『ヒカル』さんを始めとして、『ねお』さんや『きりたんぽ』さん、『禁断ボーイズ』さんや『怪盗ピンキー』さんといった数々の有名YouTuber達が所属していることで知られる事務所『株式会社VAZ』ですが、2017年6月9日から『VAZ次世代オーディション2017』が開催され、女性クリエイターの一般公募を募りました。

そして約2ヶ月後の8月12日に『VAZRIDE』にて最終審査が行われ、会場内でグランプリの発表がされました。今回はそんなVAZのオーディションによるグランプリ結果について、つまり賞を獲得された女性達を一人ずつ紹介していきたいと思います。※公式サイトに掲載されている女性クリエイター限定です。

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『Mel TV賞』を獲得したHINA

『VAZ次世代オーディション2017』にてグランプリは逃したものの、見事『Mel TV賞』を獲得された女子大学生である“HINA”さんがVAZに所属されることになりました。彼女いわく元から芸能界への憧れがあったらしく様々な芸能オーディションを受けていたそうですが、残念ながらどれも落選していたのだとか。

その厳しい現状から就活の道も考えていた中、株式会社VAZに出会い、最後の望みとしてオーディションを受けたのだとか。動画などに関してそこまで知識や経験が無かったものの、見事なハングリー精神によって『VAZ ACADEMY』としてVAZ所属の権利を勝ち取りました。

『Mel TV』って何のこと?

ここで少し「Mel TVとは何ぞや?」という方もいらっしゃると思うので簡単に説明しておきましょう。この『Mel TV』とは、世間のリスター達からの共感を得たことで人気者となったインフルエンサー(影響のある人物)によって10代・20代をターゲットにしたYouTubeチャンネルのことです。

元々は株式会社VAZが2017年3月15日にインターネット発となるブランド『Mel』創設したことが始まりでした。「ちょっと未来のカワイイ」をコンセプトに新時代のファッション雑誌を制作していくとのことで、今後はWEBマガジンや動画も使用しながらビジネス展開をしていくようです。

『109賞』を獲得した岩咲ふう

こちらもグランプリを逃してしまったものの、見事に『109賞』を獲得した“岩咲ふう”さん。彼女は『ニコニコ動画』などで“踊ってみた”などの動画を数多く投稿している女性であり、地下アイドル『乙女☆シスターズ』のメンバーとしても活動しているようです。

情報がまだ少ないため、『109賞』を受賞したことでどのような特典があったのか現在分かってはいません。彼女は残念ながらVAZに所属することはできませんでしたが、SNS(Twitter)ではフォロワー数が約5,000人と固定ファンも多いようです。今後の活躍に注目したい女性ですね♪

『WEGO賞』を獲得したあいなん

『VAZ次世代オーディション2017』にて見事に『WEGO賞』を受賞した“あいなん”さんはMixChannel(ミクチャ)や読者モデルとして活動しているようで、2018年に16歳となるまだまだピチピチの女の子です。「有名になりたい」という願望を強く持っている彼女の今後の活躍に期待したいですね♪

ちなみに『WEGO賞』を受賞した特典としては、その名の通り『WEGO』の洋服をプレゼントされるようです。本人が以前から望んでいた夢も叶い、晴れてVAZに所属することになりました。YouTubeのチャンネルも創設し、YouTuberとしての彼女も注目していきたいところ。

『Mel TV』と『LINE LIVE賞』を獲得したかてぃ

こちらも残念ながらグランプリ受賞は獲得できなかったものの、『Mel TV賞』と『LINE LIVE賞』の二つを受賞した“かてぃ”さん。彼女の独特のキャラクターと世界観には、あの人気バンド『凛として時雨』のドラムを担当するピエール中野さんも「とんでもない逸材」と評価しています。

講談社が主催する『ミスiD2017』というアイドルオーディションでは個人賞として『大森靖子賞』を受賞しているという実績もあります。VAZに所属することは叶いませんでしたが、『LINE LIVE賞』の特典として『LINE LIVE』のスタジオを無償で使用できる権利が与えられ、さらに公式ちゃんねるにも出演できるため、今後頭角を現す可能性が大いにあります。

