているということもあり、気軽に応募できるようにはなりましたが、それによって合格率も上昇したというわけではありません。
ユマニテのオーディションに受けることができる年齢や条件
どの芸能事務所でも、ある程度オーディションを受けることができる条件というものが定められているのですが、ユマニテに関しては詳しい詳細などが公式HPに掲載されていません。なので、現段階では素人であっても経験がある方であっても、オーディション自体には受けることが可能です。
ただし年齢条件は定められており、12歳~25歳までの男女以外はオーディションへの応募条件の対象外となります。ルックスを重視している芸能事務所は数多く存在していますが、ユマニテに関してはそれよりも内面を重視しており、強いて言えば“実力主義”なところがあります。先ほど素人でも応募することが可能だと説明しましたが、やはりそれなりの実績が無ければ合格は難しいでしょう。
ユマニテのオーディションはどういった内容なのか?
さてここから本題ですが、一体ユマニテのオーディションで行われる内容はどういったものなのでしょうか?そもそも審査は何回行われるのか?非常に気になるところではあるのですが、残念ながらユマニテでは公式HPを始めとして、ネット上やSNSなどでも全くオーディションに関する情報がありませんので、実際に体験された方にしか分かりません。
とはいえ、芸能事務所のオーディションは根本的にどれもそこまで変わりがありません。基本的に一次審査(書類)→二次審査(実技・面接)→三次審査(面接)といったパターンであると考えておくと良いかもしれませんが、中には二次審査までしか無いオーディションから四次審査まで行われるケースもあります。
当然実際にユマニテのオーディションを受けてみないと分かりませんが、「(三次審査まではあるだろうな)」と事前に頭の中に入れておけばそこまで戸惑うようなことはないと思われます。ちなみに「ユマニテのオーディションに合格した方がいない」という噂や「合格後に売れっ子になった人はいない」という声がありますが、むしろその逆です。
例えば現在テレビで見ないことはないほどの人気女優の門脇麦さんは、過去にユマニテへ履歴書を送って見事オーディションに合格しています。その後、所属してから1年前後が経った頃には2011年に放送されたドラマ『美咲ナンバーワン!!』への出演で女優デビューを果たしています。もちろん他の所属者もCM・舞台・ドラマ・映画に引っ張りダコの売れっ子になっています。
オーディションの一次審査はどんな内容なの?
芸能事務所のオーディションでは、まず一次審査として書類審査に通過する必要があります。つまり当然オーディションの内容というものはありませんし、ここでは文字と写真による自己PRしかできないため、いかにして審査員の目に止まるようなキレイな写真・文章を見せることができるかが一次審査通過のカギになる部分になります。
最近はどの芸能事務所でも、オーディションには公式HPからWEBでの応募できるところが多いですが、ユマニテのオーディションに関しては郵送のみの応募となります。少し不便な感じも否めませんが、ユマニテはあえて郵送の形にすることによって応募者の色々な面を見ているのかもしれません。その一つとして、手書きでの応募になるために応募者の文字が審査基準に入るかもしれません。
ユマニテの書類審査で結果(合格)を出すためには?
応募用紙で重要となる主な部分は上半身・全身の2枚の写真と、志望動機・自己PR文になります。ただ、ユマニテに関しては、現在配布されている応募用紙には『自己PR』の項目がありませんが、その代わりに『趣味』や『特技』の欄でいかにアピールできるかが大切になります。
自己PR文には「○○が趣味(特技)です」だけ書いても審査員には響きません。合格するためには「私は○○というものが趣味(特技)で、○○大会で優勝(グランプリ)したこともあります」といった具体的な実績などを書きましょう。決してダラダラとして長文を書かずに、簡潔にまとめた文章にすると良いでしょう。
『学歴・職歴』や『芸歴』を記入する欄がありますが、特に『芸歴』という項目があるということは、やはりそれなりに芸能関係に関わった方が優遇されるのかもしれません。例えば赤ちゃん~子どもの頃から養成所や劇団に所属していた方であれば、二次審査で実際に実技を見てみたいと考える審査員は多いことでしょうから、その分チャンスは生まれやすいでしょう。
写真に関しては、スタイルが分かるような少しピッタリとした服装(スカートは避ける)がオススメで、服の色は無難に白か黒で統一するようにしましょう。女性に関しては、可愛く撮りたいからといってメイクをすることは厳禁です。必ずナチュラルメイクかすっぴんで写真を撮り、男性も女性もおでこが見えるくらいに前髪を上げて顔全体が判断できるかつ加工写真以外を用意するようにしましょう。
オーディションの二次審査では何が行われるの?
もちろんユマニテはオーディションの情報を公開していないので分かるはずもありませんが、基本的に二次審査の多くでは実技審査と面接が行われることが多いです。多くの芸能事務所では、素人であっても一人一人の将来性を審査することが多いですが、ユマニテに関してはある程度の演技スキルと個性が無ければ合格することはできないかもしれません。
ユマニテではどのような実技審査が行われるか分かりませんが、簡単な演技・歌・ダンスといった実技が行われるのではないかと推測されます。その後には面接で軽い質疑応答が行われるかもしれませんので、変に緊張せずに堂々とした受け答えをしたいところです。決して難しい質問がされるわけではありませんので、気楽に構えるくらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
ユマニテの二次審査に合格するためのポイントとは?
芸能事務所が開催しているオーディションの中で最も落選させられるのが二次審査になります。書類審査では「落ちてもいいや」という方や「何となく応募してみよう」という方からの応募も多いので、人数が多くなりがちです。しかし、二次審査には本気で所属を目指す方が残るので、ここからがある意味オーディションの本番でもあります。
芸能事務所によって違いますが、一次審査の通過結果が届いた時に、または会場などで事前に二次審査で披露する実技の説明が行われることが多いです。先ほども説明したように、決して難易度の高い実技を求められることはありませんので、説明された後には「自分であればこう表現する」というイメージとともに実技審査に臨みましょう。
審査員にアピールすることは重要なことですが、あまり意識し過ぎないように気をつけたいところです。審査員にとっては、二次審査で実際に応募者と会うことによって、その人の素の部分や秘めた可能性などを見たいのです。演技の上手い下手はそこまで重要では無く、そういった実技の面は事務所へ所属した後に叩きこめば良いだけです。
ユマニテでは魅力と人間力を重視しているようなので、面接は特に重要視しておきたいポイントになります。礼儀やマナーは当然ですが、会話のテンポを意識しながら、最低限自分の目標などはスラスラ言えるようにはしておきたいところ。無愛想な印象は残さず、出来る限り自然な笑顔で質疑応答の受け答えをすることで審査員に良い印象を与えつつ、臆することなく堂々と面接に臨みましょう。
オーディションの三次審査(面接)で大切なこと
そもそもユマニテのオーディションでは三次審査が行われているのかどうかも分かりませんが、仮に三次審査があれば面接が行われると思われます。二次審査の面接とは違って、もう少し具体的な質疑応答が行われることも多いのですが、だからといって決して難しい質問をされるわけではありませんので安心しましょう。
芸能事務所の中には、三次審査まで通過できる方はすでにオーディションに合格した方のみであるというケースもあります。つまり所属後の説明等が行われるという場合もあるということですが、ユマニテに関しては詳細が不明です。ただ共通して言えることは、三次審査に通過しても決して油断はしないようにしておきたいところです。
飾った自分よりも自然な素の自分を見せること
オーディション合格者のみが三次審査に呼ばれるケースもあるという話をしましたが、それは非常に少ない例であり、合格目前の三次審査で落選したという方は多いです。合格したと思って三次審査で気を緩めてしまうと、その分だけ落選した際の後悔は大きいので、最後まで気を引き締めてオーディションに臨むようにしたいところ。
だからといって気を引き締め過ぎると空回りしてしまうことが多いので、あくまで自然体に。ユマニテのオーディションとは別ですが、岡山天音さんはオーディション合格のヒントとして「心も頭も自由にして、その場を楽しむようにしている」と言葉を残しています。自分をよく見せようという方も多いそうですが、合格のヒントは素の自分を見てもらうことなのだそうです。
ユマニテのオーディション結果はいつ届くの?