『スマートライフ賞』を獲得したまあたそ

『岡山が生んだ奇跡の不細工』というキャッチコピーで、メイク動画などで話題になって元からすでに人気者だった“まあたそ”さんですが、見事『スマートライフ賞』を受賞しました。彼女はすでに自身のブランドを持っているため、今後の活躍は継続していくことでしょう。

『スマートライフ賞』の特典として、女性限定の『バズハウス』というシェアハウスが提供され、個々の部屋やスタジオも使用できるようです。すでに人気のあるクリエイターだったからか、VAZに所属した彼女はクリエイター部門に採用されているようです。

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『準グランプリ賞』を獲得したコウメ

『VAZ次世代オーディション2017』にて見事に準グランプリを果たした“コウメ”さん。2016年8月19日からすでにYouTubeにて動画を投稿していましたが、この準グランプリ受賞をきっかけに、今後有名YouTuberの仲間入りを果たすのか注目されています。

VAZに所属することになったことはもちろんのことですが、『準グランプリ賞』の特典としてVAZのアカデミーに所属権利と『バズハウス』が提供されます。早くもネット上では「可愛過ぎる」との声も相次いでおり、今後人気女性YouTuberの仲間入りとなるか!?

『グランプリ受賞』を獲得したとく茶

オーディションの応募総数は確認できませんでしたが、栄えある『グランプリ賞』を受賞したのは“とく茶”さんでした。数多くのライバルの中から見事に1位という栄光を勝ち取ったとく茶さんですが、2017年11月29日の時点でYouTubeのチャンネル登録数が782人。780人の登録者数であるコウメさんとは良きライバルとなるか!?

『グランプリ賞』では特典も豪華であり、VAZへの所属やバズハウスの提供はもちろんのこと、『Mel TV』への出演確定や『LINE LIVE』の番組出演権などなど。しかし、今後はグランプリ受賞者として強いプレッシャーと闘っていく必要が出てくるかもしれません。とく茶さんの今後の活躍に要チェックですね♪

VAZ次世代オーディション2017の結果に不満の声も

ネット上やSNS上の一部ではこのオーディションの結果に不満を抱いている人もちらほらといらっしゃるようです。その中の理由としては「グランプリや準グランプリを受賞した以外のオーディション参加者でもVAZに所属できるの?」という疑問だったようです。

確かにVAZの公式サイトを見てみると、グランプリ受賞者はVAZに所属の権利が与えられ、準グランプリ受賞者にはVAZアカデミーに所属する権利が与えられるかのような掲載がされています。それ以外の賞では一切VAZへの所属権利に関しては記載されていません。

とく茶さんのVAZ所属やコウメさんのVAZアカデミー所属は納得できるものの、VAZ所属のまあたそさんやVAZアカデミー所属のHINAさんについては獲得した賞だけで言えばVAZ所属の権利は与えられないはずですよね?一体これはどういうことなのか?

考えられるとするならば、恐らくこれはVAZ側による“スカウト”という形で二人を採用されたのかもしれません。もしかすれば、この二人には“光る何か”があったのかも・・・?「納得いかない!」と嫉妬する前に、まずは最低でもファイナルまで勝ち進んだ実績を出してからでないと“負け犬の遠吠え”と思われてしまいます。

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最後に

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今回のオーディションによって世間から賛否両論の声が飛び交いましたが、VAZ側としても初の一般募集を募ったということでもありますので、今後どんどん改善していくと思われます。初めは温かい目で見てあげることが必要かもしれません。

そしてこのオーディションによってVAZへの所属を勝ち取った女性クリエイターの方々に対して素直に「おめでとう」と言える器の大きさも必要でしょう。

『VALU』騒動によって一時大炎上にまで発展してしまった株式会社VAZですが、これをきっかけに更に大きな会社に成長していくことに期待したいところ。

どんどんネット社会へとなっている現状、やはりネットやITに強い会社は今後も生き残っていくと思われるので、ジャンルとしては株式会社VAZも十分に期待できます。2018年以降もオーディションは開催される可能性が高いので、VAZへの所属を望むのであれば、今の内から自分の武器を作っておきたいところですね♪