オーディションに応募した方にとって気になることの一つに結果通知がいつ届くのかというものがあります。こちらも現在ユマニテの公式HPにはQ&Aや詳細が掲載されていませんが、ほとんどの芸能事務所では約1週間~1ヶ月の間に連絡をするというケースが多いようです。場合によっては数日で届くこともあるようですが、気持ち的には1ヶ月ほど待つと思っておく方が無難でしょう。
逆に1ヶ月半~2ヶ月経っても全く連絡が来ない場合は、落選したと思って別のオーディションに応募しても良いかもしれません。一般的にオーディションの結果通知は合格者のみにしか届くことはなく、わざわざ落選者に連絡することはありません。一次審査で事務所へ送った書類などは、個人情報の流出を守るために徹底的に管理されるので心配ありません。
ユマニテのオーディションの合格率(倍率)はどれくらい?
結果通知に続いて、世間からよく質問に挙がるのがオーディションの合格率になります。合格率に関しても、ユマニテがオーディションの応募者総数や合格者の人数を公表しない限りは計算することはできませんし、そもそも芸能事務所の多くでは随時オーディションの結果などを公式HPなどに掲載することはありません。
強いて言うのであれば、ユマニテはトップコートやスウィートパワーのような少数精鋭の芸能事務所になるので、事務所に所属するには10,000人以上に1人くらいの確率であると考えておいた方が良いかもしれません。合格率が低いものには約0.009%ほどで、倍率も数千倍~数万倍の数字が計算できるオーディションも中にはあります。
オーディションに合格するための必要な力を付ける
人気タレント達が所属している芸能事務所のオーディションに合格するためには、武器となる何かしらのスキルが必要になります。中には全く素人の方を獲得する芸能事務所もありますが、そのほとんどはスカウトされるような方ばかりであり、事務所や社長から“光る何か”を持っていると判断された方だけに限られます。
ユマニテに限らず、芸能事務所に所属している大半の人気タレント達は何かしらの資格や実績を持っている方が多いです。井之脇海さんが劇団ひまわりに所属していたように、まずは劇団や養成所などに通って芸能人として必要な力を付けましょう。オススメとして業界最大手のテアトルアカデミーなどがあり、しっかり基礎を身に付けてから芸能事務所への所属を目指すことが近道の1つです。
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芸能界では甘い覚悟では生き残れないと心得ておく
「芸能界が甘い世界ではないことは知っている」と頭では考えている方は多いと思いますが、恐らくその考えはまだまだ甘い妄想程度であり、現実は自分では想像ができない遥か上にある厳しい世界です。さらに、芸能界は事務所に所属することがゴールではありませんし、むしろスタート地点に立った程度です。
芸能界の厳しさや難しさを痛感するのは芸能事務所に所属してからであり、「○○なドラマや映画に出たい!」等という甘い考えは通用しません。例えば門脇麦さんは21歳の時に映画『愛の渦』にて自身の裸姿を公開しました。映画出演のためのオーディションでは若手女優達がバスタオル姿で受け、深いプライベートな質疑応答に耐えられなくなって泣きながら会場を出ていく女性も多かったのだとか。
そんな中、門脇麦さんは最終審査にて映画監督(男性)の前で裸になり、その強い女優魂を見せつけたことにより見事出演資格を獲得しました。過激な描写の強い映画なので、女性のあの声の出し方が重要になり、門脇麦さんにもダメ出しが続いたそうです。しかし彼女は決して諦めず、1人でカラオケボックスにこもり、ずっと色気のある“あの声”を出す練習を続けたのだとか。
そんな努力もあってか、門脇麦さんは『愛の渦』への出演がきっかけで一気に仕事のオファーが舞い込むようになったのです。裸になれば人気者になれるという単純な話ではなく、門脇麦さんのように“何が何でも業界で生き残る強い覚悟”が必要だということです。審査員達はそんな覚悟ある応募者を見極めるプロなので、ユマニテのオーディションを受ける際には覚悟を持って臨むようにしましょう♪